ACTIVE_JOB_INFO テーブル関数

ACTIVE_JOB_INFO テーブル関数は、すべてのアクティブ・ジョブに対して 1 行を返します。

返される情報は、活動ジョブ処理 (WRKACTJOB) コマンドおよびジョブ・リスト (QUSLJOB) API で表示される詳細に似ています。ACTIVE_JOB_INFO テーブル関数には、以下の 2 つの用途があります。
  1. アクティブ・ジョブの全部またはサブセットの詳細を確認するため。オプションのフィルター・パラメーターを使用して、アクティブ・ジョブのサブセットを要求できます。
  2. アクティブ・ジョブの経過統計を測定するため。WRKACTJOB コマンドの F10 統計の再始動関数と同様に、オプション・パラメーターを使用して統計をリセットできます。測定は、この新規開始点に基づいて計算されます。
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>>-ACTIVE_JOB_INFO--(------------------------------------------->

>--+----------------------------------------------+------------->
   '-+------------------------+--reset-statistics-'   
     '-RESET_STATISTICS-- => -'                       

>--+-----------------------------------------------------------+-->
   '-,--+-----------------------------+--subsystem-list-filter-'   
        '-SUBSYSTEM_LIST_FILTER-- => -'                            

>--+-----------------------------------------------+------------>
   '-,--+-----------------------+--job-name-filter-'   
        '-JOB_NAME_FILTER-- => -'                      

>--+-----------------------------------------------------------------+-->
   '-,--+--------------------------------+--current-user-list-filter-'   
        '-CURRENT_USER_LIST_FILTER-- => -'                               

>--+-------------------------------------------+--)------------><
   '-,--+---------------------+--detailed-info-'      
        '-DETAILED_INFO-- => -'                       

スキーマは QSYS2 です。

許可: 一般情報および自身のジョブに関する情報を表示するために必要なものはありません。

DETAILED_INFO => ALL の場合:
  • すべてのユーザーが、CLIENT_IP_ADDRESS、PAGE_FAULTS、JOB_ACTIVE_TIME、PRESTART_JOB_REUSE_COUNT、および PRESTART_JOB_MAX_USE_COUNT の詳細列情報を表示できます。
  • QIBM_DB_SQLADM または QIBM_DB_SYSMON の機能使用権限を備えているユーザーは、SQL_STATEMENT_TEXT 列から PSEUDO_CLOSED_CURSOR_COUNT 列までの SQL アクティビティーに関連した詳細列情報を表示できます。
  • *JOBCTL ユーザー特殊権限を備えているユーザーの場合、すべての詳細列情報が返されます。
reset-statistics
値として YES または NO が入る文字またはグラフィック・ストリング式。

このパラメーターの値が YES の場合、この照会実行の時刻が新しいベースラインとして使用されるように、統計がリセットされます。この接続内で ACTIVE_JOB_INFO を今後呼び出すと、新しいベースラインに基づいた統計詳細が返されます。このパラメーターの値が NO の場合、subsystem-list-filter または job-name-filter パラメーターの値が前の呼び出しと異なるものでない限り、呼び出しで統計はリセットされません。フィルター値を変更すると、常に統計がリセットされます。このパラメーターが指定されていない場合、デフォルトは NO です。

リセットが明示的に要求されたかどうかに関係なく、接続内の ACTIVE_JOB_INFO の最初の呼び出しは常に暗黙のリセットを実行します。

subsystem-list-filter
単一のコンマで区切られた、最大 25 個のサブシステム名のリストが入った文字またはグラフィック・ストリング式。このフィルターは、ジョブ情報を返すために使用するサブシステムを決定します。

このパラメーターが指定されていないか、空ストリング、または NULL 値の場合、すべてのサブシステムに関する情報が戻されます。

job-name-filter
返すジョブ情報を決定する非修飾ジョブ名を含む文字またはグラフィック・ストリング式。名前は総称にすることができます。
このストリングは、次の特殊値のいずれかにすることができます。
*
現行ジョブの情報だけが戻されます。
*ALL
すべてのジョブの情報が戻されます。
*CURRENT
現行ジョブと同じジョブ名を持つすべてのジョブの情報が戻されます。
*SBS
すべてのアクティブなサブシステム・モニターの情報が戻されます。
*SYS
すべてのアクティブなシステム・ジョブの情報が戻されます。この値を使用する場合、subsystem-list-filter は指定しないか、NULL 値でなければなりません。

このパラメーターが指定されていないか、空ストリング、または NULL 値の場合、すべてのジョブに関する情報が戻されます。

current-user-list-filter
単一のコンマで区切られた、最大 10 個のユーザー・プロファイル名のリストが入った文字またはグラフィック・ストリング式。このフィルターは、ジョブ情報を返すために使用する現行ユーザー値を決定します。

このパラメーターが指定されていないか、空ストリング、または NULL 値の場合、すべてのユーザーに関する情報が戻されます。

detailed-info
返す情報のタイプを識別する文字またはグラフィック・ストリング式。
ALL
すべての列の情報が返されます。
NONE
アクティブ・ジョブの一般情報のみが返されます。これは、JOB_DESCRIPTION_LIBRARY 列の前の列にある情報です。これはデフォルト値。
QTEMP
アクティブ・ジョブの一般情報に加え、QTEMP_SIZE 列が返されます。

