オブジェクト記述の検索 (RTVOBJD)
実行可能場所: コンパイル済み CL プログラムまたはインタープリットされた REXX (*BPGM *IPGM *BREXX *IREXX) スレッド・セーフ: はい |
パラメーター 例 エラー・メッセージ |
オブジェクト記述検索(RTVOBJD)コマンドは,CLプログラムまたはREXXプロシージャーに特定のオブジェクトの記述を取り出します。
このコマンドによってCL変数に戻されるパラメーターの場合,パラメーターの記述タイトル/プロンプト・テキストにはCL変数の最小の長さがリストされます。文字変数の場合には,単一の数値が表示されます。10進変数の場合には,2つの数値が表示されます。最初の数は変数の最小桁数を示し,2番目の数は小数点以下の最小桁数を示します。
制約事項:
- ライブラリーに対する実行(*EXECUTE)権限が必要です。
- オブジェクトに対する*EXCLUDE権限以外の何らかの権限が必要です。オブジェクトがファイルの場合には,そのオブジェクトに対するオブジェクト操作(*OBJOPR)権限が必要です。
- OBJAUDパラメーターで*NOTAVL以外の値を検索するには,すべてのオブジェクト(*ALLOBJ)または監査(*AUDIT)特殊権限のいずれかが必要です。
上 |
パラメーター
キーワード | 記述 | 選択項目 | ノーツ |
---|---|---|---|
OBJ | オブジェクト | 修飾オブジェクト名 | 必須, 定位置 1 |
修飾子 1: オブジェクト | 名前 | ||
修飾子 2: ライブラリー | 名前, *LIBL, *CURLIB | ||
OBJTYPE | オブジェクト・タイプ | *ALRTBL, *AUTL, *BNDDIR, *CFGL, *CHTFMT, *CLD, *CLS, *CMD, *CNNL, *COSD, *CRG, *CRQD, *CSI, *CSPMAP, *CSPTBL, *CTLD, *DEVD, *DOC, *DTAARA, *DTADCT, *DTAQ, *EDTD, *EXITRG, *FCT, *FILE, *FLR, *FNTRSC, *FNTTBL, *FORMDF, *FTR, *GSS, *IGCDCT, *IGCSRT, *IGCTBL, *IMGCLG, *IPXD, *JOBD, *JOBQ, *JOBSCD, *JRN, *JRNRCV, *LIB, *LIND, *LOCALE, *MEDDFN, *MENU, *MGTCOL, *MODD, *MODULE, *MSGF, *MSGQ, *M36, *M36CFG, *NODGRP, *NODL, *NTBD, *NWID, *NWSCFG, *NWSD, *OUTQ, *OVL, *PAGDFN, *PAGSEG, *PDFMAP, *PDG, *PGM, *PNLGRP, *PRDAVL, *PRDDFN, *PRDLOD, *PSFCFG, *QMFORM, *QMQRY, *QRYDFN, *RCT, *SBSD, *SCHIDX, *SPADCT, *SQLPKG, *SQLUDT, *SQLXSR, *SRVPGM, *SSND, *SVRSTG, *S36, *TBL, *TIMZON, *USRIDX, *USRPRF, *USRQ, *USRSPC, *VLDL, *WSCST | 必須, 定位置 2 |
ASPDEV | ASP装置 | 単一値: *, *ALLAVL, *CURASPGRP, *SYSBAS その他の値: 要素リスト |
オプショナル |
要素 1: 装置 | 名前 | ||
要素 2: 検索タイプ | *ASP, *ASPGRP | ||
RTNLIB | RTNLIBのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
OBJATR | OBJATRのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
USRDFNATR | USRDFNATRのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
TEXT | TEXTのCL変数 (50) | 文字値 | オプショナル |
OWNER | OWNERのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
PGP | PGPのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
ASP | ASPのCL変数 (2 0) | 10 進数 | オプショナル |
LIBASP | LIBASPのCL変数 (5 0) | 10 進数 | オプショナル |
OBJASPDEV | OBJASPDEVのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
OBJASPGRP | OBJASPGRPのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
LIBASPDEV | LIBASPDEVのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
LIBASPGRP | LIBASPGRPのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
OVFASP | OVFASPのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
CRTDATE | CRTDATEのCL変数 (13) | 文字値 | オプショナル |
CHGDATE | CHGDATEのCL変数 (13) | 文字値 | オプショナル |
SAVDATE | SAVDATEのCL変数 (13) | 文字値 | オプショナル |
SAVACTDATE | SAVACTDATEのCL変数 (13) | 文字値 | オプショナル |
RSTDATE | RSTDATEのCL変数 (13) | 文字値 | オプショナル |
CRTUSER | CRTUSERのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
CRTSYSTEM | CRTSYSTEMのCL変数 (8) | 文字値 | オプショナル |
OBJDMN | OBJDMNのCL変数 (2) | 文字値 | オプショナル |
USEUPD | USEUPDのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
USEDATE | USEDATEのCL変数 (7) | 文字値 | オプショナル |
USECOUNT | USECOUNTのCL変数 (5 0) | 10 進数 | オプショナル |
RESETDATE | RESETDATEのCL変数 (7) | 文字値 | オプショナル |
