情報交換に XML を使用すると、多くの利点があります。
XML の利点には以下のようなものがあります。
- XML は、コンピューター言語ではなく、人間の言語を使用する。XML は、初心者でも
「読めて」しかも「理解できる」言語であり、コーディングも HTML と比べて特に難しくはありません。
- XML は Java™ と完全互換性があり、100% 移植可能です。
XML を処理できるアプリケーションは、プラットフォームに関係なく、ユーザーの情報を使用できます。
- XML は拡張可能です。ドメインの自然言語を使用し、必要な属性を持ち、ユーザーが見てわかるようなタグを、独自に作成できます。または他の人が作成したそのようなタグを利用できます。
次の例は、XML の読みやすさと拡張性を簡単に示しています。
| HTML の例 |
XML の例 |
<HTML>
<H1 ID="MN">State</H1>
<H2 ID="12">City</H2>
<DL>
<DT>Name</DT>
<DD>Johnson</DD>
<DT>Population</DT>
<DD>5000</DD>
</DL>
<H2 ID="15">City</H2>
<DL>
<DT>Name</DT>
<DD>Pineville</DD>
<DT>Population</DT>
<DD>60000</DD>
</DL>
<H2 ID="20">City</H2>
<DL>
<DT>Name</DT>
<DD>Lake Bell</DD>
<DT>Population</DT>
<DD>20</DD>
</DL>
</HTML>
|
<?XML VERSION="1.0" STANDALONE="yes" ?>
<STATE STATEID="MN">
<CITY CITYID="12">
<NAME>Johnson</name>
<POPULATION>5000</POPULATION>
</CITY>
<CITY CITYID="15">
<NAME>Pineville</NAME>
<POPULATION>60000</POPULATION>
</CITY>
<CITY CITYID="20">
<NAME>Lake Bell</NAME>
<POPULATION>20</POPULATION>
</CITY>
</STATE>
|
HTML のタグ名は、その内容の意味を示しません。
上の例では HTML 定義リストが使用されていますが、データを表またはその他のなんらかの HTML タグの中に含めた場合、HTML の使用に内在する問題が発生します。
次に例を示します。
- HTML タグの多くは頭字語であり、共通言語のようには読めません。
- HTML タグはデータ (この例では都市名と人口) を、例えばリストの中の定義または表の中のセルのように表示用の項目として表します。
そのため、データの操作またはアプリケーション間のデータ交換が困難になります。
XML のタグ名は読むことができ、データの意味を伝えます。
各 XML タグは関連データの直前に置かれるので、情報構造が人間にもコンピューターにも容易に識別できます。データ構造は目で見てわかる実用的なパターンに則っています。そのためデータの操作と交換が容易になります。