コンソールの計画の考慮事項

コンソール関連のアクティビティーを実行するときは、以下のポイントを考慮してください。

以下の情報は、すべてのシステムに該当します。

以下の情報は、コンソールの引き継ぎおよび回復に関連するものです。

IBM i には、コンソールの引き継ぎと回復と呼ばれる特別な一連の機能があり、LAN 接続の 5250 コンソールが他のコンソール装置から制御を引き継ぐことができます。以下の情報は、どのコンソール装置がご使用の作業環境に最適であるか、またこれらの機能を活用するためにこれらの装置をどのように配置すればよいのかを決定するのに役立ちます。

引き継ぎオプションが使用可能で、5250 エミュレーションを実行中のコンソール機能を持つ各装置が適切に接続されている場合、 それがアクティブ・コンソールであるかどうかに関係なく、データの画面が表示されます。 V5R4 以降のリリースでは、複数の装置が、コンソールが確立 された後で画面上にデータを持ちます。 この結果、初めに装置を接続するとき、「切断」を示す空白のコンソール画面がなくなります。 この新機能によって、コンソールにあるジョブを、データを損失せずに他の装置へ転送することが可能になります。

この機能は、接続を失った、または引き継がれているコンソールへのデータ・ストリームを中断し、以降のデータを保管した上で、そのコンソールになる次の装置 (それが前のコンソールと同じであっても) へそのデータを送信することによって実行されます。 回復可能性とは、実質的には、前の コンソールが実行していた内容にかかわらず、同じ装置または別の装置から、そのコンソールへ引き継ぐ ことです。

以下の情報は、区画に分割されていない区画に関連するものです。

以下の情報は、複数区画の環境に関連するものです。