Microsoft SQL Server

Microsoft SQL Server 用の IBM QRadar DSM は、syslog、 WinCollect Microsoft SQL、または JDBC プロトコルを使用して SQL イベントを収集します。

以下の表は、 Microsoft SQL Server DSM の仕様を示しています。
表 1. Microsoft SQL Server DSM
仕様
製造元 Microsoft
DSM 名 SQL Server
RPM ファイル名 DSM-MicrosoftSQL->QRadar-version-Build_number.noarch.rpm
サポートされるバージョン 2012、2014 (Enterprise エディションのみ)、2016、2017、および 2019
イベント・フォーマット Syslog、JDBC、WinCollect
QRadar 記録されたイベント・タイプ SQL エラー・ログ・イベント
自動的に検出? はい
ID を含む? はい
詳細情報 Microsoft Web サイト (http://www.microsoft.com/en-us/server-cloud/products/sql-server/)
以下のいずれかの方法を使用して、 Microsoft SQL Server を QRadar と統合できます。
Syslog
Microsoft SQL Server 用の IBM QRadar DSM は、LOGbinder SQL イベントを収集できます。 Microsoft SQL Serverからイベントを収集するように LOGbinder SQL を構成する方法については、 Microsoft SQL Server を参照してください。
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JDBC
Microsoft SQL Server Enterprise は、 JDBC プロトコルを使用して監査イベントをキャプチャーできます。 取得された監査イベントはテーブル・ビューに格納されます。 監査イベントは、 Microsoft SQL Server 2012、2014 Enterprise、および 2016 でのみ使用可能です。
WinCollect
WinCollect を使用して Microsoft SQL Serverによって管理されているデータベースから ERRORLOG メッセージを収集することで、 Microsoft SQL Server 2012、2014、2016、2017、および 2019 を QRadar と統合できます。 WinCollectについて詳しくは、 WinCollect の資料 (https://www.ibm.com/docs/en/qsip/7.5?topic=7-wincollect-overview) を参照してください。
Microsoft SQL Server DSM を QRadarに統合するには、以下の手順を使用します。
  1. 自動更新が有効になっていない場合は、IBM® サポート Web サイトから最新バージョンの Microsoft SQL Server RPM をダウンロードし、QRadar コンソールにインストールします。
  2. Microsoft SQL Serverのインスタンスごとに、 QRadarと通信できるように Microsoft SQL Server アプライアンスを構成します。
  3. QRadar が Microsoft SQL Server ログ・ソースを自動的に検出しない場合は、ネットワーク上の Microsoft SQL Server のインスタンスごとにログ・ソースを作成します。