VMware ESX または ESXi の Syslog ログ・ソース・パラメーター

QRadar でログ・ソースが自動的に検出されなかった場合は、Syslog プロトコルを使用して QRadar Console で EMC VMWare ログ・ソースを追加します。

Syslog プロトコルを使用する場合は、特定のパラメーターを使用する必要があります。

以下の表には、VMware ESX または ESXi から Syslog イベントを収集するために固有の値を必要とするパラメーターの説明が示されています。
表 1. EMC VMWare DSM の Syslog ログ・ソース・パラメーター

パラメーター

説明

Log Source Name(オプション) ログ・ソースの名前を入力します。
Log Source Type EMC VMWare
Protocol Configuration syslog
Log Source Identifier

EMC VMware サーバーからのイベントの ID として、ログ・ソースの IP アドレスまたはホスト名を入力します。

Enabled

ログ・ソースを有効にする場合に選択します。 このチェック・ボックスはデフォルトで選択されます。

Credibility

リストから、ログ・ソースの信頼性を選択します。 範囲は 0 から 10 です。

送信元デバイスからの信頼性の評価によって判断される、イベントまたはオフェンスの完全性。 複数の送信元が同じイベントを報告する場合、信頼性は高くなります。 デフォルトは 5 です。

Target Event Collector

リストから、ログ・ソースのターゲットとして使用する「ターゲット・イベント・コレクター」を選択します。

Coalescing Events

ログ・ソースによるイベントの統合 (バンドル) を有効にする場合に選択します。

デフォルトでは、自動的にディスカバーされたログ・ソースは、 QRadarの「 システム設定 」の 「イベントの統合」 リストの値を継承します。 ログ・ソースを作成するか、既存の構成を編集する際に、各ログ・ソースに対してこのオプションを構成することで、デフォルト値をオーバーライドできます。

Incoming Event Payload

リストから、ログの解析と保管を行うための受信ペイロード・エンコーダーを選択します。

Store Event Payload

ログ・ソースによるイベント・ペイロード情報の保管を有効にする場合に選択します。

デフォルトでは、自動的にディスカバーされたログ・ソースは、 QRadar「システム設定」「イベント・ペイロードの保管」 リストの値を継承します。 ログ・ソースを作成するか、既存の構成を編集する際に、各ログ・ソースに対してこのオプションを構成することで、デフォルト値をオーバーライドできます。