IFS_OBJECT_LOCK_INFO 表関数
IFS_OBJECT_LOCK_INFO 表関数は、オブジェクトに対する参照またはロックを保持していることが分かっている各ジョブの行を含む結果表を戻します。
この情報は、オブジェクト参照の検索 (QP0LROR) API によって返される情報と似ています。
オブジェクト使用法のリストは、ルート (/)、QOpenSys、およびユーザー定義ファイル・システム以外のファイル・システムに存在するオブジェクトには不完全である可能性があります。 他のファイル・システムの一部のオブジェクトは、Integrated File System を使用しないインターフェースでロックすることができます。 したがって、Integrated File System 操作の一部として取得された参照、または Integrated File System 操作を発生させる操作についてのみ、行が戻されます。
許可: 呼び出し側は以下を備えている必要があります。
- 参照が取得されるオブジェクトの前の各ディレクトリーに対する実行 (*X) データ権限
- 参照が取得されるオブジェクトに対する読み取り (*R) データ権限。
- パス名
- 戻される参照情報を持つオブジェクトへのパス名を定義する式。 パスの最後のエレメントがシンボリック・リンクの場合、参照情報はシンボリック・リンク自体に関するものになります。 絶対パス名が指定されていない場合、オブジェクトに解決するために、現行作業ディレクトリーが相対パス名と組み合わせて使用されます。
- 無視エラー
エラーの発生時に実行する内容を識別する文字ストリング式またはグラフィック・ストリング式。
- NO
エラーが戻されます。
- YES
- 警告が戻されます。
この関数の結果は、以下の表に示された形式の複数行を含むテーブルです。 列はすべて NULL 可能です。
| 列名 | データ・タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| PATH_NAME | DBCLOB(16M) CCSID 1200 | オブジェクトの絶対パス名です。 |
| JOB_NAME | VARCHAR(28) | 参照を保持する修飾ジョブ名。 |
| RO_COUNT | INTEGER | このジョブの読み取り専用アクセス参照の総数。 |
| WO_COUNT | INTEGER | このジョブの書き込み専用アクセス参照の総数。 |
| RW_COUNT | INTEGER | このジョブの読み取りおよび書き込みアクセス参照の総数。 |
| XO_COUNT | INTEGER | このジョブの実行専用アクセス参照の総数。 |
| SHARE_R_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテントと実行アクセス・インテントとの共有のみが許可されている、このジョブの参照の総数。 |
| SHARE_W_COUNT | INTEGER | 共有モードで書き込みアクセス・インテントのみとの共有が許可されている、このジョブの参照の総数。 |
| SHARE_RW_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテント、実行アクセス・インテント、および書き込みアクセス・インテントとの共有が許可されている、このジョブの参照の総数。 |
| SHARE_NONE_COUNT | INTEGER | 共有モードで他のアクセス・インテントとの共有が許可されていない、このジョブの参照の総数。 |
| ATTRIBUTE_LOCK | VARCHAR(3) | このジョブで属性の変更が禁止されているかどうかを示します。
|
| SAVE_LOCK | VARCHAR(3) | オブジェクトがこのジョブによってオブジェクト保管操作によって参照されているかどうかを示します。
|
| INTERNAL_SAVE_LOCK | VARCHAR(3) | このジョブによって別のオブジェクトに対する保管操作中にオブジェクトが内部的に参照されているかどうかを示します。
|
| LINK_CHANGES_LOCK | VARCHAR(3) | このジョブでディレクトリー内のリンクに対する変更が禁止されるかどうかを示します。
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| CHECKED_OUT | VARCHAR(3) | オブジェクトが現在このジョブによってチェックアウトされているかどうかを示します。
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| CHECKED_OUT_USER_NAME | VARCHAR(10) | オブジェクトがチェックアウトされたユーザーの名前です。 CHECKED_OUT が NO の場合は、NULL 値が入ります。 |
| RO_SHARE_R_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテントおよび実行アクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブの読み取り専用アクセスの数。 |
| RO_SHARE_W_COUNT | INTEGER | 共有モードで書き込みアクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブの読み取り専用アクセスの数。 |
| RO_SHARE_RW_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテント、実行アクセス・インテント、および書き込みアクセス・インテントとの共有が許可されているジョブの読み取り専用アクセスの数。 |
| RO_SHARE_NONE_COUNT | INTEGER | 共有モードで他のアクセス・インテントとの共有が許可されていないジョブの読み取り専用アクセスの数。 |
| WO_SHARE_R_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテントと実行アクセス・インテントのみの共有が許可されているジョブの書き込み専用アクセスの数。 |