この関数の結果は、以下の表に示された形式の複数行を含むテーブルです。列はすべて NULL 可能です。

表 1. ACTIVE_JOB_INFO テーブル関数
列名 データ・タイプ 説明
ORDINAL_POSITION INTEGER 各行の固有番号。
JOB_NAME VARCHAR(28) ジョブの修飾名。
INTERNAL_JOB_ID BINARY(16) 内部ジョブ ID。
SUBSYSTEM VARCHAR(10) ジョブが実行されているサブシステムの名前。

ジョブがシステム・ジョブの場合は、NULL 値が入ります。

SUBSYSTEM_LIBRARY_NAME VARCHAR(10) サブシステム記述が入っているライブラリー。

ジョブがシステム・ジョブの場合は、NULL 値が入ります。

AUTHORIZATION_NAME VARCHAR(10) この時点で初期スレッドが実行されているユーザー・プロファイル。ユーザー・プロファイルをスワップするジョブの場合、このユーザー・プロファイル名と、ジョブを開始したユーザー・プロファイルは異なることがあります。
JOB_TYPE VARCHAR(3) アクティブ・ジョブのタイプ。
ASJ
自動開始
BCH
バッチ
BCI
即時バッチ
EVK
プロシージャー開始要求によって開始された
INT
対話式
M36
アドバンスト36サーバー・ジョブ
MRT
複数要求元端末
PDJ
印刷ドライバー・ジョブ
PJ
事前開始ジョブ
RDR
スプール読み取りプログラム
SBS
サブシステム・モニター
SYS
システム
WTR
スプール書き出しプログラム
FUNCTION_TYPE VARCHAR(3) FUNCTION 列に記述されている機能のタイプ。
CMD
FUNCTION 列には、実行されているコマンドの名前が入ります。
DLY
ジョブの初期スレッドは,DLYJOB(ジョブ延期)コマンドを実行中です。FUNCTION 列には、ジョブが遅延している秒単位の時間 (最大 999999 秒)、またはジョブが処理を再開する時刻 (hh:mm:ss) が入ります。
GRP
FUNCTION 列には、延期されたグループ・ジョブのグループ名が入ります。
I/O
ジョブは,サインオン表示ファイルのためにワークステーションに対して入出力操作(I/O)を実行しているサブシステム・モニターです。 FUNCTION 列には、ワークステーション装置の名前が入ります。
IDX
FUNCTION 列には、索引再作成操作に関連したファイルの名前が入ります。
JVM
ジョブの初期スレッドはJAVA仮想マシンを実行しています。 FUNCTION 列には、Java クラスの名前が入ります。
LOG
FUNCTION 列には、QHST が入ります。これは、ヒストリー情報のログがデータベース・ファイルに記録されていることを示します。
MNU
FUNCTION 列には、メニューの名前が含まれます。
MRT
ジョブは、複数要求元端末 (MRT) ジョブ (JOB_TYPE が BCH の場合) か、MRT ジョブに接続された対話式ジョブ (JOB_TYPE が INT の場合) のいずれかです。
MRT ジョブの場合、FUNCTION 列には、以下のフォーマットの情報が入ります。
  • CHAR(2): MRT ジョブに現在接続されている要求元の数。
  • CHAR(1): / (スラッシュ) が入ります。
  • CHAR(2): 要求元の最大数。
  • CHAR(1): ブランクが入ります。
  • CHAR(3): 非終止プログラム (NEP) 標識。値 NEP は、非終止プログラムを示します。値がブランクの場合は、非終止プログラムではないことを示します。
  • CHAR(1): ブランクが入ります。

MRT に接続されている対話式ジョブの場合、FUNCTION 列には、MRT プロシージャーの名前が入ります。

PGM
FUNCTION 列には、プログラムの名前が入ります。
PRC
FUNCTION 列には、プロシージャーの名前が入ります。
USR
FUNCTION 列には、現行ジョブの変更 (QWCCCJOB) API で設定されたユーザー指定関数が入ります。

これらの値がいずれも該当しない場合は、NULL 値が入ります。

FUNCTION VARCHAR(10) 初期スレッドによって開始された最後の高水準機能。

FUNCTION_TYPE が NULL でない場合は、FUNCTION_TYPE 列によって定義された値が含まれています。それ以外の場合は、以下のいずれかの値が含まれます。

ADLACTJOB
補助記憶装置には,QADLACTJシステム値に指定されている活動ジョブ数が割り振られています。
ADLTOTJOB
補助記憶装置には,QADLTOTJシステム値に指定されているジョブ数が割り振られています。
CMDENT
コマンド入力画面が使用されています。
COMMIT
ジョブの初期スレッドはコミット操作を実行中です。
DIRSHD
このジョブはディレクトリーのシャドーイング機能のもとで実行されます。
DLTSPF
スプール・ファイルの削除中です。
DUMP
ダンプが実行中です。
JOBIDXRCY
損傷のあるジョブ索引が回復されています。
JOBLOG
ジョブ・ログが作成されています。
JOBLOGQRCY
ジョブ・ログ・サーバー待ち行列は回復中または再ビルド中です。
PASSTHRU
ジョブはパススルー・ジョブです。
RCLSPLSTG
空のスプール・データベース・メンバーの削除中です。
ROLLBACK
ジョブの初期スレッドはロールバック操作を実行中です。
SPLCLNUP
ジョブ待ち行列およびスプール・ファイル上のジョブのクリーンアップが実行されます。

