ヒート・マップ分析の作成

ヒート・マップには、マップ上のデータの相対密度を表すさまざまな色が表示されます。

このタスクについて

ヒート・マップ分析では、選択されたすべてのデータが評価され、データ分布の相対密度が表示されます。ヒート・マップとホット・スポットの違いは、ホット・スポット分析ではデータのクラスターを検出し、そのクラスターをホット・スポットとして表示します。ヒート・マップでは、クラスターを検出することなく相対密度を表示します。例えば、選択されたエリアの駐車違反切符のヒート・マップでは、違反切符の密度の高低が表示されます。

手順

  1. ヒート・マップ分析を作成するためのオプションを選択します。
  2. 「一般」「日時」「場所」、および「対象」の各ページの必須値を指定します。 データ・ソースの最小プロパティーで時刻と日付のフィルタリングがオプションとなるように管理者が構成している場合は、「日時」ページで指定された時刻と日付のフィルター設定を適用しないことを選択できます。クロック・アイコンが、「対象」ページの、オプションの時刻と日付のフィルタリングが構成されているデータ・ソースの横に表示されます。クロック・アイコンをクリックして、時刻と日付のフィルタリングを有効にしたり、無効にしたりできます。
  3. 「分析の詳細」ページで、グリッドの寸法をマイルとキロメートルのどちらで設定するかを選択し、各グリッド・セルの寸法を指定します。 例えば、各グリッド・セルの一辺を 0.25 マイルとして指定します。 分析の結果、セルの数が多くなり過ぎ、マップ上に表示されない場合、セルの寸法を大きくするか、境界エリアを小さくしてください。
  4. 「外観」ページで、タイムラインに表示する時間間隔、ヒート・マップの透明度、値タイプ (パーセンテージまたはカウント)、値範囲ごとに表示する色を選択します。
  5. オプション: 分析結果の準備ができたときに通知する担当者と、分析を定期的に実行するかどうかを指定します。
  6. 「保存して実行」をクリックします。
  7. 結果を表示するには、「分析」ウィンドウを開いて「ヒート・マップ」ペインを展開し、分析を選択します。

タスクの結果

ヒート・マップの結果がマップ上に色付きのグリッドとして表示されます。 マウスをセルに合わせると、そのセルの値が表示されます。詳細を表示するには、グリッド・セルをクリックします。そのセル内の個々のイベントを表示するには、セルをドリルダウンします。
制約事項: ヒート・マップ上でズームアウトを行うと、予測不能なスケーリングが発生する場合があります。