MFT スタンドアロン・ロガーの代替構成

通常、 Managed File Transfer スタンドアロン・ロガーは、ファイルであるかデータベース・タイプであるかにかかわらず、調整キュー・マネージャーと同じシステム上にあり、 IBM® MQ バインディング・モードで調整キュー・マネージャーに接続されます。 ただし、調整キュー・マネージャーに接続されているキュー・マネージャーと同じシステムにインストールすることもできます。 スタンドアロン・ロガーは、そのスタンドアロン・ロガーが自動的に作成するサブスクリプションを使用して、メッセージを受信します。 これは、インストール指示に記載されている構成です。

しかし、サイト固有の考慮事項がある場合は、wmqfte.message.source.type プロパティーによって制御される別の 2 つの方法でメッセージを受信するようにスタンドアロン・ロガーを構成できます。 このプロパティーについては、 MFT ロガーの構成プロパティーで説明されています。

管理サブスクリプション

デフォルトでは、スタンドアロン・ロガーは、デフォルトの永続サブスクリプション・オプションおよび管理対象サブスクリプションを使用して、SYSTEM.FTE/Log/# トピックへの独自のサブスクリプションを作成します (つまり、キュー・マネージャーは、アプリケーションにメッセージが渡されるまでそれらの保持に使用するバッキング・キューを制御します)。 サブスクリプションまたはキューで他のオプションが必要になった場合は、代わりに自分でサブスクリプションを作成して必要なオプションを設定し、そのサブスクリプションを使用するようスタンドアロン・ロガーを構成できます。 作成したサブスクリプションを使用するために、スタンドアロン・ロガーの許可を追加することを忘れないでください。

この構成を使用する例として、2 つのワイルドカード・サブスクリプションを使用することによるログ・スペースの分割が挙げられます。FINANCE で始まる名前を持つエージェントから一方のデータベースにログを送信し、ACCOUNTING で始まるエージェントから他方のデータベースにログを送信します。 このタイプの構成では、2つのスタンドアロン・ロガー・インスタンスが必要とな散ります。それぞれのインスタンスは、必要なサブスクリプションと独自のコマンド・キューとリジェクト・キューを参照する独自のlogger.propertiesファイルがあります。

名前が ACCOUNTING で始まるエージェントからのみログ・メッセージを収集するには、SYSTEM.FTE/Log/ACCOUNTING* というトピック・ストリングで調整キュー・マネージャー上にサブスクリプション・オブジェクトを作成します。 「ワイルドカード使用」値を「文字レベル・ワイルドカード」に設定します。 また、ロガーのlogger.propertiesファイルにエントリーを追加する必要もあります。 例えば、これらの設定を使用して、ACCOUNTING.LOGSというサブスクリプション・オブジェクトを作成する場合は、logger.propertiesファイルに以下のエントリーを追加します:
wmqfte.message.source.type=administrative subscription
wmqfte.message.source.name=ACCOUNTING.LOGS 

スタンドアロン・ロガーは、トピック・ストリングが SYSTEM.FTE/Log/ でのみ始まるログ・メッセージを扱います。 制限がより多いトピック・ストリングを指定することはできますが、制限がより少ないストリングを指定することはできません。 制限がより少ないストリングを間違って指定した場合、SYSTEM.FTE/Log/ 以外のトピック・ストリングに関連するすべてのパブリケーションはリジェクト・キューに移動し、スタンドアロン・ロガーはエラー・メッセージ BFGDB0002E を生成します。 このエラー・メッセージは、スタンドアロン・ロガー構成に問題があることを暗黙に示します。

キュー

典型的なトポロジーでは、スタンドアロン・ロガーは調整キュー・マネージャーと同じシステム上で実行されます。 これが不可能な場合は、サブスクリプション宛先として別のキュー・マネージャー上のキューを使用して調整キュー・マネージャー上にサブスクリプションを作成します (リモート・キュー定義を使用するか、サブスクリプションの DESTQMGR プロパティーを使用して行います)。 そうすれば、2 番目のキュー・マネージャーをホストしているシステムでロガーを実行して、キューからメッセージを読み取ることができるようになります。 トランザクションの保全性を保証するには、スタンドアロン・ロガーは常にバインディング・モードでそのキュー・マネージャーと接続している必要があります。 リジェクト・キューとコマンド・キューは、スタンドアロン・ロガーの接続先となる同じキュー・マネージャー上で定義する必要があります。 キュー・マネージャーは IBM WebSphere® MQ 7.5 以降でなければなりません。

例えば、サブスクリプションによって、USER.QUEUEキューに配置されているログ・メッセージを収集するには、以下の項目をlogger.propertiesファイルに追加します:
wmqfte.message.source.type=queue
wmqfte.message.source.name=USER.QUEUE