INDEX 関数

構文

INDEX (string, substring, occurrence)

説明

INDEX 関数を使用すると、string 内の substring に指定された出現の開始文字位置を返します。

string は、有効なストリングとして評価される式です。string は、サブストリング式に対して検査されます。

occurrence には、見つける対象である substring の出現を指定します。

substring が見つかり、出現基準に合っている場合、サブストリングの開始文字位置を返します。substring が空白ストリングの場合、1 が戻ります。サブストリングの指定した出現が見つからない場合、または、stringsubstring が、NULL 値であると評価される場合は、0 が戻ります。

occurrence が NULL 値として評価されると、INDEX 関数は正しく実行されずプログラムはランタイム・エラー・メッセージを出力して終了します。

PICK、IN2、および REALITY フレーバー

PICK、IN2、REALITY フレーバー・アカウントでは、サブストリングの一部が一致したかどうかに関係なく、次の文字で照合が続けられます。$OPTIONS ステートメントの COUNT.OVLP オプションを使用すると、IDEAL フレーバー・アカウントと INFORMATION フレーバー・アカウントで、この動作を取得できます。

Q='AAA11122ABB1619MM'
P=INDEX(Q,1,4)
PRINT "P= ",P
*
X='XX'
Y=2
Q='P1234XXOO1299XX00P'
TEST=INDEX(Q,X,Y)
PRINT "TEST= ",TEST
*
Q=INDEX("1234",'A',1)
PRINT "Q= ",Q
* サブストリングを検出できない
*
POS=INDEX('222','2',4)
PRINT "POS= ",POS
* サブストリングの出現 (4) は存在しない

次のプログラム出力が得られます。

P=       12
TEST=    14
Q=       0
POS=     0