コマンド・ラインのテスト・ツール

ワークフローを実行するには、コマンド・ライン・ツールを使用します。 コマンド・ライン・ツールにより、ワークフロー内容の開発時やトラブルシューティング時に素早いフィードバックが得られます。

コマンド・ライン・ツールは、ライブ IBM QRadar イベント・パイプラインと対話しません。 Universal Cloud REST API プロトコルから取得されたイベントは、すべて QRadar Consoleに書き込まれます。

V2 の新機能

ツールを V2 以降で実行するには、以下のコマンドを入力します。

/opt/qradar/bin/test-workflow.sh

ツールを V1で実行するには、以下のコマンド・ラインの末尾に 1 つ以上のコマンドを追加してツールを実行します。 引数を指定しなかった場合は、全般的な使用法が書き込まれます。

java -cp "/opt/ibm/si/services/ecs-ec-ingress/current/bin/*:/opt/ibm/si/services/ecs-ec-ingress/eventgnosis/lib/q1labs/*" com.q1labs.semsources.sources.universalcloudrestapi.UniversalCloudRESTAPITest

コマンド・ライン・テスト・ツールのコマンドを以下の表に示します。

表 1. コマンド・ライン・テスト・ツールの使用法
コマンド 説明
-?,--help 使用法を表示して終了します。
-p <[user@]server:port> 使用するプロキシーを指定します。
-r <seconds> ポーリング頻度を指定します。 V2 以降では、デフォルトでツールが 1 回だけ実行されます。 頻度を入力すると、ツールがその間隔で実行されます。
-s <file> 状態パーシスタンスのファイルを指定します。
-v 詳細なログを表示します。
-w <file> ロードするワークフローを指定します。
-wp <file> ロードするワークフロー・パラメーター値を指定します。 V2 以降では、このパラメーターはオプションです。

XML の例

次の例では、コマンド・ラインを使用して、ロードするワークフローとワークフロー・パラメーター値を指定しています。 -w コマンドを使用して myworkflow.XML ワークフローを指定し、-wp コマンドを使用して myworkflow.parameter.values.xml ワークフロー・パラメーター値を指定しています。

/opt/qradar/bin/test-workflow.sh -w myworkflow.xml -wp myworkflow.parameter.values.xml