HyperSwap 機能

IBM® HyperSwap® 機能は、ボリュームに対するデュアル・サイトのアクティブ/アクティブ・アクセスを実現する高可用性機能です。 HyperSwap 機能は、複数の入出力グループをサポートできるシステム上で使用可能です。

HyperSwap ボリュームには、1 つのサイトに 1 つのコピーがあり、さらに別のサイトにも 1 つのコピーがあります。 ボリュームに書き込まれるデータは自動的に両方のコピーに送信されます。一方のサイトが使用不可になっても、他方のサイトでボリュームにアクセスできます。

HyperSwap ボリュームを構成する場合は、各サイトにあるコピー間でアクティブ/アクティブ関係が作成されます。 これらの関係は自動的に実行され、どのコピー (複数の場合もあり) がオンラインで最新であるかに応じて方向が切り替わります。 この関係により、固有 ID を持つ単一のボリュームで最新のコピーへのアクセスが可能になります。関係は、メトロ・ミラー関係やグローバル・ミラー関係と同様に、整合性グループに入れてグループ化できます。 整合性グループは、そのグループ内のすべてのコピーの状態に基づいて、一貫してグループとしてフェイルオーバーされます。 災害復旧に使用できるイメージは、サイトごとに維持されます。

システム・トポロジーが hyperswap に設定されている場合、システム構成内のそれぞれのノード、コントローラー、およびホストでサイト属性が 1 または 2 に設定されている必要があります。入出力グループの両方のノード・キャニスターが同じサイトに存在する必要があります。このサイトは、その入出力グループに管理対象ディスクを提供するコントローラーのサイトと同じでなければなりません。管理対象ディスクがストレージ・プールに追加される場合、それらのサイト属性は一致している必要があります。この要件により、HyperSwap ボリューム内の各コピーが完全に独立し、異なるサイトに配置されるようになります。

SCSI プロトコルは、入出力要求を実行依頼するときに使用する、ホストの優先ポートをストレージ・デバイスが指示できるようにします。 ボリュームの非対称論理装置アクセス (ALUA) 状態を使用すると、ストレージ・コントローラーはホストに対し、どのパスがアクティブであり、優先されているかを通知できます。HyperSwap システム・トポロジーでは、システムは、ホストがリモート・ノードに優先して「ローカル」ノードを使用することを推奨します。「ローカル」とは、ホストと同じサイトに構成されているノードを指します。