ログに記録された関数が実行されていない場合は、NULL 値が入ります。

JOB_STATUS VARCHAR(4) ジョブの初期スレッドの状況。 以下のリストには、ごく一般的な値の一部が含まれています。 値の完全なリストについては、『Work Management API Attribute Descriptions in Application Programming Interfaces』を参照してください
CMNW
通信装置に対する入出力操作の完了を待機中です。
CNDW
ハンドル・ベース条件を待機中です。
DEQW
待ち行列からの除去操作の完了を待機中です。
DLYW
ジョブ延期(DLYJOB)コマンドのために,ジョブの初期スレッドは,ある時間間隔の終わりまで,あるいは特定の延期終了時刻まで待機状態で延期されています。
DSPW
ワークステーション画面からの入力を待機中です。
END
ジョブが *IMMED オプションで終了したか、またはその遅延時間が *CNTRLD オプションで終了しました。
EOJ
ジョブ終了 (ENDJOB) またはサブシステム終了 (ENDSBS) コマンドの実行以外の理由で終了中です。
EVTW
イベントを待機中です。
HLD
ジョブは保留中です。
JVAW
Java プログラム操作の完了を待機中です。
LCKW
ロックを待機中です。
LSPW
ロック・スペースの接続を待機中です。
MSGW
メッセージ待ち行列からのメッセージを待機中です。
MTXW
mutex を待機中です。
PSRW
プログラム開始要求を待機中の事前開始ジョブ。
RUN
ジョブは現在実行中です。
SEMW
セマフォーを待機中です。
THDW
別のスレッドが操作を完了するのを待機中です。
MEMORY_POOL VARCHAR(9) 割り振られるジョブの主記憶域が取られるシステム関連プールの ID。これは、ジョブ内のスレッドが開始するプールです。
RUN_PRIORITY INTEGER ジョブの実行優先順位。
THREAD_COUNT INTEGER ジョブ中で活動状態のスレッドの数。
TEMPORARY_STORAGE INTEGER 現在このジョブに割り振られている一時記憶域の容量 (メガバイト単位)。
CPU_TIME DECIMAL(20,0) ジョブが使用している合計処理単位時間 (ミリ秒)。
TOTAL_DISK_IO_COUNT DECIMAL(20,0) すべての経路指定ステップにわたってジョブが実行したディスク入出力操作の総数。これは、非同期と同期ディスク入出力の合計です。
ELAPSED_INTERACTION_COUNT INTEGER 対話の数。これは、測定時間間隔中の操作員の対話の数です。

ジョブが対話式でない場合は、NULL 値が入ります。

ELAPSED_TOTAL_RESPONSE_TIME INTEGER 測定時間間隔における合計応答時間 (秒)。

ジョブが対話式でない場合は、NULL 値が入ります。

ELAPSED_TOTAL_DISK_IO_COUNT DECIMAL(20,0) 測定時間間隔中にジョブによって実行されたディスク入出力操作の数。これは、非同期と同期ディスク入出力の合計です。
ELAPSED_ASYNC_DISK_IO_COUNT DECIMAL(20,0) 測定時間間隔中にジョブによって実行された非同期 (物理) ディスク入出力操作の数。この値はデータベースとデータベース以外に対する非同期読み書きの合計です。
ELAPSED_SYNC_DISK_IO_COUNT DECIMAL(20,0) 測定時間間隔中にジョブによって実行された同期 (物理) ディスク入出力操作の数。この値はデータベースとデータベース以外に対する同期読み書きの合計です。
ELAPSED_CPU_PERCENTAGE DECIMAL(10,2) 測定時間間隔中にこのジョブに起因した処理装置時間のパーセント。
ELAPSED_CPU_TIME DECIMAL(20,0) 測定時間間隔中に費やされた合計 CPU 時間 (ミリ秒)。
ELAPSED_PAGE_FAULT_COUNT DECIMAL(20,0) アクティブ・プログラムが測定時間間隔に指定ジョブの主記憶域にないアドレスを参照した回数。
JOB_END_REASON VARCHAR(60) ジョブが終了している理由。以下のいずれかの値が含まれます。
  • JOB ENDED DUE TO A DEVICE ERROR
  • JOB ENDED DUE TO A SIGNAL
  • JOB ENDED DUE TO AN UNHANDLED ERROR
  • JOB ENDED DUE TO THE CPU LIMIT BEING EXCEEDED
  • JOB ENDED DUE TO THE DISCONNECT TIME INTERVAL BEING EXCEEDED
  • JOB ENDED DUE TO THE INACTIVITY TIME INTERVAL BEING EXCEEDED
  • JOB ENDED DUE TO THE MESSAGE SEVERITY LEVEL BEING EXCEEDED
  • JOB ENDED DUE TO THE STORAGE LIMIT BEING EXCEEDED
  • JOB ENDED WHILE IT WAS STILL ON A JOB QUEUE
  • JOB ENDING ABNORMALLY
  • JOB ENDING IMMEDIATELY
  • JOB ENDING IN NORMAL MANNER
  • JOB ENDING NORMALLY AFTER A CONTROLLED END WAS REQUESTED
  • SYSTEM ENDED ABNORMALLY
ジョブが現在終了中でない場合は、NULL 値が入ります。
SERVER_TYPE VARCHAR (30) ジョブによって表されているサーバーのタイプ。サーバー・タイプの値のリストについては、『サーバー表』を参照してください。

