![[z/OS]](ngzos.gif)
キュー共有グループを使用する DQM のための IBM MQ for z/OS の準備
IBM® MQ for z/OS®でキュー共有グループを使用する分散キューイングを構成するには、このセクションの説明に従ってください。
キュー共有グループを使用した構成例については、 構成例-キュー共有グループを使用する IBM MQ for z/OSを参照してください。 キュー共有グループを使用するメッセージ・チャネルの計画例については、 キュー共有グループを使用する z/OS におけるメッセージ・チャネルの計画例を参照してください。
通信を設定するために必要なコンポーネントを作成したら、通信の設定IBMMQ for z/OSキュー共有グループの使用。
キュー共有グループを使用する際のチャネルの監視および制御方法については、以下を参照してください。チャンネルの監視と制御z/OS。
キュー共有グループの概念および利点については、以下のセクションを参照してください。
サービス・クラス
共有キューとは、さまざまなサービス・クラスを備えた一種のローカル・キューのことです。 共有キュー上のメッセージはカップリング・ファシリティー (CF) に保管されます。そのため、キュー共有グループ内のどのキュー・マネージャーからでもアクセスすることができます。 共有キュー上のメッセージの長さは、100 MB を超えないものでなければなりません。
汎用インターフェース
キュー共有グループには、ネットワークがグループを単一のエンティティーと見なすのに必要な汎用インターフェースがあります。 このように見なされるには、グループ内のどのキュー・マネージャーに接続するのにも使用できる単一の汎用アドレスを設けます。
キュー共有グループのすべてキュー・マネージャーは、その汎用アドレスに論理的に関連したアドレスで、インバウンド・セッション要求を listen します。 詳細については、ルー6.2キュー共有グループのTCP/IPリスナー。
ロード・バランス・チャネル開始機能
共有伝送キューは、キュー共有グループ内の任意のチャネル・イニシエーターで実行されているアウトバウンド・チャネルを利用することができます。 ロード・バランス・チャネル開始機能によってチャネル・コマンドの宛先が決められます。 所定の通信サブシステムにアクセスできる適切なチャネル・イニシエーターが選ばれます。 例えば、TRPTYPE(LU6.2) と定義されたチャネルを、TCP/IP サブシステムにしかアクセスできないチャネル・イニシエーターで開始することはできません。
どのチャネル・イニシエーターが選択されるかは、チャネル・イニシエーターのチャネル・ロードと余力によって決まります。 チャネル・ロードとは、チャネル・イニシエーターのパラメーターに定義されている最大許容アクティブ・チャネル数に対する実際のアクティブ・チャネル数のパーセントのことです。 余力とは、実際のアクティブ・チャネル数と最大許容数の差のことです。
受信共有チャネルは、汎用アドレスを使用することでキュー共有グループ全体で負荷分散できます。ルー6.2キュー共有グループのTCP/IPリスナー。
共用チャネルの回復
以下の表に、共用チャネルでの障害の種類とそれぞれの種類別の対処法を示します。
| 失敗のタイプ: | 障害の内容とその対処 |
| チャネル・イニシエーターの通信サブシステムの障害 | 通信サブシステムに従属しているチャネルは、チャネル再試行に入ってから、ロード・バランス開始コマンドによって、該当するキュー共用グループ・チャネル・イニシエーターで再始動されます。 |
| チャネル・イニシエーター障害 | チャネル・イニシエーターに障害が起きましたが、それに関連したキュー・マネージャーはアクティブのままです。 キュー・マネージャーは障害をモニターし、回復処理を開始します。 |
| キュー・マネージャー障害 | キュー・マネージャーに障害が起き、それに関連したチャネル・イニシエーターに障害が起きました。 キュー共用グループ中の他のキュー・マネージャーが、イベントをモニターし、ピア回復を開始します。 |
| 共用状況障害 | チャネルの状態情報は Db2® に保存されているため、 Db2 への接続が失われると、チャネルの状態に変更が生じた場合にエラーが発生します。 実行中のチャネルは、このリソースにアクセスできなくても実行を継続できます。 Db2 へのアクセスで障害が起きると、チャネルは再試行に入ります。 |
クライアント・チャネル
個々のキュー・マネージャーにではなく汎用インターフェースに接続されているキュー共有グループ内のメッセージの高い利用性をクライアント接続チャネルで活用することができます。 詳しくは、クライアント接続チャネルを参照してください。