[Windows]

MSCS 制御からキュー・マネージャーを除去する

Microsoft Cluster Service (MSCS) 制御からキュー・マネージャーを除去して、手動管理に戻すことができます。

注: Windows Server 2016以降、 Microsoft Cluster Service (MSCS) の新しい名前は Windows Server Failover Clustering (WSFC) です。

保守操作のために、MSCS 制御からキュー・マネージャーを除去する必要はありません。 この除去は、MSCS クラスター・アドミニストレーターを使用して、キュー・マネージャーを一時的にオフラインにすることによって行えます。 MSCS 制御下からのキュー・マネージャーの除去は、より永続的な状態への変更であり、MSCS によるキュー・マネージャーの制御がこれ以上必要なくなったと判断できた時にだけ行います。

除去するキュー・マネージャーが TSL 接続を使用している場合は、 IBM® MQ エクスプローラーまたは MQSC コマンド ALTER QMGRを使用して、ローカル・ディレクトリー上の TLS キー・リポジトリー・ファイルを指すように、キュー・マネージャー属性 SSLKEYR を変更する必要があります。

手順は次のとおりです。
  1. MSCS からキュー・マネージャーをオフラインにする の説明に従って、MSCS クラスター・アドミニストレーターを使用してキュー・マネージャー・リソースをオフラインにします。
  2. リソース・インスタンスを破棄します。 この操作では、キュー・マネージャーは破棄されません。
  3. 必要に応じて、共用ドライブからローカル・ドライブへキュー・マネージャー・ファイルを移行します。 これを行うには、 MSCS ストレージからキュー・マネージャーを戻すを参照してください。
  4. キュー・マネージャーをテストします。

MSCS からキュー・マネージャーをオフラインにする

MSCS からキュー・マネージャーをオフラインにするには、以下のステップを実行します。
  1. MSCS クラスター・アドミニストレーターを始動します。
  2. クラスターへの接続をオープンします。
  3. Groupsまたは Role ( Windows 2012 を使用している場合) を選択し、移動するキュー・マネージャーが含まれているグループを開きます。
  4. キュー・マネージャーのリソースを選択します。
  5. それを右クリックして、 Offlineを選択します。
  6. アクションが完了するまで待ちます。

キュー・マネージャーを MSCS ストレージから戻す

この手順では、キュー・マネージャーがコンピューターのローカル・ドライブに戻るように構成します。つまり、 通常の IBM MQ キュー・マネージャーになります。 この操作を行うには、ログ・ファイルとデータ・ファイルを共有ディスクから移動します。 例えば、既存のキュー・マネージャーには、E:\WebSphere MQ\log\QMnameE:\WebSphere MQ\qmgrs\QMnameなどのパスが存在する場合があります。 ファイルを手動で移動しないでください。 IBM MQ MSCS サポートの一部として提供されている hamvmqm ユーティリティー・プログラムを使用してください。
  1. キュー・ファイルとログ・ファイルのフル・メディア・バックアップを作成し、バックアップを安全な場所に保管します (これが重要な理由については、 キュー・マネージャーのログ・ファイル を参照してください)。
  2. 使用するローカル・ドライブを決めて、キュー・マネージャーのログ・ファイルと データ (キュー) ファイルを保管するのに十分な容量があるか確認します。
  3. ファイルが現在収められている共用ディスクが、キュー・マネージャーのログ・ファイルと データ・ファイルを移動する先のクラスター・ノード上でオンラインになっていることを確認します。
  4. ユーティリティー・プログラムを実行して、次のようにキュー・マネージャーを移動します。
    hamvmqm /m qmname /dd " c:\ 
    IBM MQ " /ld "c:\ 
    IBM MQ \log"
    
    キュー・マネージャー名を qmnameに、ローカル・ディスク・ドライブ名を cに、選択したディレクトリーを IBM MQ に置き換えます (ディレクトリーがまだ存在しない場合は作成されます)。
  5. キュー・マネージャが動作することを確認するために、キュー・マネージャをテストしてください(「キュー・マネージャをMSCSストレージに移動する」で説明します)。