ASNCLP プログラムを実行するための Java 環境のセットアップ (Linux、UNIX、Windows)
ASNCLP プログラムは、Java™ 環境で実行されます。 Linux、UNIX、および Windows で ASNCLP プログラムを実行するには、PATH 環境変数に Java ランタイム環境へのパスが含まれている必要があります。
バージョン 9.7 フィックスパック 2 以降、ASNCLP プログラムは、コマンドを処理する前に、 Db2 とともにインストールされた Java ランタイム環境 (JVM) へのパスを自動的に設定します。
IBM® Data Server Runtime Client以外のすべての Db2® 製品の場合、 Db2 Database for Linux®、UNIX、および Windows のインストール・プロセスにより、SDK for Java が自動的にインストールされます。 SDK をインストールする必要がある場合は、 IBM developerWorks®の「IBM developer kits」ページ ( http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/index.html) にアクセスしてください。 IBM SDK for Java は、ASNCLP プログラムを実行する予定のコード・ページをサポートしている必要があります。 コード・セットがオペレーティング・システム用の IBM SDK でサポートされていない場合は、SDK がコード・ページをサポートする別のオペレーティング・システムで ASNCLP を実行する必要があります。 例えば、文字セット 5026 (Cp290) は、 IBM JDK for HP-UX および Solaris ではサポートされないため、 Linux、 AIX®、または Windows から ASNCLP を実行する必要があります。
PATH 環境変数に Java ランタイム環境へのパスが含まれていない場合は、以下の手順を使用します。
プロシージャー
INSTDIR\java\jdk
ここで、 INSTDIR は Db2 インスタンス・ディレクトリーです。 Linux および UNIX の場合、インスタンス・ディレクトリーは INSTDIR/sqllib ディレクトリーです。ここで、 INSTDIR はインスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです。 Windows の場合、インスタンス・ディレクトリーは、 Db2 がインストールされた ¥ sqllib ディレクトリーです。
用例
export
PATH=$PATH
:/u/INSTDIR/sqllib/java/jdk
set PATH=%PATH%;%\INSTDIR\sqllib\java\jdk
db2 update dbm cfg using JDK_PATH c:\progra~1\ibm\sqllib\java\jdk