STG | STGのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
CPR | CPRのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
SIZE | SIZEのCL変数 (15 0) | 10 進数 | オプショナル |
SPCSIZE | SPCSIZEのCL変数 (15 0) | 10 進数 | オプショナル |
SPCALIGN | SPCALIGNのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
SAVSIZE | SAVSIZEのCL変数 (15 0) | 10 進数 | オプショナル |
SAVCMD | SAVCMDのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
SAVSEQNBR | SAVSEQNBRのCL変数 (4 0) | 10 進数 | オプショナル |
SAVLRGSEQ | SAVLRGSEQのCL変数 (10 0) | 10 進数 | オプショナル |
SAVVOL | SAVVOLのCL変数 (71) | 文字値 | オプショナル |
SAVDEV | SAVDEVのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
SAVF | SAVFのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
SAVFLIB | SAVFLIBのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
SAVLABEL | SAVLABELのCL変数 (17) | 文字値 | オプショナル |
SRCF | SRCFのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
SRCFLIB | SRCFLIBのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
SRCMBR | SRCMBRのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
SRCDATE | SRCDATEのCL変数 (13) | 文字値 | オプショナル |
SYSLVL | SYSLVLのCL変数 (9) | 文字値 | オプショナル |
COMPILER | COMPILERのCL変数 (16) | 文字値 | オプショナル |
OBJLVL | OBJLVLのCL変数 (8) | 文字値 | オプショナル |
ALWAPICHG | ALWAPICHGのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
APICHG | APICHGのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
USRCHG | USRCHGのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
LICPGM | LICPGMのCL変数 (16) | 文字値 | オプショナル |
PTF | PTFのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
APAR | APARのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
OBJAUD | OBJAUDのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
OBJSIG | OBJSIGのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
SYSSIG | SYSSIGのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
MLTSIG | MLTSIGのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
JRNSTS | JRNSTSのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
JRN | JRNのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
JRNLIB | JRNLIBのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
JRNIMG | JRNIMGのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
JRNOMTE | JRNOMTEのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
RMTJRNFTR | RMTJRNFTRのCL変数 (1) | 文字値 | オプショナル |
JRNSTRDATE | JRNSTRDATEのCL変数 (13) | 文字値 | オプショナル |
STRJRNRCV | STRJRNRCVのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
JRNRCVLIB | JRNRCVLIBのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
RCVLIBASP | RCVLIBASPのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
RCVLIBGRP | RCVLIBGRPのCL変数 (10) | 文字値 | オプショナル |
上 |
オブジェクト (OBJ)
情報が検索されるオブジェクトを指定します。
これは必須パラメーターです。
修飾子1: オブジェクト
- 名前
- 記述が検索されるオブジェクトの名前を指定してください。
修飾子2: ライブラリー
- *LIBL
- 最初に一致するものが見つかるまで,現行スレッドのライブラリー・リスト内のすべてのライブラリーが検索されます。この値が使用される時にASP装置 (ASPDEV)パラメーターが指定される場合,ASPDEV(*)が唯一の有効な値です。
- *CURLIB
- スレッドの現行ライブラリーが検索されます。スレッドの現行ライブラリーとして指定されているライブラリーがない場合,QGPLライブラリーが検索されます。この値が使用される時にASP装置 (ASPDEV)パラメーターが指定される場合,ASPDEV(*)が唯一の有効な値です。
- 名前
- 検索するライブラリーの名前を指定してください。
上 |
オブジェクト・タイプ (OBJTYPE)
