![[V9.1.0 2018 年 7 月]](ng910.gif)
で HTTP 基本認証を使用する。 REST API
REST API のユーザーは、 HTTP ヘッダーにユーザーIDとパスワードを入力することで認証できる。 HTTP メソッド (POST、PATCH、DELETE など) によってこの認証方式を使用する場合は、ユーザー ID とパスワードのほかに ibm-mq-rest-csrf-token HTTP ヘッダーも指定する必要があります。
始める前に
- REST API の使用を許可するユーザー、グループ、ロールを設定します。 詳細については、 ユーザーとロールの設定を参照してください。
- HTTP 基本認証を有効にしておきます。
mqwebuser.xmlファイルに次の XML が存在し、コメント化されていないことを確認してください。 この XML は<featureManager>タグ内になければなりません。<feature>basicAuthenticationMQ-1.0</feature>
z/OS® で、このファイルを編集するには、 への書き込み権限を持つユーザーでなければならない。 mqwebuser.xml
その他のオペレーティング・システムでは、 mqwebuser.xml ファイルを編集するには特権ユーザー である必要があります。 - REST 要求を送信するときは、セキュア接続を使用していることを確認してください。 ユーザー名とパスワードの組み合わせは暗号化されていますが、暗号化されていないため、 REST API で HTTP 基本認証を使用する場合は、安全な接続 ( HTTPS ) を使用する必要があります。
loginリソースに対する HTTP GET メソッドを使用することにより、現行ユーザーの資格情報を照会できます。このメソッドを使用する際、その要求を認証するための基本認証情報を指定する必要があります。 この要求は、ユーザー名、およびユーザーに割り当てられている役割に関する情報を返します。 詳細は GET/loginを参照。
手順
例
以下の例では、 Windows システムのキューマネージャ QM1 上に、基本認証を使用して新しいキュー
Q1 を作成する方法を示しています。 この例では cURL を使用しています。- キュー・リソースを指定して HTTP POST メソッドを実行し、基本認証で認証を行い、任意の値を指定した
ibm-mq-rest-csrf-tokenHTTP ヘッダーを組み込みます。 この値は任意の値にすることができます (ブランクでも構いません)。curl -k https://localhost:9443/ibmmq/rest/v1/admin/qmgr/QM1/queue -X POST -u mqadmin:mqadmin -H "ibm-mq-rest-csrf-token: value" -H "Content-Type: application/json" --data "{\"name\":\"Q1\"}"