| WO_SHARE_W_COUNT | INTEGER | 共有モードで書き込みアクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブの書き込み専用アクセスの数。 |
| WO_SHARE_RW_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテント、実行アクセス・インテント、および書き込みアクセス・インテントとの共有が許可されているジョブの書き込み専用アクセスの数。 |
| WO_SHARE_NONE_COUNT | INTEGER | 共有モードで他のアクセス・インテントとの共有が許可されていないジョブの書き込み専用アクセスの数。 |
| RW_SHARE_R_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りおよび実行アクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブの読み取りおよび書き込みアクセスの数。 |
| RW_SHARE_W_COUNT | INTEGER | 共有モードで書き込みアクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブの読み取りおよび書き込みアクセスの数。 |
| RW_SHARE_RW_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテント、実行アクセス・インテント、および書き込みアクセス・インテントとの共有が許可されているジョブの読み取りおよび書き込みアクセスの数。 |
| RW_SHARE_NONE_COUNT | INTEGER | 共有モードで他のアクセス・インテントとの共有が許可されていない場合の、ジョブの読み取りおよび書き込みアクセスの数。 |
| XO_SHARE_R_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテントと実行アクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブに対する実行専用アクセスの数。 |
| XO_SHARE_W_COUNT | INTEGER | 共有モードで書き込みアクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブの実行専用アクセスの数。 |
| XO_SHARE_RW_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテント、実行アクセス・インテント、および書き込みアクセス・インテントとの共有が許可されているジョブの実行専用アクセスの数。 |
| XO_SHARE_NONE_COUNT | INTEGER | 共有モードで他のアクセス・インテントとの共有が許可されていないジョブに対する実行専用アクセスの数。 |
| XR_SHARE_R_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテントと実行アクセス・インテントのみとの共有が許可されているジョブの実行アクセスおよび読み取りアクセスの数。 |
| XR_SHARE_W_COUNT | INTEGER | 共有モードで書き込みアクセス・インテントとの共有のみが許可されているジョブの実行アクセスおよび読み取りアクセスの数。 |
| XR_SHARE_RW_COUNT | INTEGER | 共有モードで読み取りアクセス・インテント、実行アクセス・インテント、および書き込みアクセス・インテントとの共有が許可されているジョブの実行および読み取りアクセスの数。 |
| XR_SHARE_NONE_COUNT | INTEGER | 共有モードで他のアクセス・インテントとの共有が許可されていないジョブの実行アクセスおよび読み取りアクセスの数。 |
| CURRENT_DIRECTORY | VARCHAR(3) | オブジェクトがジョブの現行ディレクトリーとして使用されているディレクトリーであるかどうかを示します。
|
| ROOT_DIRECTORY | VARCHAR(3) | オブジェクトが、ジョブのルート・ディレクトリーとして使用されているディレクトリーであるかどうかを示します。
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| FILE_SERVER_REFERENCE | VARCHAR(3) | ファイル・サーバーがこのジョブのクライアントに代わってオブジェクトの総称参照を保持しているかどうかを示します。
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| FILE_SERVER_WORKING_DIRECTORY | VARCHAR(3) | オブジェクトがディレクトリーであるかどうか、およびファイル・サーバーがこのジョブのクライアントの代わりに作業ディレクトリー参照を保持しているかどうかを示します。
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| NFS_SERVER_REFERENCE | VARCHAR(3) | ネットワーク・ファイル・システム (NFS) バージョン 4 サーバー・ジョブが、このジョブのクライアントに代わってオブジェクトの総称参照を保留しているかどうかを示します。
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| NETSERVER_SESSION | CLOB(1M) | この列には、オブジェクトに対する総称参照を保持している NetServer セッションのリストが含まれ、各項目は以下のようにフォーマット設定されます。
オブジェクトの総称参照を保持している NetServer セッションがない場合は、NULL 値が入ります。 |
例
- /usr/test1 でロックされているすべてのジョブをリストします。
SELECT * FROM TABLE(QSYS2.IFS_OBJECT_LOCK_INFO(PATH_NAME => '/usr/test1'))
