[Windows]

クライアント・インストール用の応答ファイルの作成および使用

応答ファイルで定義される追加プロパティーを指定するパラメーターを 使用して、msiexec コマンドを使用することができます。 クライアント・インストール用の応答ファイルを作成する方法は 3 つあります。

本タスクについて

応答ファイルは ASCII テキスト・ファイルで、Windows .ini ファイルのような形式で、スタンザ [Response] が含まれています。 [Response] スタンザには、 通常の場合に対話式インストールの一部として指定されるパラメーターの一部またはすべてが含まれます。 パラメーターは、property=value の組の形式で指定されます。 応答ファイル内のその他のスタンザはすべて msiexec に無視されます。

IBM® MQ と一緒に提供される応答ファイルの例には、Response.ini があります。 このファイルには、デフォルトのインストール・パラメーターが含まれます。

レスポンスファイルの使用と、msiexecコマンドラインパラメータの説明msiexec を使用したクライアント インストールのコマンド ライン パラメータの指定

表1応答ファイルで使用できるパラメータを表示します。 これらのパラメーターは、コマンド行でも使用可能です。 コマンド行と応答ファイルの両方にパラメーターが指定されていると、コマンド行の設定が優先されます。
表 1. 応答ファイルで使用可能なパラメーター
Property 意味
PGMFOLDER 1 path IBM MQ プログラム・ファイルのフォルダー。 例えば、c:\mqmなどです。
DATFOLDER path IBM MQ データ・ファイルのフォルダー。 例えば、c:\mqm\dataなどです。
USERCHOICE 0|no コマンド行または応答ファイルで、フィーチャーをインストールするためのパラメーターを指定している場合は、ダイアログが表示されて、事前選択されているオプションを受け入れるか、または検討して変更するように促されます。

0 または noです。 ダイアログの表示を抑制します。

他のすべての値。 ダイアログが表示され、オプションを変更することができます。

サイレント・モードのインストールでは使用されません。

アグリートライセンス 2 yes ご使用条件を受け入れます。 サイレント・インストールの前に、yes に設定します。

サイレント・モードでないインストールの場合、このパラメーターは無視されます。

ADDLOCAL featurefeature、All | "" ローカル側でインストールするフィーチャーをコンマで区切ったリスト。 有効な機能名のリストについては、IBMMQ Windows システムの機能

All はすべてのフィーチャーをインストールします。

"" は、標準フィーチャーをインストールします。 フィーチャーが不要の場合、REMOVE="feature" を使用します。

注: これが新規インストールの場合、ADDLOCAL プロパティーに指定されているフィーチャー・リストに関係なく、標準的なフィーチャー (Client、 Java.NET Messaging、および Development Toolkit) がデフォルトでインストールされます。 フィーチャーが不要の場合、REMOVE="feature" を使用します。
REMOVE feature, feature, |All|"" 除去するフィーチャーをコンマで区切ったリスト。 有効な機能名のリストについては、IBMMQ Windows システムの機能

All はすべてのフィーチャーをアンインストールします。

"" は、どのフィーチャーもアンインストールしません (デフォルト)。

INSTALLATIONDESC 「インストールの説明」 コマンド行からインストールの説明を設定します。 資料に記載されているインストール説明の長さ制限に従います。
インストール済みの名前 1 [INSTALLATION0,]Name コマンド行からインストール名を設定します。 資料に記載されているインストール名の文字および長さ制限に従います。
MAKEPRIMARY 0 | 1 | "" 可能な場合、そのインストールをプライマリーにするか、あるいはプライマリー・フラグを外します。 1 = プライマリーにする、0 = 非プライマリーにする、- デフォルトのアルゴリズムを使用する
注: 別の IBM MQ インストール済み環境が存在し、プライマリーとして設定されている場合、このオプションは無視されます。
注:
  1. 複数の製品をインストールする場合は、非対話式インストール・コマンドの追加パラメーターとして INSTALLATIONNAME または PGMFOLDER を指定する必要があります。 INSTALLATIONNAME または PGMFOLDER を指定しておけば、TRANSFORMS パラメーターの指定に欠落や誤りがあった場合にも、間違ったインストール処理の実行を防止できます。
  2. サイレント・インストールを正常に実行するには、コマンド・ラインまたは応答ファイルで AGREETOLICENSE="yes" プロパティーを定義する必要があります。

手順

  1. 以下のいずれかの方法で、インストール用の応答ファイルを作成します。
    • ASCII ファイル・エディターを使用して、IBM MQ Windows サーバーのインストール・イメージで提供されるファイル Response.ini をコピーして編集します。
    • ASCII ファイル・エディターを使用して独自の応答ファイルを作成する。
    • msiexec コマンドを SAVEINI (さらにオプションで ONLYINI) コマンド行パラメーター付きで使用して、以下の例と同じ インストール・オプションが含まれる応答ファイルを生成する。
      msiexec /i "path\IBM MQ.msi" /q SAVEINI="response_file"
      TRANSFORMS="1033.mst" AGREETOLICENSE="yes"
      
  2. 応答ファイルを使用して msiexec コマンドを実行するには、以下の例に示すように、 USEINI パラメーターを使用して応答ファイルの絶対パスとファイル名を指定します。
    msiexec /i "path\MSI\IBM MQ.msi" /l*v c:\install.log
    TRANSFORMS="1033.mst" USEINI="C:\MQ\Responsefile" 

    応答ファイル内のテキストはすべて英語であり、コメントは ; 文字で始まります。

以下の例は、標準的な応答ファイルを示しています。
[Response]
PGMFOLDER="c:\mqm"
DATFOLDER="c:\mqm\data"
AGREETOLICENSE="yes"
ADDLOCAL="Client"
REMOVE="Toolkit"