システム値および環境変数の規則

システム値および環境変数は、 Db2® Mirror によって疑似オブジェクト・タイプとして扱われ、複製に適格な他のオブジェクトと同様に RCL によって制御されます。

システム値

システム値名および疑似オブジェクト・タイプ値 *SYSVAL を指定することによって、規則を追加できます。

RCL が SYSBAS 用に構成されると、システム値用に複数のシステム規則が RCL に追加されます。 複製されてはならないシステム値がある一方で、必ず複製され、両方のノードで同じ状態を維持しなければならないシステム値もあります。 残りのシステム値は、デフォルトで複製されるように設定されますが、複製状況はユーザー規則によってオーバーライドできます。

システム定義の規則によって除外または組み込まれているシステム値のリストを表示するには、テーブルの右上隅にあるグレーのパッドロックをクリックして、システム・ルールを表示します。 オブジェクト・タイプを *SYSVAL に設定し、「組み込み」または「除外」のいずれかの複製状態を選択します。 以下の図は、常に複製されないシステム値を示しています。

図 1. RCL 内の除外されるシステム値
RCL 内の除外されるシステム値

デフォルトでは、システム規則に定義されていないシステム値はすべて複製に組み込まれます。 ただし、ユーザー規則を RCL に追加することで、個別のシステム値を除外できます。 Db2 Mirror GUI でシステム値の規則を追加する場合は、ライブラリーに QSYS、オブジェクト・タイプに *SYSVAL を指定し、ドロップダウンからシステム値の名前を選択します。 GUI には、ここに示すように、変更できるすべてのシステム値が表示されます。

図 2. システム値の指定
システム値の指定
RCL 内に規則があるすべてのシステム値を表示するには、QSYS2.REPLICATION_CRITERIA_INFO ビューを照会できます。
SELECT OBJECT_NAME, INCLUSION_STATE FROM QSYS2.REPLICATION_CRITERIA_INFO 
  WHERE RULE_SOURCE = 'SYSTEM' AND OBJECT_TYPE = '*SYSVAL'
  ORDER BY INCLUSION_STATE, OBJECT_NAME;

環境変数

システム値と異なり、システム・レベルの環境変数は、デフォルトではシステム規則によって複製から除外されるので、複製に個別に組み込む必要があります。

図3: 環境変数のシステム定義除外規則
環境変数のシステム定義除外規則

環境変数を複製に組み込むには、ライブラリー名に QSYS を使用し、オブジェクト・タイプに *ENVVAR を使用し、環境変数名をオブジェクト名に指定して、組み込み規則を追加します。 既存のシステム・レベルの環境変数は、オブジェクト名フィールドのドロップダウン・メニューから選択できます。 追加しようとする環境変数が存在しない場合は、以下に示すように、環境変数の名前をオブジェクト名フィールドに入力できます。 環境変数名には、大/小文字の区別があります。

図4: システム・レベルの環境変数を対象にした新規規則の追加
システム・レベルの環境変数を対象にした新規規則の追加