照会の処理: 概説
この Query 最適化プログラムの概説では、システム・リソースをより効率的に実行し、 使用する照会を設計するための指針を説明しています。
この概説では、Query 最適化プログラムで最適化される照会について説明するとともに、SQL、OPNQRYF、API (QQQQRY)、ODBC、 および Query AS/400 用照会などのインターフェースにも触れます。 照会の結果は、この指針を適用するかどうかに関係なく正確です。
注: この概説で取り上げる内容は複雑です。
概念をより良く理解するために、この情報を読みながら IBM® i 製品を実際に試してみるとよいでしょう。
DB2® for i が照会を処理する方法が分かれば、 この概説で説明している指針のパフォーマンスへの影響も比較的分かりやすくなります。 DB2 for i 照会処理には次の 2 つの主なコンポーネントがあります。
- システムがデータにアクセスする方法。
これらの方式は、ディスクからデータを検索するために使用するアルゴリズムです。 これらの方式には、索引の使用法および行選択技法があります。 さらに、DB2 Symmetric Multiprocessing オペレーティング・システム・フィーチャーでは並列アクセス方式が利用できます。
- Query 最適化プログラム
Query 最適化プログラムは、照会を実現するために使用できる有効な技法を識別し、最も効率のよい技法を選択します。