Cisco ワイヤレス LAN コントローラーの SNMPv2 ログ・ソース・パラメーター

QRadar でログ・ソースが自動的に検出されなかった場合は、 SNMPv2 プロトコルを使用して QRadar Console で Cisco Wireless LAN Controller ログ・ソースを追加します。
以下の表には、Cisco ワイヤレス LAN コントローラーから SNMPv2 イベントを収集するために固有の値を必要とするパラメーターの説明が示されています。
表 1. Cisco ワイヤレス LAN コントローラー DSM の SNMPv2 ログ・ソース・パラメーター
パラメーター
Log Source type Cisco ワイヤレス LAN コントローラー
Protocol Configuration SNMPv2
Log Source Identifier ログ・ソースの IP アドレスまたはホスト名を入力します。

この ID は、Cisco ワイヤレス LAN コントローラーからのイベントを判別するのに役立ちます。

Community SNMP イベントが含まれているシステムにアクセスするために必要な SNMP コミュニティー名を入力します。 デフォルトは Public です。
Include OIDs in Event Payload 「イベント・ペイロードに OID を含める (Include OIDs in Event Payload)」チェック・ボックスを選択します。

このオプションにより、標準イベント・ペイロード・フォーマットではなく、名前と値のペアを使用して SNMP イベント・ペイロードを構成できます。 イベント・ペイロード内の OID は、特定の DSM からの SNMPv2 または SNMPv3 イベントを処理するために必要です。

Enabled ログ・ソースを有効にするには、「有効」チェック・ボックスを選択します。 このチェック・ボックスはデフォルトで選択されます。
Credibility リストから、ログ・ソースの信頼性を選択します。 範囲は 0 から 10 です。

送信元デバイスからの信頼性の評価によって判断される、イベントまたはオフェンスの完全性。 複数の送信元が同じイベントを報告する場合、信頼性は高くなります。 デフォルトは 5 です。

Target Event Collector リストから、ログ・ソースのターゲットとして使用する「ターゲット・イベント・コレクター」を選択します。
Coalescing Events ログ・ソースがイベントを統合 (バンドル) できるようにするには、このチェック・ボックスを選択します。

自動的にディスカバーされたログ・ソースは、 「管理」 タブの QRadar 「設定」 ウィンドウの 「イベントの統合」 ドロップダウンで構成されたデフォルト値を使用します。

ただし、新規ログ・ソースを作成するか、自動的に検出されたログ・ソースの構成を更新する際に、各ログ・ソースに対してこのチェック・ボックスを構成することで、デフォルト値をオーバーライドできます。
Store Event Payload このチェック・ボックスを選択すると、 QRadar がイベント・ペイロードを保管することができます。

自動的にディスカバーされたログ・ソースは、 「管理」 タブの QRadar 「設定」 ウィンドウの 「イベント・ペイロードの保管」 ドロップダウンのデフォルト値を使用します。

ただし、新規ログ・ソースを作成するか、自動的に検出されたログ・ソースの構成を更新する際に、各ログ・ソースに対してこのチェック・ボックスを構成することで、デフォルト値をオーバーライドできます。

SNMPv2 プロトコルのパラメーターとその値の完全なリストについては、 SNMPv2 プロトコルの構成オプションを参照してください。