チェンジ・プロポーザル・システム

要件への変更を管理することは、どの組織にとっても主要な課題となります。 プロジェクトが進行するにつれ、要件は必然的に変更の必要性に迫られます。 また、どのような変更を行っても、他の要件への影響が出ることは必至です。ある要件に対して 1 つの変更を行うと、潜在的には、システム全体の各要件にも芋づる式に変更が発生することがあります。 チェンジ・プロポーザル・システム (CPS) を使用して、システム内の要件の変更を管理します。

チェンジ・プロポーザル・システム (CPS) は、ユーザーがフィードバックを送り、データに対する変更を提案するための管理環境です。 フィードバックは、データの所有者とその他の関係者がレビューし、適宜適用または却下します。

ユーザーには、チェンジ・プロポーザル・システムで異なるロールが割り当てられます。 ロールに応じて、ユーザーは以下を実施することができます。
  • 要件に変更を提案する。 ユーザーはチェンジ・プロポーザル またはサジェスチョンを発行できます。 チェンジ・プロポーザルが複数のオブジェクトに対応している場合は、マルチプル・チェンジ・プロポーザルと呼ばれます。
  • 同じ要件を変更するチェンジ・プロポーザルを組み合わせる。
  • 変更する要件は異なるが、関連しているチェンジ・プロポーザルをグループ化する。
  • チェンジ・プロポーザルのレビュー。
  • 変更を承認し、実施する。

チェンジ・プロポーザル・システムを作成したユーザーは、自動的にチェンジ・プロポーザル管理者になります。 チェンジ・プロポーザル管理者は、 レビュー用に構成されたモジュールと属性、アクセス権のあるユーザー、ユーザーのロール内容を制御します。 チェンジ・プロポーザル・システムへのアクセス権限を持つユーザーは、情報を参照し、それについてコメントを出すことができますが、情報を編集することはできません。

ユーザーは、2 種類のコメントを出すことができます。 どちらのコメントもプロポーザルと呼ばれます。

表 1. チェンジ・プロポーザルのタイプについて
プロポーザル 説明
推奨 概略コメント。 例: プロジェクトの試験計画に関する提案など。
チェンジ・プロポーザル 特定のモジュールの特定のオブジェクトに関する詳細なコメント。 例えば、特定のオブジェクトの「見積期間」属性の値を 20 日から 30 日に変更する必要があるというプロポーザルなどです。

チェンジ・プロポーザル・レビューアー・チーム (変更管理委員会または CCB ともいう) は、各プロポーザルを検討し、適切な処置を決定します。 プロポーザルを承認するか、拒否するか、または保留するかを決定します。

() では、提案のステータスに変更があった場合(例えば、提案が採択された場合など)、自動的にメールが送信されます。