ジョブがサーバーの一部でない場合は、NULL 値が入ります。

ELAPSED_TIME DECIMAL(20,3) 測定開始時刻から現在のシステム時刻までに経過した時間 (秒)。
DETAILED_INFO パラメーターが ALL の場合、以下の列の値が返されます。それ以外の場合、これらの列には NULL 値が入ります。
JOB_DESCRIPTION_LIBRARY VARCHAR(10) ジョブ記述を含んでいるライブラリーの名前。

ジョブにジョブ記述がない場合は、NULL 値が入ります。

JOB_DESCRIPTION VARCHAR(10) このジョブに使用されたジョブ記述の名前。

ジョブにジョブ記述がない場合は、NULL 値が入ります。

JOB_QUEUE_LIBRARY VARCHAR(10) ジョブ待ち行列を含んでいるライブラリーの名前。

ジョブがジョブ待ち行列から開始されたバッチ・ジョブでない場合、NULL 値が入ります。

JOB_QUEUE VARCHAR(10) ジョブが配置されていたジョブ待ち行列の名前。

ジョブがジョブ待ち行列から開始されたバッチ・ジョブでない場合、NULL 値が入ります。

OUTPUT_QUEUE_LIBRARY VARCHAR(10) 省略時の出力待ち行列が入っているライブラリーの名前。

ジョブに省略時の出力待ち行列がない場合は、NULL 値が入ります。

OUTPUT_QUEUE VARCHAR(10) このジョブによって作成されるスプール出力に使用される省略時の出力待ち行列の名前。省略時の出力待ち行列は、出力キューに *JOB を指定しているスプール印刷出力ファイルによってのみ使用されます。

ジョブに省略時の出力待ち行列がない場合は、NULL 値が入ります。

CCSID INTEGER このジョブで使用されるコード化文字セット ID (CCSID)。
DEFAULT_CCSID INTEGER このジョブで使用されるデフォルトのコード化文字セット ID。
SORT_SEQUENCE_LIBRARY VARCHAR(10) 分類順序テーブルが入っているライブラリーの名前。

このジョブで分類順序テーブルが定義されていない場合、または SORT_SEQUENCE が特殊値である場合は、NULL 値が入ります。

SORT_SEQUENCE VARCHAR(10) このジョブに関連付けられている分類順序テーブルの名前。

このジョブに分類順序テーブルが定義されていない場合は、NULL 値が入ります。

LANGUAGE_ID CHAR(3) このジョブに関連付けられている言語 ID。
DATE_FORMAT CHAR(4) このジョブに使用された日付形式。
*DMY
日、月、年の形式。
*JUL
ユリウス形式 (年と日)。
*MDY
月、日、年の形式。
*YMD
年、月、日の形式。
DATE_SEPARATOR CHAR(1) このジョブに使用された日付区切り記号。
TIME_SEPARATOR CHAR(1) このジョブに使用された時刻区切り記号。
DECIMAL_FORMAT VARCHAR(6) このジョブに使用された 10 進数形式。
*BLANK
小数点としてピリオド、3 桁のグループ文字としてコンマを使用し、小数点の左方のゼロを抑制する。
J
小数点としてコンマ、3 桁のグループ文字としてピリオドを使用する。ゼロ抑制文字は小数点の左方の (最初の位置ではなく) 2 番目の位置にあります。 コンマの左方のゼロ値の収支には 1 つだけ先行ゼロが書かれます (0,04)。 J の入力により、先行ゼロを抑制する編集コードがオーバーライドされます。
I
小数点としてコンマ、3 桁のグループ文字としてピリオドを使用し、小数点の左方のゼロを抑制する。
TIMEZONE_DESCRIPTION VARCHAR(10) ローカル・ジョブ時間の計算に使用される時間帯記述の名前。
TIMEZONE_CURRENT_OFFSET INTEGER

ローカル・ジョブ時間の計算に使用されるオフセット (分)。必要があれば,この値は夏時間調整時間用に調整されています。

TIMEZONE_FULL_NAME VARCHAR(50) 時間帯のフルネーム (ロング・ネーム)。この列では、夏時間調整時間が有効であるかどうかに応じて、標準時間フルネームか夏時間調整時間フルネームのいずれかが返されます。

時間帯記述はメッセージを使用して現行フルネームを指定しますが、メッセージを取得できない場合には、NULL 値が入ります。

TIMEZONE_ABBREVIATED_NAME VARCHAR(10) 時間帯の省略名 (ショート・ネーム)。この列では、夏時間調整時間が有効であるかどうかに応じて、標準時間省略名または夏時間調整時間省略名のいずれかが返されます。

時間帯記述はメッセージを使用して現行省略名を指定しますが、メッセージを取得できない場合には、NULL 値が入ります。

JOB_ENTERED_SYSTEM_TIME TIMESTAMP(0) ジョブがシステムに入力されたときのタイム・スタンプ。
JOB_ACTIVE_TIME TIMESTAMP(0) システムでジョブの実行が開始されたタイム・スタンプ。
CLIENT_IP_ADDRESS VARCHAR(45) ジョブで使用されているクライアント IP アドレス (IPv4 形式)。

