Okta REST API プロトコルの構成オプション

Okta からイベントを受信するには、Okta REST API プロトコルを使用して IBM QRadar でログ・ソースを構成します。

Okta REST API プロトコルはアウトバウンド/アクティブ・プロトコルであり、Okta Events and Users API エンドポイントを照会して、組織内のユーザーによって実行されたアクションに関する情報を取得します。

Okta REST API プロトコルのプロトコル固有のパラメーターについて、以下の表で説明します。
表 1. Okta REST API プロトコルのパラメーター
パラメーター 説明
ログ・ソース ID

ログ・ソースの固有名。

「ログ・ソース ID」には、任意の有効な値を使用でき、特定のサーバーを参照する必要はありません。 「ログ・ソース ID」は、ログ・ソースの「名前」と同じ値にすることもできます。 複数の Okta ログ・ソースが構成されている場合、最初のログ・ソースを okta1、2 番目のログ・ソースを okta2、3 番目のログ・ソースを okta3 として識別できます。

IP or Hostname oktaprise.okta.com
Authentication Token Okta コンソールによって生成され、すべての API トランザクションで使用する必要がある単一認証トークン。
Use Proxy

QRadar がプロキシーを使用して Okta にアクセスする場合は、このオプションを有効にします。

プロキシーが構成されている場合、ログ・ソースのすべてのトラフィックは、 QRadar のプロキシーを経由して Okta にアクセスします。

プロキシーが認証を必要とする場合、「ホスト名」「プロキシー・ポート」「プロキシー・ユーザー名」、および「プロキシー・パスワード」の各フィールドを構成します。 プロキシーが認証を必要としない場合、「プロキシー・ユーザー名」フィールドと「プロキシー・パスワード」フィールドはブランクのままでかまいません。

ホスト名

「プロキシーの使用 (Use Proxy)」を選択した場合、このパラメーターが表示されます。

プロキシー・ポート

「プロキシーの使用 (Use Proxy)」を選択した場合、このパラメーターが表示されます。

プロキシー・ユーザー名

「プロキシーの使用 (Use Proxy)」を選択した場合、このパラメーターが表示されます。

プロキシー・パスワード

「プロキシーの使用 (Use Proxy)」を選択した場合、このパラメーターが表示されます。

繰り返し (Recurrence) 新しいデータに対してポーリングが行われる頻度を決定する時間間隔。 時間間隔には時間数 (H)、分数 (M)、または日数 (D) の値を含めることができます。 例えば、2H = 2 時間、15M = 15 分、30 = 30 秒です。 デフォルトは 1M です。
EPS スロットル

QRadar が取り込む 1 秒当たりのイベントの最大数。

データ・ソースが EPS スロットルを超える場合、データ収集は遅延されます。 データは引き続き収集され、データ・ソースが EPS スロットルを超えて停止すると取り込まれます。

デフォルトは 5000 です。