バージョン 1.0.15.0 リリース・ノート (2019 年 2 月)

IIAS バージョン 1.0.15.0 には、多くの機能拡張と修正が含まれます。

新機能

アップグレード
カスタムの Db2 構成設定 (db/dbm/registry) を追加して、アップグレード間でそれを保持できるようになりました。1.0.15.0 にアップグレードすると、/opt/ibm/appliance/storage/local/custom_settings/db2_config/ ディレクトリーには、次の 3 つの空のファイルがあります。
  • db.cfg
  • dbm.cfg
  • db2set.text

これらのファイルで、カスタム値を指定できます。詳しくは、アップグレード間のカスタムの Db2 構成設定の保持を参照してください。

プラットフォーム・マネージャー
  • 次のコマンド・ラインを使用して Db2 Warehouse などのモニター対象アプリケーションを再始動できるようになりました。
    [root@node0101 ~]# ap apps restart dashDB
    DashDB will be restarted. Are you sure you want to proceed? [y/N]: y
    Restart request sent successfully
  • サブコンポーネントから問題を集約するアラートの「General Information」セクションの詳細ビューに、集約されたサブコンポーネントのリストが含まれるようになりました。この情報を表示するには、ap issues <issue_no> を実行します。
    [root@node0101 resmgr]# ap issues 1988
    
    General Information
            ID                       : 1988
            Date                     : 2018-12-20 12:14:01.283694
            Close Date               : None
            Target                   : hw://hadomain1.fsn1
            Target Type              : fsn
            Severity                 : WARNING
            Title                    : Unhealthy component detected
            Stateful                 : 1
            Referenced Alert ID      : None
            Subcomponent 1           : hw://hadomain1.fsn1.interface_card1
            Subcomponent 2           : hw://hadomain1.fsn1.interface_card2
            Subcomponent 3           : hw://hadomain1.fsn1.interface_card3
            Subcomponent 4           : hw://hadomain1.fsn1.interface_card4
    
    Classification
            Group                    : HW
            Type                     : HW_NEEDS_ATTENTION
            Reason Code              : 201
    ...
    
ストレージ
NFS ストレージを追加するための storage setup -e nfs 対話式スクリプトが更新されて、 カスタムのマウント・ポイントを指定できるようになりました。詳しくは、SAN ストレージの追加と除去を参照してください。
バックアップ、リストア、および災害復旧
  • IBM Spectrum Protect (TSM) クライアントがバージョン 8.1.6 に、ストレージ・エージェントが 8.1.6.1 に更新されました。 必ず、LAN フリーのバックアップとリストアに対応できるように、IBM Spectrum Protect (TSM) サーバーを 8.1.6 に更新してください。
  • スキーマのバックアップの実行前に指定されたパスに十分なスペースがあることを確認するための db_backup の事前チェックが追加されました。
  • db_backup で、ノードが無効であるときのバックアップの実行がサポートされるようになりました。ただしこれは、すべての MLN が他のノードに再配分された後に限ります。
  • bluadmin ユーザーと db2iadm1 ユーザー・グループは、スキーマのバックアップのディレクトリーおよびファイルにアクセスできます。権限が 775 に更新されました。
  • IIAS 1.0.15.0 以降、スキーマ・レベルのバックアップとリストアで、Unicode 文字がサポートされます。Unicode データを含むスキーマをバックアップしてリストアできるようになりました。
ノード OS
ノードのフェイルオーバーが速くなり、所要時間が 5 分を下回るようになりました。

コンポーネント

IBM® Integrated Analytics System バージョン 1.0.15.0 には、以下のコンポーネントが含まれています。

IIAS は DSX Local バージョン 1.2 で使用できます。DSX は、プリインストールされておらず、 IBM サポートがインストール・プロセスに関与する必要があります。詳しくは、What's new を参照してください。

他のデータベースから移行するときに、IBM Database Conversion Workbench 4.0.22 を使用できるようになりました。詳細は、リリース・ノートを参照してください。

解決済みの問題

  • storage setup -e san がマルチドメイン・システムで動作しない問題が修正されました。
  • db_backupdb_restore でコンマ区切りの複数のパスがサポートされるようになりました。
  • db_restore で、ID 列を使用したスキーマまたは表のリストアがサポートされるようになりました。
  • db_backup で、表にデータがなく空間列が空の場合にも、スキーマのバックアップの実行がサポートされるようになりました。
  • db_backupdb_restore が更新されて、スキーマのバックアップとスキーマのリストアの一環として、外部キー制約がバックアップおよびリストアされるようになりました。表のリストアの場合、外部キー制約が無効になるため、手動で有効にする必要があります。
  • 1.0.15.0 リリースでパッチ適用された Red Hat CVE のリストは、次のとおりです。

    CVE-2018-15908 CVE-2018-15909 CVE-2018-16511 CVE-2018-16539 CVE-2018-16863 CVE-2018-15911 CVE-2018-16541 CVE-2018-16802 CVE-2018-17183 CVE-2018-17961 CVE-2018-18073 CVE-2018-18284 CVE-2018-19134 CVE-2018-19409 CVE-2018-15908 CVE-2018-15909 CVE-2018-16511 CVE-2018-16539 CVE-2018-16863 CVE-2018-15911 CVE-2018-16541 CVE-2018-16802 CVE-2018-17183 CVE-2018-17961 CVE-2018-18073 CVE-2018-18284 CVE-2018-19134 CVE-2018-19409 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646 CVE-2018-14633 CVE-2018-14646

既知の問題

  • apupgrade コマンドで --force-restart オプションを指定して実行した場合の既知の問題があります。アップグレード・プロセスが失敗するため、このオプションを使用しないでください。
  • apupgrade を実行してアプライアンスでアップグレードを開始しているときに、プラットフォーム・マネージャーがタイムアウトする場合があり、それによって、node0101 (または現在のヘッド・ノード) がリブートするか、場合によっては、それ自体の電源がオフになります。

    回避策: この状態を避けるために、アップグレード前に apstop -p --serviceapstart -p を使用してデータベースを再始動します。