レプリケーションのためのソース・データベースの有効化
IBM® Integrated Analytics System またはスタンドアロンの Db2 Warehouse をレプリケーション用にセットアップするには、まずソース・データベースを有効にします。
始める前に
- 管理者としてログインしているときに、Web コンソールを使用して、ソースとターゲットの両方のデータベースで固有のレプリケーション・ユーザー ID を作成します。
- それらの両方のユーザー ID に DBADM 権限を付与します。
- レプリケーション・ユーザー ID は、複製の必要なデータベース操作の実行には使用しないでください。
- データ・レプリケーション機能を起動し、それを後の使用のためにソースとして有効にする際は、 必ず URL に永続ホスト名を使用してユーザー・インターフェースにアクセスしてください。 例えば、IAS プラットフォームでは、ノード固有のホスト名ではなく浮動ホスト名を使用してユーザー・インターフェースを起動します。
- レプリケーションのためのソースを有効にする前に、すべての Db2 パーティションが稼働していることを確認してください。
このタスクについて
この手順は、IBM Data Replication for Availability のライセンスをアクティブ化した後に実行します。
手順
タスクの結果
データベースが有効化されたことを確認した後、Data Replication の画面に戻り、この画面で新しいターゲットと新しいレプリケーション・セットを追加できます。
ソース・データベースを有効にするには、コンソールで以下の操作をします。
- logarchmeth1 パラメーターを LOGRETAIN に設定して、レプリケーションに必要な Db2 リカバリー・ログが保存されるようにします。
- dft_schemas_dcc パラメーターを YES に設定して、新しく作成されたすべてのスキーマに対して DATA CAPTURE CHANGES を設定します。
- log_ddl_stmts パラメーターを YES に設定して、データ定義言語 (DDL) の変更に関する付加的なロギング情報が追加されるようにします。
- log_appl_info パラメーターを YES に設定して、各トランザクションに、アプリケーションの情報ログ・レコードを更新された各トランザクションに追加します。
- ソース・システムで、複製したデータを転送するための IBM MQ オブジェクトを作成します。
- レプリケーション環境とモニター・データについての構成情報を保存するために使用される制御テーブルをソース・データベース上に作成します。
