GO SAVE コマンドの概要

GO SAVE コマンドを使用して、システム全体または定期的に変更されるシステムの一部分を保管します。

GO SAVE コマンドを使用すると、システム全体のバックアップを簡単かつ確実に実行できます。 GO SAVE コマンドでは「保管」メニューが使用できますが、 これはどのバックアップ方針を使用するかにかかわりなく簡単にシステムのバックアップを作成することができます。 システムをインストールした後、直ちに GO SAVE コマンドのメニュー・オプション 21 を使用するようお勧めします。

GO SAVE コマンドのメニュー・オプション 21 は、保管方針すべての基盤です。 このオプションにより、システムの全データを完全に保管することができます。 一度メニュー・オプション 21 を使用すると、 他のメニュー・オプションを使用してシステムを部分的に保存したり、 手操作での保管処理を実行したりできるようになります。

別の保管方式として、Backup, Recovery, and Media Services (BRMS) を使用して保管処理を自動化することができます。 BRMS によって、バックアップおよび回復の必要を包括的かつ容易に解決することができます。

重要: SAVSYS コマンドまたは GO SAVE メニュー・オプション 21 または 22 を使用する前に、すべてのライセンス内部コード PTF (修正) を永続的に適用してください。

以下の図は、 システムの一部およびシステム全体を保管するために使用できるコマンドおよびメニュー・オプションを示しています。

図 1. 保管コマンドおよびメニュー・オプション
保管コマンドおよびメニュー・オプション