XPath 式は、ノード・セット、ストリング、ブール値、または数値を戻します。
以下の演算子を XPath 式で使用できます。
- 加算演算子
- 形式: +
- 2 つの数値を加算します。
- またこれを使用して、数値結果を戻す 2 つの式を加算することもできます。
- 負演算子
- 形式: -
- これは、2 つの数値の差を求めます。
- 負演算子 (-) は、数値表現の負の値を示します。
- 乗算演算子
- 形式: *
- 2 つの数値を乗算します。
- 除算演算子
- 形式: div
- 2 つの数値を除算し、浮動小数点を戻します。
- Mod 演算子
- 形式: mod
- 2 つの数値を除算し、その剰余のみを戻します。
- 等号演算子
- 形式: =
- 式が指定の値と等しい場合、この演算子は TRUE を戻します。式が指定の値と等しくない場合、この演算子は FALSE を戻します。
- 例: price=7.80
- 戻り: price が 7.80 の場合は TRUE、price が 7.90 の場合は FALSE
- 不等号演算子
- 形式: !=
- この式が指定の値と等しくない場合、この演算子は TRUE を戻します。この式が指定の値と等しい場合には、この演算子は FALSE を戻します。
- 例: price!=7.80
- 戻り: price が 7.90 の場合は TRUE、price が 7.80 の場合は FALSE
- 「より小」演算子
- 形式: <
- 2 つの数値表現を比較して、expression1 が expression2 よりも小さいかどうかを判別します。小さい場合には、この演算子は TRUE を戻します。expression1 が expression2 以上の場合には、この演算子は FALSE を戻します。
- 例: price<7.80
- 戻り: price が 7.00 の場合は TRUE、price が 7.80 の場合は FALSE
- 「より小か等しい」演算子
- 形式: <=
- 指定された 2 つの数値表現を比較して、expression1 が expression2 以下かどうかを判別します。以下の場合には、この演算子は TRUE を戻します。expression1 が expression2 よりも大きい場合には、この演算子は FALSE を戻します。
- 例: price<=7.80
- 戻り: price が 7.00 の場合は TRUE、price が 7.90 の場合は FALSE
- 「より大」演算子
- 形式: >
- 2 つの数値表現を比較して、expression1 が expression2 よりも大きいかどうかを判別します。大きい場合には、この演算子は TRUE を戻します。expression1 が expression2 以下の場合には、この演算子は FALSE を戻します。
- 例: price>7.80
- 戻り: price が 7.90 の場合は TRUE、price が 7.80 の場合は FALSE
- 「より大か等しい」演算子
- 形式: >=
- 2 つの数値表現を比較して、expression1 が expression2 以上か (TRUE)、expression1 が expression2 未満 (FALSE) であるかを判別します。
- OR 演算子
- 形式: or
- 論理和。
- AND 演算子
- 形式: and
- 論理積。
- 括弧演算子
- 形式: ( )
- 式で実行される演算子の順序を制御します。括弧によって、順序に関する通常の優先順位がオーバーライドされ、括弧内の式が最初に評価されます。括弧がネストされると、最も内側の括弧の内容が表示されてから、外側の括弧の内容が評価されます。
- ブール演算子
- 形式: [ ]
- 現行テキスト内にあるすべてのノードで、フィルターがブールとして評価されます。
ブール評価が TRUE の場合、ノードは戻りセットに組み込まれます。
そうでない場合、ノードは除外されます。
フィルターは大括弧で囲みます。
- ルート演算子
- 形式: /
- ルート・ノードから選択します。
- Anywhere 演算子
- 形式: //
- どの場所にあるものであれ選択項目と一致する、文書内のノードを選択します。
- 属性演算子
- 形式: @
- ノードの属性を識別します。