dmpmqmsg (キュー・ロード/アンロード)

dmpmqmsg ユーティリティーを使用して、キューの内容やメッセージをファイルにコピーしたり移動したりします。以前の IBM® MQ qload ユーティリティー。

目的

IBM MQ バージョン 8.0 以降、IBM MQ Supportpac MO03 に同梱されていたかつての qload ユーティリティーは、dmpmqmsg ユーティリティーとして IBM MQ に統合されています。

[Linux][UNIX]UNIX および Linux® プラットフォームでは、<installdir>./bin にこのユーティリティーがあります。

[Windows]Windows プラットフォームでは、<installdir>./bin64 でサーバーのファイル・セットの一部としてこのユーティリティーを使用できます。

[z/OS]z/OS® では、このユーティリティーは、SCSQLOAD ライブラリーの実行可能モジュール CSQUDMSG として使用可能であり、互換性のために別名は QLOAD です。サンプル JCL も、SCSQPROC のメンバー CSQ4QLOD として用意されています。

詳しくは、dmpmqmsg ユーティリティーの使用を参照してください。

構文

構文図を読む構文図をスキップする dmpmqmsg   -m Queue manager name   -i or -I Input queue name   -f or -F Filename   -o Output queue name Mode options -c  -P CodepageContext optionsDisplay optionsDelay optionsGet options  -h Strip headers  -pPurge  -qQuiet modeMessage range  -tTransaction message limit  -TMessage age selection  -s or -eMessage content selection  -u UserID  -wWait interval
Mode options
構文図を読む構文図をスキップする -a ab
Context options
構文図を読む構文図をスキップする -C -AIaidn
Display options
構文図を読む構文図をスキップする  -d aAcCHipsMNtTw
Delay options
構文図を読む構文図をスキップする -D positive valuenegative valuer (value)
Get options
構文図を読む構文図をスキップする -g c (value)m (value)g (value)xc (value)xm (value)xg (value)
Message range options
構文図を読む構文図をスキップする -r xx..yx#y#x

必須パラメーター

-m QueueManagerName
キューが存在しているキュー・マネージャーの名前。
-i or -I Input queue name
入力キューの名前。
注: -i を使用するとキューを参照します。一方 -I を使用するとキューからメッセージを取得します。

オプション・パラメーター

-f or -F Filename
ソース・ファイルまたはターゲット・ファイルいずれかの名前を指定します。
注:
  • ターゲット・ファイルに -F を使用すると、既にファイルが存在するなら、そのファイルに強制的に出力されます。 プログラムは、ファイルを上書きするかどうかを確認しません。
  • キューのメッセージにアクセスすることを許可されていないユーザーに、出力ファイルを読み取る権限が与えられている可能性があるので、出力ファイルに適切なアクセス制御が設定されているかを確認してください。

    [Linux][UNIX]UNIX および Linux では、新規ファイルのアクセス権は、ユーティリティーの実行時に、現在の umask に従って設定されます。

    [Windows]Windows では、新規ファイルのアクセス権は親ディレクトリーの ACL から継承されます。

-o Output queue name
出力キューの名前を指定します。
-a
以下の値のいずれかをキーワードに追加することによって、ファイルを追加モードとバイナリー・モードのどちらで開くかを制御します。
a
追加モード
b
バイナリー・モード
-c
クライアント・モードで接続します。

このフラグを選択しない場合、ユーティリティーはデフォルトのローカル・モードで実行されます。

[z/OS]このオプションは、z/OS では使用できません。

-P
キューから取得したメッセージを変換するかどうかを制御します。
次のコマンドを使用すると、

-P CCSID [ : X 'Encoding' ]
例えば、-P850:111 などです。
-C
以下の値のいずれかをキーワードに追加することによって、コンテキスト・オプションを制御します。
A
すべてのコンテキストを設定する。これはデフォルト値です。
I
一致コンテキストを設定する。
a
すべてのコンテキストを渡す。
p
一致コンテキストを渡す。

ソース・メッセージがキューで参照される場合、pass オプションの使用は適用されません。

d
デフォルト・コンテキスト。
n
コンテキストなし
-d
以下の値を 1 つ以上キーワードに追加することによって、表示オプションを制御します。 例えば、-dsCM などです。
a
読みやすくするため、ファイルでの 16 進数出力に ASCII 列を追加する。
A
可能な限り、ASCII のデータ行を書き込む。
c
ApplicationOriginData および ApplicationIdentityData を文字として出力する。
C
キューの要約に Correlation Identifier を表示する。
H
ファイル・ヘッダーを書き込まない。

