パブリケーション有効範囲

パブリッシュ/サブスクライブ・クラスターまたはパブリッシュ/サブスクライブ階層を構成する場合、パブリケーションの有効範囲により、キュー・マネージャーがリモート・キュー・マネージャーにパブリッシュを転送するかどうかをさらに制御することができます。 パブリケーションの有効範囲の管理には、PUBSCOPE トピック属性を使用します。

パブリケーションがリモート・キュー・マネージャーに転送されない場合、ローカル・サブスクライバーだけがそのパブリケーションを受け取ります。

パブリッシュ/サブスクライブ・クラスターを使用する場合、パブリケーションの有効範囲は、主に、トピック・ツリーの特定の場所にあるクラスター・トピック・オブジェクトの定義によって制御されます。 パブリケーションの有効範囲を設定するときには、パブリケーションがクラスター内の他のキュー・マネージャーに流れるようにしなければなりません。 クラスター・トピックのパブリケーションの有効範囲を制限するのは、特定のキュー・マネージャー上の特定のトピックを細かく制御する必要がある場合だけにしてください。

パブリッシュ/サブスクライブ階層を使用する場合、パブリケーションの範囲は主に、 サブスクリプションの範囲属性と組み合わせたこの属性によって制御されます。

PUBSCOPE 属性は、特定のトピックに対して行われるパブリケーションの有効範囲を判別するために使用されます。 この属性には以下のいずれかの値を設定できます。

QMGR
パブリケーションは、ローカル・サブスクライバーだけに送信されます。 これらのパブリケーションはローカル・パブリケーション と呼ばれます。 ローカル・パブリケーションはリモート・キュー・マネージャーに転送されないため、リモート・キュー・マネージャーに接続されたサブスクライバーはそれを受信しません。
ALL
パブリケーションの送信先は、パブリッシュ/サブスクライブ・クラスターまたはパブリッシュ/サブスクライブ階層内のリモート・キュー・マネージャーに接続されたサブスクライバーと、ローカル・サブスクライバーになります。 これらのパブリケーションはグローバル・パブリケーション と呼ばれます。
ASPARENT
トピック・ツリー内の親トピックのPUBSCOPE設定を使用します。

MQPMO_SCOPE_QMGR メッセージ書き込みオプションを使用して、パブリッシャーはパブリケーションをローカルに行うかグローバルに行うかを指定することもできます。 このオプションを使用する場合には、PUBSCOPE トピック属性を使用して設定されているすべての動作がオーバーライドされます。