情報を検索したいオブジェクトのタイプを指定します。
これは必須パラメーターです。
- オブジェクト・タイプ
- 情報が検索されるオブジェクトのタイプを指定してください。
上 |
ASP装置 (ASPDEV)
オブジェクトが入っているライブラリーに記憶域が割り振られている補助記憶域プール(ASP)装置名を指定します。このライブラリーがスレッドのライブラリー名スペースの一部でないASPにある場合には,必ず正しいライブラリーが検索されるように,このパラメーターを指定しなければなりません。オブジェクト (OBJ)パラメーターに指定されたライブラリー修飾子が*CURLIBまたは*LIBLの時にこのパラメーターを使用する場合には,ASPDEV(*)が唯一の有効な値です。このパラメーターは,単一値,あるいは1個または2個の要素のリストとして指定することができます。
単一値
- *
- 現在,スレッドのライブラリー名スペースの一部であるASPが,ライブラリーを見つけるために検索されます。これには,システムASP (ASP 1),すべての定義済み基本ユーザーASP (ASP 2から32)が含まれ,スレッドにASPグループがある場合には,スレッドのASPグループの中の1次および2次ASPが含まれます。
- *ALLAVL
- 使用可能なすべてのASPが検索されます。これには,システムASP (ASP 1),すべての定義済みユーザー基本ASP (ASP 2から32),およびすべての1次および2次ASP(状況が「使用可能」となっているASP 33から255)が含まれます。ASPグループは,1次ASPのアルファベット順で検索されます。システムASPおよびすべての定義された基本ユーザーASPは,ASPグループの後に検索されます。ユーザーに権限が付与されていないASPおよびライブラリーはバイパスされ,権限エラー・メッセージは送信されません。
- *CURASPGRP
- スレッドにASPグループがある場合には,スレッドのASPグループ中の1次および2次ASPがライブラリーを見つけるために検索されます。システムASP (ASP 1)および定義済みの基本ユーザーASP (ASP 2から32)は検索されません。スレッドと関連したASPグループがない場合には,エラーが出されます。
- *SYSBAS
- システムASP (ASP 1)とすべての定義済み基本ユーザーASP (ASP 2から32)が,ライブラリーを見つけるために検索されます。スレッドにASPグループがあっても,1次または2次ASPは検索されません。
要素1: 装置
- 名前
検索される1次または2次ASP装置の名前を指定します。1次および2次ASPは(ASP装置をオンに変更することによって)活動化されていなければならず,状況が「使用可能」になっていなければなりません。システムASP (ASP 1)および定義済みの基本ユーザーASP (ASP 2から32)は検索されません。
注: 要素2に指定された検索タイプが*ASPの時に,特定の補助記憶域プール(ASP)装置名を指定するには,その特定のASP装置に対する実行(*EXECUTE)権限がなければなりません。
要素2に指定された検索タイプが*ASPGRPの時に特定の補助記憶域プール(ASP)装置名を指定するには,そのASPグループ中の各ASP装置に対する実行(*EXECUTE)権限がなければなりません。
要素2: 検索タイプ
要素1で名付けられた単一ASP装置またはASPグループ全体が検索されるかどうかを指定します。
- *ASP
- 要素1で名付けられた単一の補助記憶域プール(ASP)装置だけが検索されます。
- *ASPGRP
- 要素1で名付けられた1次補助記憶域プール(ASP)装置のグループ全体が検索されます。
上 |
RTNLIBのCL変数 (10) (RTNLIB)
オブジェクトが入っているライブラリーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクト(OBJ)パラメーターのライブラリー(修飾子2)に*LIBLまたは*CURLIBが指定された場合には,戻される値は,オブジェクトが見つかったライブラリーの名前です。ライブラリー名が指定されている場合には,このパラメーターによってその名前が戻されます。
上 |
OBJATRのCL変数 (10) (OBJATR)
プログラムまたはファイルのタイプなどのオブジェクトの拡張属性を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。例えば,変数はCLPまたはPFで戻される可能性があります。値の前に*は置かれません。
上 |
USRDFNATRのCL変数 (10) (USRDFNATR)
オブジェクトのユーザー定義属性を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。検索されたオブジェクトにユーザー定義属性がない場合には,ブランクが戻されます。この属性は,オブジェクト記述変更(QLICOBJD) APIで変更できます。
上 |
上 |
上 |
PGPのCL変数 (10) (PGP)
オブジェクトの1次グループであるユーザーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトの1次グループがない場合には,このフィールドに*NONEの値が入ります。
上 |
ASPのCL変数 (2 0) (ASP)
オブジェクトの補助記憶域プール(ASP)の番号を戻すために使用される10進数(2 0)の変数の名前を指定します。この変数には最大32までのASP番号が入ります。ASP番号か32より大きい場合には,この変数で-1が戻されます。ASP番号が32より大きい時にASP装置名を戻すためには,OBJASPDEVパラメーターを使用してください。戻される可能性のある値は次の通りです。
- 1
- オブジェクトはシステム補助記憶域プールに入っています。
- 2から32
- オブジェクトは基本ユーザー補助記憶域プールに入っています。
- -1
- オブジェクトは,32より大きいASP番号を持つ1次または2次補助記憶域プールに入っています。この1次または2次ASPのASP装置名はOBJASPDEVパラメーターを使って検索することができます。
上 |
LIBASPのCL変数 (5 0) (LIBASP)
オブジェクトが入っているライブラリーの記憶域が割り振られている補助記憶域プール(ASP)の番号を戻すために使用される10進数(5 0)の変数を指定します。この変数には最大32までのASP番号が入ります。ASP番号か32より大きい場合には,この変数で-1が戻されます。ASP番号が32より大きい時にASP装置名を戻すためには,LIBASPDEVパラメーターを使用してください。戻される可能性のある値は次の通りです。
- 1
- ライブラリーはシステム補助記憶域プールに入っています。
- 2から32
- ライブラリーは基本ユーザー補助記憶域プールに入っています。
- -1
