バインディング

バインディングの利点は、呼び出し操作に関連するオーバーヘッドの 削減に役立つことです。モジュールのバインディングによって、呼び出しのスピードアップを はかることができます。従来の呼び出しの手段を使用することもできますが、新しい呼び出しの手段を 使用する方が速くなります。 2 つの呼び出し方式を区別するために、従来方式を動的プログラム呼び出し または外部プログラム呼び出しと呼び、ILE 方式を静的プロシージャー呼び 出しまたはバインド・プロシージャー呼び出しと呼びます。

バインディング機能、およびその結果として得られる呼び出しのパフォーマンスの向上によって、 高度なモジュラー方式のアプリケーションを開発することが以前よりもはるかに 実用的となります。ILE コンパイラーは、実行可能なプログラムを生成しません。 その代わりに、モジュール・オブジェクト (*MODULE) を生成します。 このモジュール・オブジェクトは、他のモジュールと結合 (バインド) して 1 つの実行可能単位、 つまりプログラム・オブジェクト (*PGM) を形成します。

COBOL プログラムから RPG プログラムを呼び出すことができるのと同様に、ILE を使用して、 異なる言語によって作成されたモジュールをバインドすることができます。したがって 、RPG、COBOL、C、C++、および CL により個別に作成された モジュールからなる 1 つの実行可能プログラムを作成することができます。