このオプションを指定して作成されたファイルは、プログラムがファイル形式を認識しないため、プログラムによってロードされません。 ただし、ファイルをロード可能にするため、必要に応じてエディターを使用し、適切なヘッダーを手動で追加することができます。

i
出力にメッセージ索引を組み込む。
p
印刷可能文字の出力形式。

この形式はコード・ページ・セーフではありません。この形式で書き込まれたファイルをロードした場合、新しいコード・ページで実行しても、同じメッセージが生成されることが保証されません。

s
入力で検出されたメッセージの簡単な要約を書き込む。
M
キューの要約に Message Identifier を表示する。
N
メッセージ・ペイロードのみを書き出し、メッセージ記述子の内容は書き出さない。
t
テキスト行の出力形式。

この形式はコード・ページ・セーフではありません。この形式で書き込まれたファイルをロードした場合、新しいコード・ページで実行しても、同じメッセージが生成されることが保証されません。

T
メッセージがキューに存在している時間を表示する。
w Length
出力のデータ幅を設定する。
-D
以下の値のいずれかをキーワードに追加することによって、メッセージを出力宛先に書き込むまでの遅延 (ミリ秒単位で表す) を追加します。 次に例を示します。
-Dpositive_value
メッセージを書き込む前の固定遅延を追加する。 例えば、-D500 は各メッセージを 0.5 秒おきに書き込みます。
-Dnegative_value
メッセージを書き込む前に、指定した値までのランダム遅延を追加する。 例えば、-D-10000 は、メッセージを書き込む前に最大 10 秒までのランダム遅延を追加します。
r value
元の書き込み速度に対する割合でメッセージを適用する。 次に例を示します。
r
元の速度でメッセージを適用する。
r50
元の速度の半分の速度でメッセージを適用する。
r200
元の速度の 2 倍の速度でメッセージを適用する。
-g
以下の値のいずれかをキーワードに追加することによって、メッセージ ID、相関 ID、またはグループ ID でフィルターに掛けます。
cvalue
文字の相関 ID で取得する。
mvalue
文字のメッセージ ID で取得する。
gvalue
文字のグループ ID で取得する。
xcvalue
16 進数の相関 ID で取得する。
xmvalue
16 進数のメッセージ ID で取得する。
xgvalue
16 進数のグループ ID で取得する。
-h
ヘッダーを除去します。

メッセージが書き込まれる前に、送達不能キュー・ヘッダー (MQDLH) または伝送キュー・ヘッダー (MQXQH) をメッセージから除去します。

-o
出力キュー名。
-p
メッセージがターゲット宛先にコピーされると、ソース・キューからメッセージが消去されます。
-q
抑止モードを設定します。 設定すると、プログラムはアクティビティーの通常の要約を出力しません。
-r
以下の値のいずれかをキーワードに追加することによって、適用可能なメッセージ範囲を設定します。
x
メッセージ x のみ。例えば、-r 10
x..y
メッセージ x からメッセージ y まで。例えば、-r 10..20
x#y
メッセージ x から y 個のメッセージを出力する。例えば、-r 100#10
#x
最初の x メッセージを出力する。 例えば、-r #100
-t
トランザクション・メッセージの制限を設定します。 オプションの n フラグが設定されていない場合、単一トランザクションですべてのメッセージが処理されます。
n
メッセージ操作は n 個のメッセージのグループに分割されます。 例えば、-t1000 を指定すると、1000 個のメッセージを単一トランザクションで処理します。
-T
メッセージの経過時間に基づいたメッセージ選択を可能にします。

メッセージの経過時間を使用した選択について詳しくは、メッセージ存続期間の使用を参照してください。

-s または -e
メッセージの内容に基づいたメッセージ選択を可能にします。

[UNIX、Linux、Windows]ASCII プラットフォーム (UNIX、Linux、および Windows) では、-s オプションを使用して、ネイティブでエンコードされたストリングを検索します。

[z/OS]EBCDIC プラットフォーム (z/OS) では、-e オプションを使用して、ネイティブでエンコードされたストリングを検索します。

メッセージの内容を使用した選択について詳しくは、メッセージの内容の使用を参照してください。

-u
-u パラメーターを使用してユーザー ID を指定する場合、対応するパスワードを求めるプロンプトが出されます。

CHCKLOCL(REQUIRED) または CHCKLOCL(REQDADM) を指定して CONNAUTH AUTHINFO レコードを構成した場合、-u パラメーターを使用する必要があります。このパラメーターを使用しないと、キューの内容をコピーしたり移動したりすることはできません。

このパラメーターを指定して stdin をリダイレクトすると、プロンプトは表示されず、リダイレクトされた入力の最初の行にパスワードが含まれます。

-w
メッセージをコンシュームするための待機間隔 (秒単位)。これを指定した場合、プログラムは到着するメッセージを、指定された期間待機してから終了します。
このユーティリティーの使用例については、dmpmqmsg ユーティリティーの使用例を参照してください。