- ライブラリーは,32より大きいASP番号を持つ1次または2次補助記憶域プールに入っています。この1次または2次ASPのASP装置名はLIBASPDEVパラメーターを使って検索することができます。
上 |
OBJASPDEVのCL変数 (10) (OBJASPDEV)
オブジェクトの記憶域が割り振られている補助記憶域プール(ASP)装置の名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある特殊値は次の通りです。
- *N
- ASP装置の名前を決定できません。
- *SYSBAS
- オブジェクトはシステムASP (ASP 1)または基本ユーザーASP (ASP 2から32)に入っています。
上 |
OBJASPGRPのCL変数 (10) (OBJASPGRP)
オブジェクトの記憶域が割り振られている補助記憶域プール(ASP)グループの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。このASPグループ名は,そのASPグループ中の1次ASPの名前です。戻される値は,OBJASPDEVパラメーターで戻される値と同じであることがあります。戻される可能性のある特殊値は次の通りです。
- *N
- 1次ASP装置の名前を決定することができません。
- *SYSBAS
- オブジェクトはシステムASP (ASP 1)または基本ユーザーASP (ASP 2から32)に入っています。
上 |
LIBASPDEVのCL変数 (10) (LIBASPDEV)
オブジェクトが入っているライブラリーの記憶域が割り振られている補助記憶域プール(ASP)装置の名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある特殊値は次の通りです。
- *N
- ASP装置の名前を決定できません。
- *SYSBAS
- ライブラリーはシステムASP (ASP 1)または基本ユーザーASP (ASP 2から32)に入っています。
上 |
LIBASPGRPのCL変数 (10) (LIBASPGRP)
オブジェクトが入っているライブラリーの記憶域が割り振られている1次補助記憶域プール(ASP)グループの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。このASPグループ名は,そのASPグループ中の1次ASPの名前です。戻される値は,LIBASPDEVパラメーターで戻される値と同じであることがあります。戻される可能性のある特殊値は次の通りです。
- *N
- 1次ASP装置の名前を決定することができません。
- *SYSBAS
- オブジェクトはシステムASP (ASP 1)または基本ユーザーASP (ASP 2から32)に入っています。
上 |
OVFASPのCL変数 (1) (OVFASP)
「オブジェクト・オーバーフローの補助記憶域プール(ASP)」フラグを戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。
- '1'
- オブジェクトがその存在するASPをオーバーフローしました。
- '0'
- オブジェクトはASPをオーバーフローしていません。システムASP (ASP 1)あるいは1次または2次ASP (ASP 33から255)にあるオブジェクトはそのASPをオーバーフローできないので,システムASP (ASP 1)あるいは1次または2次ASP (ASP 33から255)にあるオブジェクトの場合には,常に値'0'が戻されます。
上 |
CRTDATEのCL変数 (13) (CRTDATE)
オブジェクトが作成された日付と時刻を戻すために使用される13桁の文字変数を指定します。値はCYYMMDDHHMMSSの形式で戻されます。ここで,C =世紀で,'0'の場合は年19XXを示し,'1'は年20XXを示します。YY=年,MM=月,DD=日,HH=時,MM=分,およびSS=秒です。
上 |
CHGDATEのCL変数 (13) (CHGDATE)
オブジェクトが最後に変更された日付と時刻を戻すために使用される13桁の文字変数を指定します。変数は,CRTDATEパラメーターと同じ形式で戻されるか,あるいはオブジェクトが変更されていなかった場合には,ブランクになって戻されます。
上 |
SAVDATEのCL変数 (13) (SAVDATE)
オブジェクトが最後に保存された日付と時刻を戻すために使用される13桁の文字変数を指定します。変数は,CRTDATEパラメーターと同じ形式で戻されるか,あるいはオブジェクトが保存されていなかった場合には,ブランクになって戻されます。
上 |
SAVACTDATEのCL変数 (13) (SAVACTDATE)
SAVACTパラメーターに*NO以外のものが指定された保存操作の時に,オブジェクトが最後に保存された日付と時刻を戻すために使用される13文字の変数を指定します。この日付/時刻は,オブジェクト自身が保存された時点を示します。SAVDATパラメーターは,保存操作が開始された時点を示します。変数は,CRTDATEパラメーターと同じ形式で戻されるか,オブジェクトが保存されていなかった場合,あるいはオブジェクトの最後の保存操作でSAVACT(*NO)が指定された場合には,ブランクになって戻されます。
上 |
RSTDATEのCL変数 (13) (RSTDATE)
オブジェクトが最後に復元された日付と時刻を戻すために使用される13桁の文字変数を指定します。変数は,CRTDATEパラメーターと同じ形式で戻されるか,あるいはオブジェクトが復元されていなかった場合には,ブランクになって戻されます。
上 |
上 |
上 |
OBJDMNのCL変数 (2) (OBJDMN)
オブジェクトのオブジェクト・ドメイン値を戻すために使用される2桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- *U
- オブジェクトはユーザー・ドメイン・オブジェクトです。
- *S
- オブジェクトはシステム・ドメイン・オブジェクトです。
上 |
USEUPDのCL変数 (1) (USEUPD)
このオブジェクト・タイプに対してオブジェクト使用状況情報が更新されるかどうかをの指示を戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- Y
- このオブジェクト・タイプに対してオブジェクト使用状況情報が更新されます。
- N
- このオブジェクト・タイプに対してオブジェクト使用状況情報が更新されません。'N'が戻された場合には,オブジェクトの最終使用日付はブランクであり,オブジェクトが使用された日数はゼロ(0)です。
上 |
USEDATEのCL変数 (7) (USEDATE)
オブジェクトが最後に使用された日付を戻すために使用される7桁の文字変数を指定します。日付はCYYMMDDの形式で戻されるか,オブジェクトに最終使用日付がない場合には,ブランクになって戻されます。
上 |
