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rpm を使用した Linux への IBM MQ サーバーのインストール
64 ビット Linux® システムに IBM® MQ サーバーをインストールすることができます。
作業を始める前に
- Passport Advantageから入手した Electronic Software Downloadを使用して IBM MQ server for Linux のコピーをインストールする場合は、 gunzip コマンドを使用して tar.gz ファイルを解凍する必要があります。
その後、以下のコマンドを使用して、tar ファイルからインストール・ファイルを抽出します。gunzip IBM_MQ_V9.0_TRIAL_FOR_LINUX_ML.tar.gz
tar -xvf IBM_MQ_V9.0_TRIAL_FOR_LINUX_ML.tar
重要: tar イメージを解凍するには、GNU tar (gtar
とも呼ばれます) を使用する必要があります。 - インストール手順を開始する前に、 Linuxで概要が示されている必要なステップが完了していることを確認してください。
- このインストールがそのシステムにおける最初のインストールでない場合は、crtmqpkg コマンドが一時的な場所に書き込めるようにしておく必要があります。 デフォルトで、crtmqpkg コマンドは /var/tmp ディレクトリーに書き込みます。 別の場所を使用するには、 crtmqpkg コマンドを実行する前に TMPDIR 環境変数を設定します。
- このタスクで使用される crtmqpkg コマンドを実行するためには、pax コマンドまたは rpmbuild をインストールしておく必要があります。重要: pax および rpmbuild は、製品の一部としては提供されていません。 これらは、 Linux ディストリビューションのサプライヤーから入手する必要があります。
IBM MQ 9.1.5 以降では、製品インストールの前または後にライセンスに同意するオプションが用意されています。 詳しくは、 License 受け入れ ( IBM MQ for Linux) を参照してください。
本タスクについて
RPM パッケージ・マネージャー インストーラーを使用してサーバーをインストールし、インストールするコンポーネントを選択します。 コンポーネントおよびパッケージ名は、 Linux システムのIBM MQ rpm コンポーネントにリストされています。
重要: ワイルドカード文字を使用してパッケージをインストールする場合、つまりコマンド
rpm -ivh MQ*.rpm
を使用する場合は、以下の順序でパッケージをインストールする必要があります。- MQSeriesRuntime
- MQSeriesJRE
- MQSeriesJava
- MQSeriesServer
- MQSeriesWeb
- MQSeriesFTBase
- MQSeriesFTAgent
- MQSeriesFTService
- MQSeriesFTLogger
- MQSeriesFTTools
- MQSeriesAMQP
- MQSeriesAMS
- MQSeriesXRService
- MQSeriesExplorer
- MQSeriesGSKit
- MQSeriesClient
- MQSeriesMan
- MQSeriesMsg
- MQSeriesSamples
- MQSeriesSDK
MQSeriesSFBridge (非推奨)
MQSeriesBCBridge (非推奨)
手順
結果
次のタスク
- 必要な場合は、このインストールがプライマリー・インストールになるように設定できるようになりました。 コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
MQ_INSTALLATION_PATH
/bin/setmqinst -i -pMQ_INSTALLATION_PATH
ここで、
MQ_INSTALLATION_PATH
は、 IBM MQ がインストールされているディレクトリーを表します。システムに設定できるプライマリー・インストールは 1 つだけです。 システムに既にプライマリー・インストールが存在する場合、別のインストールをプライマリー・インストールに設定する前に、既にあるプライマリー・インストールを設定解除する必要があります。 詳しくは、 プライマリー・インストールの変更を参照してください。
- このインストール済み環境で使用する環境変数をセットアップすることもできます。 setmqenv または crtmqenv コマンドを使用して、 IBM MQ の特定のインストールに対してさまざまな環境変数を設定できます。 詳しくは、 setmqenv および crtmqenvを参照してください。
- 正常にインストールされたことを確認するために、インストールを検査することができます。 詳しくは、 Linux での IBM MQ インストールの検査を参照してください。
- mqm グループのメンバーの UID を持つユーザーだけが、管理コマンドを出すことができます。 ユーザーが管理コマンドを出せるようにするには、それらのユーザーを mqm グループに追加する必要があります。 詳しくは、 Linux および UNIX、 Linux、および Windows システム上の IBM MQ を管理する権限を参照してください。