クライアント IP アドレスが存在しない場合、またはジョブが IPv6 を使用している場合は、NULL 値が入ります。

JOB_USER_IDENTITY_SETTING VARCHAR(11) ジョブのユーザー識別が設定された方法。
APPLICATION
ジョブのユーザー識別は、ジョブのユーザー識別の設定 API、QWTSJUID、または QwtSetJuid() のいずれかを使用してアプリケーションによって明示的に設定されました。ジョブは、単一スレッドまたはマルチスレッドのいずれかで実行されている可能性があります。
DEFAULT
現在、ジョブは単一スレッドで実行されており、ジョブのユーザー識別はジョブが現在実行されているユーザー・プロファイルの名前です。
SYSTEM
現在、ジョブはマルチスレッドで実行されており、ジョブのユーザー識別はジョブがマルチスレッド化されたときにシステムによって暗黙的に設定されました。ジョブがマルチスレッド化されたときにジョブが実行されていたユーザー・プロファイルの名前に設定されました。
JOB_USER_IDENTITY VARCHAR(10) ジョブをシステム上の他のジョブに認識させるために使用されるユーザー・プロファイル名。システム上の他のジョブが当該ジョブに対して操作を試行すると、許可検査のためにジョブのユーザー識別が使用されます。

ユーザー・プロファイルが存在しなくなっている場合は、NULL 値が入ります。

DBCS_CAPABLE VARCHAR(3) ジョブが DBCS 対応かどうか。
NO
ジョブは DBCS 対応でありません。
YES
ジョブは DBCS 対応です。
SIGNAL_STATUS VARCHAR(3) ジョブが別のジョブまたはシステムからシグナルを受信できるかどうか。
NO
ジョブでシグナルは有効になっていません。このジョブは、別のジョブおよびシステムからシグナルを受信できません。
YES
ジョブでシグナルが有効になっています。このジョブは、別のジョブおよびシステムからシグナルを受信できます。
MESSAGE_REPLY VARCHAR(3) ジョブが特定のメッセージへの応答を待機しているかどうか。
NO
ジョブは、特定のメッセージへの応答を待機していません。
YES
ジョブは、特定のメッセージへの応答を待機しています。

ジョブがメッセージ待機状況でない場合は、NULL 値が入ります。

END_STATUS VARCHAR(3) システムが、制御された取り消しを発行したかどうか。
NO
システム、サブシステム、またはジョブは取り消されていません。
YES
ジョブが実行されているシステム、サブシステム、またはジョブ自体が取り消されました。
CANCEL_KEY VARCHAR(3) ユーザーが取り消しキーを押したかどうか。
NO
ユーザーは、取り消しキーを押しませんでした。
YES
ユーザーは、取り消しキーを押しました。
EXIT_KEY VARCHAR(3) ユーザーが終了キーを押したかどうか。
NO
ユーザーは、終了キーを押しませんでした。
YES
ユーザーは、終了キーを押しました。
MAXIMUM_ACTIVE_THREADS INTEGER ジョブが任意の時点で実行できるスレッドの最大数。複数のスレッドが同時に開始された場合、この値を超える可能性があります。この最大値を超過しても、超過したスレッドは通常どおり完了するまで実行できます。追加のスレッドの開始は、ジョブ内の最大スレッド数がこの最大値を下回るまで禁止されます。

最大がない場合は、NULL 値が入ります。

SYSTEM_POOL_ID INTEGER

主記憶がジョブの初期スレッド用に現在割り振られているシステム関連プールの ID。この ID は、サブシステム記述に指定されたものと同じではありませんが、システム状況画面に表示されるシステム・プール ID とは同じです。スレッドがタイム・スライス終了に到達すると、ジョブのタイム・スライス終了プール値に基づいて、スレッドが実行されているプールを切り替えることができます。返される現行システム・プール ID は、ジョブの初期スレッドが実行されている実際のプールになります。

POOL_NAME VARCHAR(10) ジョブが実行を開始したメモリー・プールの名前。名前は番号であることがあります。その場合には、サブシステムに関連した私用プールです。次の特殊値のいずれかが含まれることがあります。
*BASE
このジョブは、他のサブシステムと共用される可能性がある基本システム・プールで実行されています。
*INTERACT
このジョブは、対話式作業で使用される共用プールで実行されています。
*MACHINE
このジョブは、マシン・プールで実行されています。
*SHRPOOL1 - *SHRPOOL60
このジョブは、識別された共用プールで実行されています。
*SPOOL
このジョブは、スプール書き出しプログラム用の共用プールで実行されています。
QTEMP_SIZE INTEGER ジョブの一時ライブラリー (QTEMP) でオブジェクトによって使用されている記憶域の量 (メガバイト数)。ロックされているオブジェクト、損傷があるオブジェクト、許可されていないオブジェクトは、含まれていません。

サイズを返すことができない場合は、NULL 値が入ります。

PEAK_TEMPORARY_STORAGE INTEGER ジョブが使用した補助記憶域の最大量 (メガバイト数)。
DEFAULT_WAIT INTEGER ジョブ中のスレッドが資源を獲得するためにシステム命令 (LOCK マシン・インターフェース (MI) 命令など) を待機するデフォルト最大時間 (秒数)。

最大がない場合は、NULL 値が入ります。

MAXIMUM_PROCESSING_TIME_
ALLOWED

INTEGER ジョブが使用できる最大処理装置時間 (ミリ秒数)。ジョブが複数の経路指定ステップから構成されている場合、これは現在の経路指定ステップで使用できる最大処理装置時間です。最大時間を超えた場合、ジョブは保留されます。