USECOUNTのCL変数 (5 0) (USECOUNT)
オブジェクトが使用されていた日数を戻すために使用される10進数(5 0)の変数を指定します。オブジェクトに最終使用日付がない場合には,ゼロ(0)が戻されます。
上 |
RESETDATEのCL変数 (7) (RESETDATE)
使用日数カウントが最後にゼロ(0)にリセットされた日付を戻すために使用される7桁の文字変数を指定します。日付はCYYMMDDの形式で戻されるか,使用日数カウントがリセットされていない場合には,ブランクになって戻されます。
上 |
STGのCL変数 (10) (STG)
オブジェクト・データの記憶域状況を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- *FREE
- オブジェクト・データは解放されていて,オブジェクトが保留されています。
- *KEEP
- オブジェクト・データは解放されておらず,オブジェクトが保留されていません。
上 |
CPRのCL変数 (1) (CPR)
オブジェクトの圧縮状況を戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- Y
- オブジェクトは圧縮されています。
- X
- オブジェクトは圧縮に不適格です。
- N
- オブジェクトは永続的に圧縮解除されています。
- T
- オブジェクトは一時的に圧縮解除されています。
- F
- オブジェクトは圧縮に適格ですが,記憶域を解放されて保存されています。
上 |
SIZEのCL変数 (15 0) (SIZE)
オブジェクトのサイズ(バイト数)を戻すために使用される10進数(15 0)の変数を指定します。この値は,SPCSIZEパラメーターによって戻される値を含みます。
上 |
SPCSIZEのCL変数 (15 0) (SPCSIZE)
オブジェクトの1次関連スペースのサイズ(バイト数)を戻すために使用される10進数(15 0)の変数を指定します。オブジェクトに関連スペースがない場合には,ゼロ(0)が戻されます。
上 |
SPCALIGNのCL変数 (1) (SPCALIGN)
オブジェクトに関連したスペースが最適に位置合わせされているかどうかを戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。最適位置合わせによって,オブジェクトを使用するアプリケーションのパフォーマンスはよくなる場合があります。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '0'
- オブジェクトに関連したスペースが最適に位置合わせされていません。
- '1'
- オブジェクトに関連したスペースが最適に位置合わせされています。
- '2'
- オブジェクトと関連したスペースはありません。
上 |
SAVSIZEのCL変数 (15 0) (SAVSIZE)
最後の保存操作の時点でのオブジェクトのサイズ(バイト数)を戻すために使用される10進数(15 0)の変数を指定します。オブジェクトが保存されていない場合には,ゼロ(0)が戻されます。
上 |
SAVCMDのCL変数 (10) (SAVCMD)
オブジェクトの保存に使用されたコマンドを戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトが保存されていない場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
SAVSEQNBRのCL変数 (4 0) (SAVSEQNBR)
テープへのオブジェクトの保存時に割り当てられたテープ順序番号を戻すために使用される10進数(4 0)の変数を指定します。この変数には,最大9999までの順序番号が入ります。オブジェクトが保存されていない場合,あるいはテープに保存されていない場合には,ゼロ(0)が戻されます。順序番号が実際には9999より大きい場合には,この変数には-5が戻されます。9999より大きくなる可能性がある順序番号を戻すためには,SAVLRGSEQパラメーターを使用してください。
上 |
SAVLRGSEQのCL変数 (10 0) (SAVLRGSEQ)
テープ順序番号を戻すために使用される10進数(10 0)の変数を指定します(SAVSEQNBRパラメーターと同様)。この変数には,SAVSEQNBRパラメーターより大きいテープ順序番号を入れることができます。
上 |
SAVVOLのCL変数 (71) (SAVVOL)
オブジェクトの保存に使用されたテープ,ディスケット,または光ディスク・ボリュームを戻すために使用される71桁の文字変数を指定します。変数は最大10個の6文字のボリュームを戻します。ボリュームIDは,1, 8, 15, 22, 29, 36, 43, 50, 57,および64桁目から始まります。それぞれのボリュームID項目は,単一の文字で区切られます。オブジェクトが並行形式で保存されていた場合には,2番目の媒体ファイルの最初のボリュームの前の'2', 3番目の媒体ファイルの前の'3'といったものが区切り文字に含まれます(10番目の媒体ファイルの前は'0')。そうでない場合には,区切り文字はブランクです。10を超えるボリュームが使用され,オブジェクトが逐次形式で保存されていた場合には,変数の71番目の文字に'1'が戻されます。オブジェクトが並行形式で保存されていた場合には,変数の71番目の文字に'2'が戻されます。そうでない場合には,71番目の文字はブランクです。オブジェクトが最後に保存ファイルに保存された場合,あるいは保存されたことがない場合には,変数がブランクになって戻されます。
上 |
SAVDEVのCL変数 (10) (SAVDEV)
オブジェクトが最後に保存された装置のタイプを戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。最後の保存操作に使用された装置に応じて,変数は次の値の1つで戻されます。
- 保存ファイルの場合は*SAVF
- ディスケットの場合は*DKT
- テープの場合は*TAP
- 光ディスク・ボリュームの場合は*OPT
- オブジェクトが保存されていない場合には,変数はブランクで戻されます。
上 |
SAVFのCL変数 (10) (SAVF)
オブジェクトが保存ファイルに保存された場合に保存ファイルの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトが保存ファイルに保存されていない場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
SAVFLIBのCL変数 (10) (SAVFLIB)
オブジェクトが保存ファイルに保存された場合に,保存ファイルが入っているライブラリーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトが保存ファイルに保存されていない場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
