DELIMITER 節を使用すると、区切り記号を指定して、入力ファイル内の各行の各列に指定されているデータを区切ることができます。区切り記号としてタブ (CTRL-I) または
空白 (= ASCII 32) を指定できます。次の文字は、区切り記号として使用できません。
- 円記号 (¥)
- 復帰改行文字 (CTRL-J)
- 16 進数 (0 から 9、a から f、A から F)
この節を省略すると、データベース サーバにより環境変数 DBDELIMITER が検査されます。DBDELIMITER 環境変数の設定方法については、「IBM Informix SQL ガイド: リファレンス」を参照してください。
DBDELIMITER 環境変数が設定されていない場合は、デフォルト区切り記号としてパイプ ( | ) が使用されます。
次の例は、区切り文字としてセミコロン (
; ) を指定します。この例では、
Windows のファイル命名規則を使用します。
LOAD FROM 'C:¥data¥loadfile' DELIMITER ';'
INSERT INTO orders;