ストレージ例外
症状
エラー:「ストレージ・アカウント [ストレージ・アカウント名] に接続できません。 ストレージ・アカウント接続ストリングが有効であり、QRadar が [ストレージ・アカウント・ホスト名] に接続できることを確認してください。」
" Microsoft Azure ストレージ・サービスの例外を表すエラーが発生しました。 次の再試行間隔でコンテンツの照会が試行されます。(An attempt will be made to query for content at the next retry interval.)」
原因
ストレージ例外エラーは、ストレージ・アカウントでの認証時またはストレージ・アカウントとの通信時に発生する問題を表します。 次の再試行間隔でコンテンツの照会が試行されます。 ストレージ例外が原因で発生する可能性がある一般的な問題は 2 つあります。
- ストレージ・アカウント接続ストリングが無効です。
- ネットワークの問題により、QRadar はストレージ・アカウントと通信できません。
問題の解決
ストレージ例外エラーを解決するには、以下のステップを実行します。
- ストレージ・アカウント接続ストリングが有効であり、以下の例のような形式になっていることを確認します。
DefaultEndpointsProtocol=https;AccountName=<Storage Account Name>;AccountKey=<Storage Account Key>;EndpointSuffix=core.windows.net - QRadar がポート 443 でストレージ・アカウント・ホストと通信できることを確認します。
- QRadarがポート 5671 でイベント・ハブと通信できることを確認します。
- QRadar のシステム時刻が、現在時刻と一致していることを確認します。 ストレージ・アカウントのセキュリティー設定により、サーバー (ストレージ・アカウント) とクライアント (QRadar) 間の不一致回数を防止します。
- 証明書が手動でまたは「サーバー証明書を自動的に獲得 (Automatically Acquire Server Certificate(s))」オプションを使用してダウンロードされたことを確認します。 証明書は <Storage Account Name>.blob.core.windows.net からダウンロードされます。