分散リレーショナル・データベース関数と SQL

分散リレーショナル・データベース は、相互に接続されたコンピュータ・システムに分散して配置された SQL オブジェクト群から構成されています。

これらのリレーショナルデータベースは、同じタイプ(例えば Db2 for i )でも異なるタイプ Db2® for z/OS® Db2、またはDRDA(Distributed Relational Database Architecture)をサポートする IBM®のデータベース管理システム)でもかまいません。 各リレーショナル・データベースは、その環境内の表を管理するリレーショナル・データベース・マネージャーを備えています。 データベース・マネージャーは相互に通信し、協力し合って、あるデータベース・マネージャーのアクセスによって別のシステムに置かれたリレーショナル・データベース上の SQL ステートメントを実行できるようにします。

アプリケーション・リクエスターは、接続のアプリケーション側をサポートします。 アプリケーション・サーバーは、アプリケーション・リクエスターの接続先であるローカル・データベースまたはリモート・データベースです。 Db2 for i は、DRDA のサポートを提供して、アプリケーション・リクエスターがアプリケーション・サーバーと通信できるようにします。 さらに、 Db2 for i は出口プログラムを呼び出して、DRDA をサポートしない他のデータベース管理システム上のデータへのアクセスを許可することができます。 これらの出口プログラムは、アプリケーション・リクエスター・ドライバー (ARD) プログラムと呼ばれます。

Db2 for i は、以下のレベルの分散リレーショナル・データベースをサポートします。
  • リモート作業単位 (RUW)

    リモート作業単位は、SQL ステートメントの準備と実行を、1 つの作業単位内で 1 つのアプリケーション・サーバーでしか行わないことを指しています。 Db2 for i は、拡張プログラム間通信機能 (APPC) または TCP/IP を介して RUW をサポートします。

  • 分散作業単位 (DUW)

    分散作業単位は、SQL ステートメントの準備と実行が 1 つの作業単位内で複数のアプリケーション・サーバーで行えることを指します。 ただし、単一 SQL ステートメントは、単一アプリケーション・サーバーにあるオブジェクトしか参照することができません。 Db2 for i は、DUW over APPC および DUW over TCP/IP をサポートします。