[IBM i]

IBM i 上の複数インスタンス・キュー・マネージャー

複数インスタンスのキュー・マネージャーでは、アクティブ・サーバーで障害が発生した場合にスタンバイ・サーバーに自動的に切り替えることで、可用性が向上します。 アクティブ・サーバーとスタンバイ・サーバーは同じキュー・マネージャーの複数インスタンスであり、同じキュー・マネージャー・データを共有します。 アクティブ・インスタンスで障害が発生する場合、引き継ぎ先のスタンバイにそのジャーナルを転送し、キュー・マネージャーがそのキューを再作成できるようにする必要があります。

複数インスタンス・キュー・マネージャーを実行している IBM® i システムを構成して、アクティブ・キュー・マネージャー・インスタンスで障害が発生した場合に、そのインスタンスが使用しているジャーナルを、テークオーバーするスタンバイ・インスタンスで使用できるようにします。 アクティブ・インスタンスからのジャーナルを引き継ぎ先のインスタンスで使用できるように構成タスクと管理タスクを設計することができます。 メッセージを発行しない場合、スタンバイ・ジャーナルが障害発生時点のアクティブ・ジャーナルと整合するように設計する必要があります。 設計を行う際には、整合性を維持する後続のトピックにある例で説明されている 2 つの構成のうちの 1 つを作りかえて使うことができます。

  1. アクティブ・キュー・マネージャー・インスタンスを実行しているシステムからスタンバイ・インスタンスを実行しているシステムにジャーナルをミラーリングします。
  2. アクティブ・インスタンスを実行しているシステムからスタンバイ・インスタンスへの転送が可能な独立補助ストレージ・プール (IASP) にジャーナルを配置します。

最初のソリューションでは、基本 ASP を使用するので、追加のハードウェアまたはソフトウェアは必要ありません。 2 番目のソリューションには、切り替え可能な IASP が必要です。この IASP には、別途料金設定される IBM i ライセンス製品 5761-SS1 オプション 41 として使用可能な IBM i クラスタリング・サポートが必要です。