SAVLABELのCL変数 (17) (SAVLABEL)
オブジェクトの保存時に使用されたファイル・ラベルを戻すために使用される17桁の文字変数を指定します。オブジェクトがテープ,ディスケット,または光ディスク・ボリュームに保存されない場合には,変数はブランクになって戻されます。戻される値は,オブジェクトを保存するために使用されたコマンドのLABELパラメーターに指定された値と一致しています。
上 |
SRCFのCL変数 (10) (SRCF)
オブジェクトの作成に使用されたソース・ファイルの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトの作成にソース・ファイルが使用されなかった場合には,変数はブランクになって戻されます。ILE *PGMおよび*SRVPGMオブジェクトの場合には,ソース・ファイルおよびメンバーはブランクです。ソース・ファイル情報は,*MODULEオブジェクトと一緒に保管されます。
上 |
SRCFLIBのCL変数 (10) (SRCFLIB)
オブジェクトの作成に使用されたソース・ファイルが入っているライブラリーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトの作成にソース・ファイルが使用されなかった場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
SRCMBRのCL変数 (10) (SRCMBR)
ソース・ファイル(SRCFパラメーター)のメンバーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトの作成にソース・ファイルが使用されなかった場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
SRCDATEのCL変数 (13) (SRCDATE)
ソース・ファイルのメンバーが最後に更新された日付と時刻を戻すために使用される13桁の文字変数を指定します。変数はCRTDATEパラメーターと同じ形式で戻されるか,あるいはメンバーが更新されていない場合にはブランクになって戻されます。
上 |
SYSLVLのCL変数 (9) (SYSLVL)
オブジェクトの作成時のオペレーティング・システムのレベルを戻すために使用される9桁の文字変数を指定します。変数は,1桁目から始まる3文字のバージョン・レベル,3桁目から始まる3文字のリリース・レベル,および7桁目から始まる3文字のモディフィケーション・レベルで戻されます。バージョン・レベルの最初の文字は常に文字'V',リリース・レベルの最初の文字は常に文字'R',モディフィケーション・レベルの最初の文字は常に文字'M'です。
上 |
COMPILERのCL変数 (16) (COMPILER)
コンパイラーのライセンス・プログラムID,バージョン・レベル,リリース・レベル,およびモディフィケーション・レベルを戻すために使用される16桁の文字変数を指定します。変数は,1桁目から始まる7文字のプログラムID, 8桁目から始まる3文字のバージョン・レベル,11桁目から始まる文字のリリース・レベル,および14桁目から始まる3文字のモディフィケーション・レベルで戻されます。バージョン・レベルの最初の文字は常に文字'V',リリース・レベルの最初の文字は常に文字'R',モディフィケーション・レベルの最初の文字は常に文字'M'です。コンパイラーが使用されなかった場合には,変数はブランクになって戻されます。
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上 |
ALWAPICHGのCL変数 (1) (ALWAPICHG)
「プログラムによる変更可能」フラグを戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '1'
- オブジェクトは,オブジェクト記述変更(QLICOBJD) APIで変更できます。
- '0'
- オブジェクトは,このAPIで変更できません。
上 |
APICHGのCL変数 (1) (APICHG)
「プログラムにより変更」フラグを戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '1'
- オブジェクトは,オブジェクト記述変更(QLICOBJD) APIで変更されています。
- '0'
- オブジェクトは,このAPIによって変更されていません。
上 |
USRCHGのCL変数 (1) (USRCHG)
オブジェクトがユーザーによって変更されたかどうかの指示を戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '1'
- オブジェクトは,ユーザーによって変更されています。
- '0'
- オブジェクトは,ユーザーによって変更されていません。
上 |
LICPGMのCL変数 (16) (LICPGM)
検索されたオブジェクトがライセンス・プログラムの一部である場合に,そのライセンス・プログラムの名前,バージョン・レベル,リリース・レベル,およびモディフィケーション・レベルを戻すために使用される16桁の文字変数を指定します。変数は,1桁目から始まる7文字の名前,8桁目から始まる3文字のバージョン・レベル,11桁目から始まる3文字のリリース・レベル,および14桁目から始まる3文字のモディフィケーション・レベルで戻されます。バージョン・レベルの最初の文字は常に文字'V',リリース・レベルの最初の文字は常に文字'R',モディフィケーション・レベルの最初の文字は常に文字'M'です。検索されたオブジェクトがライセンス・プログラムの一部でない場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
PTFのCL変数 (10) (PTF)
検索されたオブジェクトを作成することとなったプログラム一時修正番号を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。ユーザー作成オブジェクトの場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
APARのCL変数 (10) (APAR)
正式プログラム分析報告書ID (APAR ID)を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。変数には,このオブジェクトにパッチがあてられる原因となったAPAR IDで戻されます。APARの結果としてオブジェクトが変更されたものでない場合には,変数はブランクになって戻されます。
このフィールドは,弊社提供のプログラム一時修正が適用されても更新されません。このフィールドが変更されるのは次の場合です。
- コマンド省略時値変更(CHGCMDDFT) CLコマンドによってコマンドの省略時値が変更された場合。フィールドはCHGDFTに設定されます。