処理装置時間の最大時間が定義されていない場合は、NULL 値が入ります。

MAXIMUM_TEMPORARY_STORAGE_
ALLOWED

INTEGER ジョブが使用できる補助記憶域の最大量 (メガバイト数)。ジョブが複数の経路指定ステップから構成されている場合、これは経路指定ステップが使用できる最大一時記憶域です。この一時記憶域は、プログラム自体に必要な記憶域、および経路指定ステップをサポートするために使用される暗黙的に作成される内部システム・オブジェクトに必要な記憶域として使用されます。(QTEMPライブラリー内のオブジェクトの記憶域は含まれません)。最大一時記憶域を超えた場合、ジョブは保留されます。これは、ユーザー・プロファイルによって制御される永続記憶域の使用には適用されません。

一時記憶域の最大量が定義されていない場合は、NULL 値が入ります。

TIME_SLICE INTEGER このジョブ内および他のジョブ内の他のスレッドに実行の機会が与えられる前に、このジョブ内の各スレッドに与えられる最大プロセッサー時間 (ミリ秒単位)。十分な量の処理を行うためにこのジョブ中のスレッドによって必要とされる時間数は、タイム・スライスによって設定されます。タイム・スライスの終了時に、他のスレッドが記憶域プールでアクティブ状態になるよう、スレッドが非アクティブ状態にされる場合があります。値の範囲は、8 から 9999999 までです。
PAGE_FAULTS BIGINT 指定されたジョブの現行の経路指定ステップ中に、主記憶域内でないアドレスをアクティブ・プログラムが参照した回数。
TOTAL_RESPONSE_TIME BIGINT 初期スレッドの応答時間の合計量 (ミリ秒数)。この値には、データを送信および受信するためにマシン、接続された入出力ハードウェア、および伝送回線によって使用された時間は含まれません。対話のないジョブの場合、ゼロが返されます。実際の結果を保持するにはフィールドが十分に大きくない場合は、値 -1 が返されます。

INTERACTIVE_TRANSACTIONS

INTEGER Enter キーやファンクション・キーの押下など、操作員の対話の数。対話のないジョブの場合、ゼロが返されます。
DATABASE_LOCK_WAITS INTEGER 初期スレッドがデータベース・ロックの取得のために待機しなければならなかった回数。
NON_DATABASE_LOCK_WAITS INTEGER 初期スレッドが非データベース・ロックの取得のために待機しなければならなかった回数。

INTERNAL_MACHINE_
  LOCK_WAITS

INTEGER 初期スレッドが内部マシン・ロックの取得のために待機しなければならなかった回数。
DATABASE_LOCK_WAIT_TIME INTEGER 初期スレッドがデータベース・ロックの取得のために待機しなければならなかった累積時間量 (ミリ秒数)。
NON_DATABASE_LOCK_WAIT_TIME INTEGER 初期スレッドが非データベース・ロックの取得のために待機しなければならなかった累積時間量 (ミリ秒数)。

INTERNAL_MACHINE_LOCK_
WAIT_TIME

INTEGER 初期スレッドが内部マシン・ロックの取得のために待機しなければならなかった累積時間量 (ミリ秒数)。
SQL_STATEMENT_TEXT VARCHAR(10000) 実行する最後の SQL ステートメントまたは現在実行されている SQL ステートメントのステートメント・テキスト。ステートメント・テキストは、列より長い場合、切り捨てられます。

SQL ステートメントが実行されていない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_STATEMENT_STATUS VARCHAR(8) このジョブ内の SQL の状況。
ACTIVE
SQL ステートメントは現在実行中です
COMPLETE
少なくとも 1 つの SQL ステートメントが実行され、完了しました

SQL ステートメントが実行されていない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_STATEMENT_START_TIMESTAMP TIMESTAMP アクティブな SQL ステートメントの実行開始のタイム・スタンプ。

アクティブな SQL ステートメントがない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_STATEMENT_NAME VARCHAR(128) SQL ステートメントの名前。

SQL ステートメントに名前がない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_STATEMENT_LIBRARY_NAME VARCHAR(10) SQL ステートメント・オブジェクトのライブラリー名。

SQL ステートメント名が NULL であるか、SQL ステートメントが永続オブジェクト内に存在しない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_STATEMENT_OBJECT_NAME VARCHAR(10) ジョブ内で最後に実行された SQL ステートメントを含むオブジェクトの名前。現行 SQL ステートメントが SQL 関数または SQL プロシージャーに属している場合は、オブジェクト名は外部プログラム名になります。

SQL ステートメント名が NULL であるか、SQL ステートメントが永続オブジェクト内に存在しない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_STATEMENT_OBJECT_TYPE VARCHAR(7) 現行の SQL ステートメントを含むオブジェクトのタイプ。
*PGM
現行 SQL ステートメントは、プログラム内にあります。
*SQLPKG
現行 SQL ステートメントは、SQL パッケージ内にあります。
*SRVPGM
現行 SQL ステートメントは、サービス・プログラム内にあります。

SQL ステートメントのオブジェクト名が NULL の場合は、NULL 値が入ります。

QUERY_OPTIONS_LIBRARY_NAME VARCHAR(10) このジョブで使用されている QAQQINI オプション・ライブラリーの名前。
SQL_ACTIVATION_GROUP_COUNT INTEGER ジョブの SQL ステートメントを実行した、現行および終了した活動化グループの数。

SQL ステートメントが実行されていない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_DESCRIPTOR_COUNT BIGINT ジョブでアクティブな SQL 記述子の数。

