データ移行
IBM i データ移行とは、IBM i を実行しているシステムまたは論理パーティションから、IBM i を実行している別のシステムまたは論理パーティションにデータを移動するプロセスです。 システム間でデータを移行する際には、ソース・システムとターゲット・システムの製造番号は異なります。
この情報では、IBM i 7.5 から IBM i 7.3 以降にデータを移行する方法について説明します。
シリアル番号を変更せずに新しいシステムにアップグレードする場合は、IBM® Power Systems Hardware Information Center の「システムのアップグレードとデータ移行」を参照してください。 ある論理区画から同じシステム上の別の論理区画にデータを移行する場合は、 別の LPAR への論理区画 (LPAR) の復元-チェックリスト 22の説明に従ってください。
この情報は、1 台のシステムから他のシステムへデータを移動することを前提にしています。 新しいバージョンの IBM i を同じシステムにインストールする場合は、明示的なデータ・マイグレーションを実行する必要はありません。 IBM i および関連ソフトウェアのインストール、アップグレード、または削除を参照してください。
別の移行ツールはフィーチャー・コード 0205 で、無料で新しいシステムと共にオーダーできます。 この機能を使用するには、ソース・システム用の有効な IBM ソフトウェア・メンテナンス・サブスクリプションが必要です。 フィーチャー・コード 0205 は、データを移行するという目的のみに限り、ソース・システムで新しいバージョンとリリースを使用する許可を付与するものです。 データ移行の完了後は、ソース・システムに旧バージョンおよびリリースを再導入する必要があります。