- オブジェクト記述変更(QLICOBJD) APIによって,このフィールドをどの値にも変更できます。
上 |
OBJAUDのCL変数 (10) (OBJAUD)
オブジェクトの監査値を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。すべてのオブジェクト(*ALLOBJ)または監査(*AUDIT)特殊権限のいずれかがない場合は,*NOTAVLの値が戻されます。戻される可能性のある値には*NONE, *USRPRF, *CHANGE, *ALL,および*NOTAVLです。詳細については,オブジェクト監査変更(CHGOBJAUD)コマンドのオブジェクト監査値(OBJAUD)パラメーターを参照してください。
上 |
OBJSIGのCL変数 (1) (OBJSIG)
オブジェクトにデジタル・シグニチャーがあるかどうかを戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '1'
- オブジェクトはデジタル・シグニチャーをもちます。
- '0'
- オブジェクトはデジタル・シグニチャーをもちません。
上 |
SYSSIGのCL変数 (1) (SYSSIG)
オブジェクトがシステムの信頼するソースによって署名されているかどうかの指示を戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '1'
- オブジェクトはシステムの信頼するソースによって署名されています。オブジェクトが複数のシグニチャーを持っている場合には,それらのシグニチャーのうち少なくとも1つはシステムの信頼するソースからきたものです。
- '0'
- いずれのオブジェクト・シグニチャーもシステムの信頼するソースからきたものではありません。
上 |
MLTSIGのCL変数 (1) (MLTSIG)
オブジェクトに複数のデジタル・シグニチャーがあるかどうかを戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '1'
- オブジェクトに複数のデジタル・シグニチャーがあります。SYSSIGパラメーターの値が'1'の場合には,それらのシグニチャーのうち少なくとも1つはシステムの信頼するソースからきたものです。
- '0'
- オブジェクトにはただ1つのデジタル・シグニチャーを持っているか,またはデジタル・シグニチャーはありません。OBJSIGパラメーターを参照して,オブジェクトにデジタル・シグニチャーがあるかどうかを調べてください。
上 |
JRNSTSのCL変数 (1) (JRNSTS)
オブジェクトの現在のジャーナル処理状況を戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。戻される可能性のある値は次の通りです。
- '1'
- オブジェクトは現在ジャーナル処理されています。
- '0'
- オブジェクトは現在ジャーナル処理されていません。
注: オブジェクトが現在ジャーナル処理されていない場合であっても,他のジャーナル・フィールドにデータが入っていることがあります。
上 |
JRNのCL変数 (10) (JRN)
現行ジャーナルまたは最後のジャーナルの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトがジャーナル処理されていない場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
JRNLIBのCL変数 (10) (JRNLIB)
ジャーナルが入っているライブラリーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトがジャーナル処理されていない場合には,変数はブランクになって戻されます。
上 |
JRNIMGのCL変数 (1) (JRNIMG)
ジャーナル・イメージ情報を戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。オブジェクトに対する変更用に生成されたイメージに応じて,以下の値が戻されます。
- ' '
- オブジェクトに対してジャーナル処理が開始されたことがない場合にはブランクです。
- '0'
- 変更後イメージだけがオブジェクトに対する変更のジャーナルに保管されます。
- '1'
- 変更前イメージと変更後イメージの両方がオブジェクトに対する変更のジャーナルに保管されます。
上 |
JRNOMTEのCL変数 (1) (JRNOMTE)
除外されるジャーナル項目に関係する情報を戻すために使用される1桁の文字変数を指定します。除外されるジャーナル項目について次の値が戻されることがあります。
- ' '
- オブジェクトに対してジャーナル処理が開始されたことがない場合にはブランクです。
- '1'
- 指定されたオブジェクトに対するオープン操作およびクローズ操作はオープンおよびクローズ・ジャーナル項目を生成しません。
- '0'
- ジャーナル項目は除外されません。
上 |
RMTJRNFTRのCL変数 (1) (RMTJRNFTR)
オブジェクトのリモート・ジャーナル・フィルター操作値を戻すために使用される1文字の変数を指定します。戻される可能性のある値は以下の1つです。
- ' '
- オブジェクトに対してジャーナル処理が開始されたことがない場合にはブランクです。
- '0'
- オブジェクト用に保管されたジャーナル項目が,オブジェクトによるリモート・ジャーナル・フィルター操作について適格ではなくなります。
- '1'
- オブジェクト用に保管されたジャーナル項目が,オブジェクトによるリモート・ジャーナル・フィルター操作について適格になります。
オブジェクトによるリモート・ジャーナル・フィルター操作を使用する際に,オブジェクトのジャーナル項目はターゲット・システムに送信されません。
リモート・ジャーナル・フィルター操作の詳細については,リモート・ジャーナルの変更(CHGRMTJRN)コマンドまたはジャーナル状態変更(QJOCHANGEJOURNALSTATE) APIを参照してください。
上 |
JRNSTRDATEのCL変数 (13) (JRNSTRDATE)
ジャーナル処理が最後に開始された日付と時刻を戻すために使用される13桁の文字変数を指定します。変数は,CRTDATEパラメーターと同じ形式で戻されるか,あるいはオブジェクトがジャーナル処理されていなかった場合にはブランクになって戻されます。
上 |
STRJRNRCVのCL変数 (10) (STRJRNRCV)
ジャーナル処理済み変更の適用(APYJRNCHG)またはジャーナル処理済み変更の除去(RMVJRNCHG)コマンドの正常使用に必要な最古のジャーナル・レシーバーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトがジャーナル処理されたことがない場合,このフィールドはブランクとなります。