ジョブでアクティブな SQL 記述子がない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_LOB_LOCATOR_COUNT INTEGER ジョブでアクティブな LOB ロケーターの数。

ジョブでアクティブな LOB ロケーターがない場合は、NULL 値が入ります。

CLI_HANDLE_COUNT BIGINT ジョブでアクティブな SQL 呼び出しレベル・インターフェース (CLI) ハンドルの数。この数には、CLI ステートメント・ハンドル、記述子ハンドル、環境ハンドル、および接続ハンドルが含まれます。

ジョブでアクティブな CLI ハンドルがない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_SERVER_MODE VARCHAR(3) SQL サーバー・モードを使用するようにジョブが構成されているかどうかを示します。
NO
ジョブは、SQL サーバー・モードを使用するように構成されていません。
YES
ジョブは、SQL サーバー・モードを使用するように構成されています。
CLIENT_ACCTNG VARCHAR(255) SQL CURRENT CLIENT_ACCTNG 特殊レジスターの値。値は NULL の場合があります。詳しくは、CURRENT CLIENT_ACCTNG を参照してください。
CLIENT_APPLNAME VARCHAR(255) SQL CURRENT CLIENT_APPLNAME 特殊レジスターの値。値は NULL の場合があります。詳しくは、CURRENT CLIENT_APPLNAME を参照してください。
CLIENT_PROGRAMID VARCHAR(255) SQL CURRENT CLIENT_PROGRAMID 特殊レジスターの値。値は NULL の場合があります。詳しくは、CURRENT CLIENT_PROGRAMID を参照してください。
CLIENT_USERID VARCHAR(255) SQL CURRENT CLIENT_USERID 特殊レジスターの値。値は NULL の場合があります。詳しくは、CURRENT CLIENT_USERID を参照してください。
CLIENT_WRKSTNNAME VARCHAR(255) SQL CURRENT CLIENT_WRKSTNNAME 特殊レジスターの値。値は NULL の場合があります。詳しくは、CURRENT CLIENT_WRKSTNNAME を参照してください。
ROUTINE_TYPE CHAR(1) SQL を使用して定義されたルーチンの場合、現在実行されているルーチンのタイプ。
F
機能
P
プロシージャー

現在実行されている SQL ルーチンがない場合は、NULL 値が入ります。

ROUTINE_SCHEMA VARCHAR(128) SQL を使用して定義されたルーチンの場合、現在実行されているルーチンのスキーマ名。

現在実行されている SQL ルーチンがない場合は、NULL 値が入ります。

ROUTINE_SPECIFIC_NAME VARCHAR(128) SQL を使用して定義されたルーチンの場合、現在実行されているルーチンの名前。

現在実行されている SQL ルーチンがない場合は、NULL 値が入ります。

CLIENT_PORT INTEGER 現行クライアントがサーバーと通信するために使用するポート番号。

ターゲット・ジョブが TCP/IP プロトコルを使用して形成された接続に対応していない場合は、NULL 値が含まれます。

CLIENT_HOST VARCHAR(255) 現行クライアントがサーバーと通信するために使用するホスト名。

ターゲット・ジョブが TCP/IP プロトコルを使用して形成された接続に対応していない場合は、NULL 値が含まれます。

INTERFACE_NAME VARCHAR(127) クライアント・データベース・インターフェース名。

クライアント・データベース・インターフェース名がない場合は、NULL 値が入ります。

INTERFACE_TYPE VARCHAR(63) クライアント・データベース・インターフェース・タイプ。

クライアント・データベース・インターフェース・タイプがない場合は、NULL 値が入ります。

INTERFACE_LEVEL VARCHAR(63) 「VVRRMMFP」という形式のクライアント・データベース・インターフェース・レベル。VV - バージョン、RR - リリース、MM - モディフィケーション・レベル、FP - フィックスパック・レベル (特定のインターフェースの場合にのみ適用可能)。

クライアント・データベース・インターフェース・レベルがない場合は、NULL 値が入ります。

SERVER_MODE_CONNECTING_JOB VARCHAR(28) SQL サーバー・モード接続を確立したジョブの修飾ジョブ名。ジョブ名が QSQSRVR の場合は、接続ジョブの修飾ジョブ名が返されます。

ジョブ名が QSQSRVR でないか、JOB_STATUSPSRW の場合は、NULL 値が入ります。

SERVER_MODE_CONNECTING_THREAD BIGINT ジョブ名が QSQSRVR で、サーバー・モード・ジョブが使用中の場合は、この接続を使用する最後のスレッドのスレッド ID が返されます。SQL_STATEMENT_STATUSCOMPLETE の場合は、このアプリケーション・スレッド ID は存在しなくなっている可能性があります。

ジョブ名が QSQSRVR でないか、JOB_STATUSPSRW の場合は、NULL 値が入ります。

PRESTART_JOB_REUSE_COUNT INTEGER 事前開始ジョブが使用された回数。事前開始ジョブ再使用カウントは、事前開始ジョブで切断が処理されると増分されます。事前開始ジョブ再使用カウントが事前開始ジョブの最大使用回数を超えると、ジョブは終了します。

ジョブが事前開始ジョブでない場合は、NULL 値が入ります。

PRESTART_JOB_MAX_USE_COUNT INTEGER 事前開始ジョブを使用できる最大回数。これを超えると、事前開始ジョブは終了します。*NOMAX の場合、値 -1 が返されます。

