2.3.2 cmSetupNormalization
収集されたタグ・データから不要な訪問、訪問者、またはユーザー (登録者) 固有のクエリ文字列パラメーターを削除するには、オプションの cmSetupNormalization 関数を使用します。この関数を使用すると、自動的に収集されたリンク・クリック・タグ「Target HREF/URL (hr)」の値を正規化したり、ページ・ビュー・タグ「Destination URL (ul)」および「Referring URL (rf)」の値を正規化したりすることができます。
cmSetupNormalization(blackListLinkClickquery-_-blackListPageViewURLquery,whiteListLinkClickquery-_-whiteListPageViewURLquery,myCustomNormalizeURL);
cmSetupNormalization のパラメーターを以下に示します。
注: 使用しないパラメーターには Null 値が必要となります。
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
| blackListLinkClickquery | 収集されたリンク・クリック・タグ「Target HREF/URL (hr)」データから削除するクエリ文字列パラメーターの値のコンマ区切りのリスト。このパラメーターを使用して、リンク URL の正規化を実施します。 |
| whiteListLinkClickquery | 収集されたリンク・クリック・タグ「Target HREF/URL (hr)」データに保持するクエリ文字列パラメーターの値のコンマ区切りのリスト。他のすべてのクエリ文字列パラメーターは、収集された「Target HREF?URL (hr)」データから削除されます。このパラメーターを使用して、リンク URL の正規化を実施します。 |
| blackListPageViewURLquery | 収集されたページ・ビュー・タグ「Destination URL (ul)」および「Referring URL (rf)」の値から削除するクエリ文字列パラメーターの値のコンマ区切りのリスト。 |
| whiteListPageViewURLquery | 収集されたページ・ビュー・タグ「Destination URL (ul)」および「Referring URL (rf)」の値に保持するクエリ文字列パラメーターの値のコンマ区切りのリスト。他のすべてのクエリ文字列パラメーターは、「Destination URL (ul)」および「Referring URL (rf)」のデータから削除されます。blackListPageViewURLquery の例。 |
| myCustomNormalizeURL | これは、cmSetupNormalization のパラメーター 3 で定義し、呼び出すカスタム関数です。 カスタム正規化関数の使用により、標準の cmSetupNormalization パラメーター 1 および 2 は使用できなくなります (これらのパラメーターには Null を指定してください)。カスタム関数には、リンク・クリックおよびページ・ビューのブラックリストおよびホワイトリストでのクエリ文字列パラメーターの正規化を実行するのに必要なすべてのコードが含まれていなければなりません。この関数の目的は、収集されたリンク・クリック URL またはページ・ビュー URL の値が標準クエリ文字列パラメーター (?query= または &query=) 以外の形式になっている場合に、このような値から不要な訪問、訪問者、またはユーザーに基づくデータを削除することです。 |