ファイル・オブジェクトでは,ジャーナル・レシーバーには,保存開始操作を表す項目が入れられます。ただし,部分トランザクションを含むメンバーがファイル中にある場合は,それらのメンバーで以前のジャーナル・レシーバーが必要になることがあります。ファイル内のメンバーの部分トランザクションの状態を調べるには,ファイル記述表示(DSPFD)コマンドを使用してください。
上 |
JRNRCVLIBのCL変数 (10) (JRNRCVLIB)
開始ジャーナル・レシーバーが入っているライブラリーの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトがジャーナル処理されたことがない場合,このフィールドはブランクとなります。
上 |
RCVLIBASPのCL変数 (10) (RCVLIBASP)
開始ジャーナル・レシーバーが入っているライブラリーの記憶域が割り振られている補助記憶域プール(ASP)装置の名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。オブジェクトがジャーナル処理されたことがない場合,このフィールドはブランクとなります。戻される可能性のある特殊値は次の通りです。
- *N
- ASP装置の名前を決定できません。
- *SYSBAS
- ライブラリーはシステムASP (ASP 1)または基本ユーザーASP (ASP 2から32)に入っています。
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RCVLIBGRPのCL変数 (10) (RCVLIBGRP)
開始ジャーナル・レシーバーが入っているライブラリーの記憶域が割り振られている補助記憶域プール(ASP)グループの名前を戻すために使用される10桁の文字変数を指定します。このASPグループ名は,そのASPグループ中の1次ASPの名前です。戻される値は,RCVLIBASPパラメーターで戻される値と同じであることがあります。オブジェクトがジャーナル処理されたことがない場合,このフィールドはブランクとなります。戻される可能性のある特殊値は次の通りです。
- *N
- ASP装置の名前を決定できません。
- *SYSBAS
- ライブラリーはシステムASP (ASP 1)または基本ユーザーASP (ASP 2から32)に入っています。
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例
JANE BROWNが次のコマンドを入力してライブラリーを作成します。
CRTLIB LIB(PGMLIB) TYPE(*PROD) TEXT('Library for Test Programs')
後でJANEまたは適切な権限をもつ他の誰かが次に示すCLプログラムでライブラリーの属性を検索できます。
DCL &CRTDATE *CHAR 13 DCL &OWN *CHAR 10 DCL &RTNLIB *CHAR 10 DCL &OBJASPDEV *CHAR 10 : RTVOBJD OBJ(*LIBL/PGMLIB) OBJTYPE(*LIB) TEXT(&TEXT) + CRTDATE(&CRTDATE) OWNER(&OWN) + RTNLIB(&RTNLIB) OBJASPDEV(&OBJASPDEV)
CLプログラムの変数に戻される値を以下に示します。
&TEXT = テスト・プログラムのライブラリー &CRTDATE = 0900211130000 &OWN = JBROWN &RTNLIB = QSYS &OBJASPDEV = *SYSBAS
変数&CRTDATEに戻される値は,PGMLIBが1990年2月11日の1300時に作成されたことを示します。変数&OWNに戻される値は,ライブラリーがユーザー・プロファイルJBROWNによって作成されたことを示します。変数&RTNLIBに戻される値は,PGMLIBがライブラリーQSYSにあることを示します。変数&OBJASPDEVに戻される値は,PGMLIBの記憶域がシステム補助記憶域プール(ASP 1)およびいずれかの定義済み基本ユーザーASP (ASP 2から32)を含む*SYSBASから割り振られたことを示します。
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エラー・メッセージ
*ESCAPE メッセージ
- CPFB8ED
- 装置記述&1はこの操作には正しくありません。
- CPF2115
- &2のタイプ*&3のオブジェクト&1に損傷がある。
- CPF2150
- オブジェクト情報機能に障害。
- CPF2151
- &1のタイプ*&3の&2に対する操作が正常に行われなかった。
- CPF2173
- ライブラリーの特殊値にはASPDEVの値は無効である。
- CPF218C
- &1は1次または2次ASPではない。
- CPF218D
- *ASPGRPが指定されている時に,&1が1次ASPになっていない。
- CPF2451
- メッセージ待ち行列&1は別のジョブに割り振られている。
- CPF3202
- ライブラリー&2のファイル&1は使用中である。
- CPF3203
- &2のファイル&1のオブジェクトを割り振ることができない。
- CPF36F7
- メッセージ待ち行列QSYSOPRは別のジョブに割り振られている。
- CPF980B
- ライブラリー&2のオブジェクト&1を使用できない。
- CPF9801
- ライブラリー&3にオブジェクト&2が見つからない。
- CPF9802
- &3のオブジェクト&2は認可されていない。
- CPF9803
- ライブラリー&3のオブジェクト&2を割り振りできません。
- CPF9807
- ライブラリー・リストの1つまたは複数のライブラリーが削除された。
- CPF9808
- ライブラリー・リストの1つまたは複数のライブラリーを割り振ることができない。
- CPF9810
- ライブラリー&1が見つかりません。
- CPF9811
- ライブラリー&2でプログラム&1が見つからない。
- CPF9812
- ライブラリー&2にファイル&1が見つからない。
- CPF9814
- 装置&1が見つかりません。
- CPF9820
- ライブラリー&1の使用は認可されていない。
- CPF9821
- ライブラリー&2のプログラム&1は認可されていない。
- CPF9822
- ライブラリー&2のファイル&1は認可されていない。
- CPF9825
- 装置&1は認可されていない。
- CPF9830
- ライブラリー&1を割り当てることができない。
- CPF9831
- 装置&1を割り当てることができない。
- CPF9833
- *CURASPGRPまたは*ASPGRPPRIが指定されていて,スレッドにASPグループがない。
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