ジョブが事前開始ジョブでない場合は、NULL 値が入ります。

AVAILABLE_RESULT_SETS INTEGER ジョブの取り込まれていない SQL 結果セットの現行数。

取り込まれていない SQL 結果セットがジョブにない場合は、NULL 値が入ります。

UNCONSUMED_RESULT_SETS INTEGER ジョブで破棄された取り込まれていない SQL 結果セットの累積数。

破棄された取り込まれていない SQL 結果セットがジョブにない場合は、NULL 値が入ります。

OPEN_CURSOR_COUNT INTEGER ジョブで現在オープンしている SQL カーソルの数。

ジョブで現在オープンしている SQL カーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

FULL_OPEN_CURSOR_COUNT BIGINT ジョブの存続時間において完全にオープンした SQL カーソルの総数。

ジョブの存続時間において完全にオープンした SQL カーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

PSEUDO_OPEN_CURSOR_COUNT BIGINT ジョブの存続時間において疑似オープンした SQL カーソルの総数。疑似オープンは、再使用 SQL カーソルとも呼ばれます。

ジョブの存続時間において疑似オープンした SQL カーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

PSEUDO_CLOSED_CURSOR_COUNT INTEGER ジョブ内の疑似クローズ SQL カーソルのアクティブ数。 疑似クローズ・カーソルとは、アプリケーションによってクローズされたが、データベース内ではオープンしたままのカーソルのことです。疑似クローズ・カーソルは、同じ照会が何度も実行される場合に再使用できます。これにより、オープンのパフォーマンスが向上します。反対に、ジョブ内にあまりにも多くの疑似クローズ・カーソルが累積すると、ジョブの記憶域フットプリントに悪影響が出る可能性があります。

疑似クローズ SQL カーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

CQE_CURSOR_COUNT INTEGER このジョブで CQE を使用しているカーソルの数。これには、SQL カーソル (完全オープンと疑似クローズの両方) およびネイティブ・データベース照会の実装に使用されるカーソルが含まれます。

このジョブで CQE を使用したカーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

CQE_CURSOR_STORAGE INTEGER このジョブで CQE を使用しているカーソルが使用している記憶域の量 (メガバイト数)。

このジョブで CQE を使用したカーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

SQE_CURSOR_COUNT INTEGER このジョブで SQE を使用しているカーソルの数。これには、SQL カーソル (完全オープンと疑似クローズの両方) およびネイティブ・データベース照会の実装に使用されるカーソルが含まれます。

このジョブで SQE を使用したカーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

SQE_CURSOR_STORAGE INTEGER このジョブで SQE を使用しているカーソルが使用している記憶域の量 (メガバイト数)。

このジョブで SQE を使用したカーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

LARGEST_QUERY_SIZE INTEGER このジョブで最も多くの記憶域を使用した SQE カーソルが使用した記憶域の量 (メガバイト数)。

このジョブで SQE を使用したカーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

QRO_HASH VARCHAR(8) LARGEST_QUERY_SIZE 列で参照されている SQE 照会の内部生成 ID。QRO ハッシュは、Visual Explain 内、および SQL プラン・キャッシュと SQL プラン・キャッシュ・スナップショットの「ステートメントの表示」探査で表示されます。

このジョブで SQE を使用したカーソルがない場合は、NULL 値が入ります。

  • 例 1: QZDASOINIT ジョブのみを確認し、経過入出力の上位 10 位までのコンシューマーを検索します。
    SELECT JOB_NAME, AUTHORIZATION_NAME, ELAPSED_TOTAL_DISK_IO_COUNT, ELAPSED_CPU_PERCENTAGE 
    FROM TABLE(QSYS2.ACTIVE_JOB_INFO(
                JOB_NAME_FILTER => 'QZDASOINIT',
                SUBSYSTEM_LIST_FILTER => 'QUSRWRK')) X
    ORDER BY ELAPSED_TOTAL_DISK_IO_COUNT DESC
    FETCH FIRST 10 ROWS ONLY;
    注: ELAPSED_xxx 列のデータは、照会を再実行するたびに更新されます。照会が接続の ACTIVE_JOB_INFO で初めて実行されたときには、経過データは返されません。詳しくは、reset-statistics パラメーターを参照してください。
  • 例 2: 一時記憶域の使用量が最大のアクティブ・ジョブを検索します。各ターゲット・ジョブで最近実行された SQL ステートメントが含まれます。
    SELECT JOB_NAME, AUTHORIZATION_NAME, TEMPORARY_STORAGE, SQL_STATEMENT_TEXT
    FROM TABLE (QSYS2.ACTIVE_JOB_INFO(DETAILED_INFO=>'ALL')) X
        WHERE JOB_TYPE <> 'SYS' 
    ORDER BY TEMPORARY_STORAGE DESC;
  • 例 3: JOB_NAME フィールドを、修飾ジョブ名の各部分の別々の列に分解します。
    SELECT SUBSTR(JOB_NAME,1,6) AS JOB_NUMBER,
           SUBSTR(JOB_NAME,8,POSSTR(SUBSTR(JOB_NAME,8),'/')-1) AS JOB_USER,
           SUBSTR(SUBSTR(JOB_NAME,8),POSSTR(SUBSTR(JOB_NAME,8),'/')+1)  AS JOB_NAME
    FROM TABLE (QSYS2.ACTIVE_JOB_INFO()) AS X;