バージョン 1.0.12.0 リリース・ノート (2018 年 10 月)
バージョン 1.0.12.0 の新機能には、サード・パーティー・ソフトウェアを管理するための appkg_install ユーティリティー、モニターの向上のためにプラットフォーム管理と統合されたデータベース・アラート、apsetup コマンドの Guardium サポート・オプションなどがあります。
IBM 製品開発部門のブログ IBM Integrated Analytics System 1.0.12.0 を読んで、最新のリリース詳細を確認することもできます。
新機能
- アップグレード
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IBM® が承認したサード・パーティー・ソフトウェア・パッケージを IBM IIAS アプライアンスにインストールして管理するための appkg_install ユーティリティーが導入されました。このツールを使用すると、サード・パーティー・ソフトウェアの構成を手動でバックアップして、IIAS のアップグレード後にリストアする必要がなくなります。このプログラムでは、現在、EMC NetWorker クライアントがサポートされています。詳しくは、appkg_install コマンドを使用したサード・パーティー・ソフトウェアのインストールを参照してください。
- プラットフォーム・マネージャー
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- プラットフォーム・マネージャーで、DSM からデータベース・アラートが抽出されるようになりました。また、ユーザーが E メール通知または自動サービス要求 (PMR) を構成できるようになりました。タイプが
DB_NEEDS_ATTENTIONまたはDB_SERVICE_REQUESTEDのアラートは、ap issues コマンドでも表示されます。 - プラットフォーム・マネージャーで、アプライアンス・ノードの
firewalldサービスがモニターされるようになりました。このサービスが予期せず停止した場合、プラットフォーム・マネージャーによって始動します。始動に失敗した場合は、理由コード 426 のアラートが発生します。 - ユーザーは、新しい ap config export コマンドを使用して、プラットフォーム管理構成 (アラート・ルール、構成パラメーター、SMTP 構成) をエクスポートできるようになりました。このデータは、ap config import コマンドを実行して、同じマシンまたは別のマシンにインポートできます。
- プラットフォーム・マネージャーに、到達不能なノードを処理する別の方法が用意されています。この新しいモードでは、ノードが到達不能であると判断されると、プラットフォーム管理によって、ノードのリカバリーが完了するのを待つことなく、すぐにデータベースのリカバリーが開始されます。この場合、システムがオンラインに戻る時間が大幅に短縮されますが、1 つのノードがないためパフォーマンスは低下します。この状態のノードは、ap node コマンド出力で
Suspendedとしてマークされます。到達不能なノードが復旧したときに、それを稼働状態に戻すには、手動でのアクションが必要です。ap node rebalance、または apstop と apstart を実行できます。このアクションでは、データベース・アクセスの停止が発生します。この新しいモードは、デフォルトで無効になっています。これを有効にするには、次のコマンドを実行して、 suspend_unreachable_nodes 構成パラメーターをTrueに設定します。
デフォルト・モードに戻すには、次のコマンドを使用します。ap config --set params suspend_unreachable_nodes=Trueap config --set params suspend_unreachable_nodes=False - Db2 HA サービスで
apiserver、ldap、またはsparkのコンポーネントを復旧する必要があるときは、プラットフォーム・マネージャーからイベント 814 が送信されるようになりました。 - プラットフォーム・マネージャーにより、アプライアンス・ノードの CPU の SMT 構成がモニターされて、構成が最適でない場合に修正されるようになりました。プラットフォーム・マネージャーが構成を修正できない場合、理由コード 113 のアラートが発生します。
- プラットフォーム・マネージャーで、DSM からデータベース・アラートが抽出されるようになりました。また、ユーザーが E メール通知または自動サービス要求 (PMR) を構成できるようになりました。タイプが
- バックアップおよびリストア
- Web コンソールおよびコマンド・ラインのバックアップ履歴で、現在のバックアップ・チェーンの一部でない増分バックアップはリストされなくなりました。db_restore により、リストア中の増分バックアップが、現在のバックアップ・チェーンの一部であることが検証されます。
- セキュリティー
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- 次のコマンドの sudo および絶対パス名の要件が削除され、
apuserまたはすべてのibmapadminグループ・ユーザーがコマンドを直接使用できるようになりました。- ap_ldap_user_add.pl
- ap_ldap_user_mod.pl
- ap_ldap_list.pl
- ap_ldap_user_del.pl
- ap_external_ldap.pl
- ap_ldap_ppolicy.pl
- apsetup コマンドを使用して、IBM Security Guardium のサポートを有効化できるようになりました。 詳しくは、データベース・セキュリティーの Guardium の有効化を参照してください。
- 次のコマンドの sudo および絶対パス名の要件が削除され、
コンポーネント
- Db2® バージョン 11.1 の最新の更新
- Db2 Warehouse バージョン 2.12.0。新機能については、Db2 Warehouse の新機能を参照してください。
- IBM Lift バージョン 3.0.0。詳しくは、IBM Cloud への移動を参照してください。
- Apache Spark バージョン 2.3.0。詳しくは、Spark 2.3.0 リリース・ノートを参照してください。
解決済みの問題
- 電源異常が同時にすべてのアプライアンス・ノードに影響する場合に、電源が復旧したときにプラットフォーム管理ソフトウェアで Db2wh コンテナーを自動的に始動できない問題が修正されました。
- GPFS の問題によって ap node enable コマンドが失敗する問題が修正されました。
プラットフォーム・マネージャーでは、ap node enable コマンドの出力に
が表示されて、そのノードを再度有効にすることができませんでした。ノードを再度有効にできるように、プラットフォーム・マネージャーを再始動する必要があります (apstop -p、apstart -p)。Could not complete command - TSM LAN フリーのバックアップとリストアを実行するようにシステムが構成されている場合は、TSM 以外のバックアップとリストアの実行時を除いて、常に DSMSTA サービスが実行され続けます。
既知の問題
- LDAPS オプションでポート 636 を使用して外部 LDAP (証明書なし) および AD に切り替えることができない
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プラットフォーム認証用の Windows Active Directory の構成で説明されているように、外部の Active Directory を使用するプラットフォームを有効にするには、CA 証明書が必要です。
Db2 Warehouse コンテナーとプラットフォームで、外部の AD の設定の証明書および鍵ストアの構成が一致していません。- Db2 Warehouse コンテナーでは、AD の証明書と鍵ストアは除去されます。
- プラットフォームでは、AD の証明書が必要です。
回避策として、これらの構成ステップでは、Web コンソールではなく
ap_external_ldap.pl enableを使用します。
- アップグレードの開始中にプラットフォーム・マネージャーがタイムアウトする
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apupgrade を実行してアプライアンスでアップグレードを開始しているときに、プラットフォーム・マネージャーがタイムアウトする場合があり、それによって、node0101 (または現在のヘッド・ノード) がリブートするか、場合によっては、それ自体の電源がオフになります。
- 回避策:
- この状態を避けるために、アップグレード前に apstop -p --service と apstart -p を使用してデータベースを再始動します。