DB_LOCALE 環境変数は、データベース ロケール を指定します。データベース サーバは、このデータベース ロケールを使用して、ロケールを区別するデータを処理します。
>>-DB_LOCALE--language--_--territory--.--code_set--+-----------+->< '-@modifier-'
modifier を指定することにより、language および territory の設定値によって 暗黙指定される国/地域別情報の設定値が修正されます。modifier は、ロケールによりサポートされる ローカライズ照合順序を指示できます。例えば、@modifier を設定して 辞書または電話帳の照合順序を指定できます。
DB_LOCALE fr_ca.8859-1
glfiles ユーティリティを使用して、UNIX システム上で 使用できる GLS ロケールのリストを生成できます。詳しくは、glfiles ユーティリティ (UNIX)を参照してください。
SET COLLATION 文は、DB_LOCALE ロケールの COLLATION 設定値とは異なる ローカライズ順序の照合を、現行セッションに指定できます。この指定は、各国語文字 (NCHAR) 型データ値と 各国語可変長 (NVARCHAR) 型データ値のソート操作に影響を及ぼします。
クライアント コンピュータに DB_LOCALE を設定しない場合、クライアント アプリケーションは、データベース ロケールが CLIENT_LOCALE 環境変数の値を持っていると仮定します。ただし、クライアント アプリケーションは、接続要求時に、このデフォルト値を データベース サーバに送信しません。
DB_LOCALE への変更内容は、HKEY_LOCAL_MACHINE の下の Windows レジストリ データベースにも入力されます。