2.7 サーバー・サイドのインクルード・ファイルとフラグ

理想的には、Digital Analytics 関連のすべてのコードをモジュール化しておけば、必要な場合にコードの保守と非アクティブ化が容易になります。コードの保守をより容易にするために、Digital Analytics では、 サイト内のすべての動的ページで使用できる Digital Analytics サーバー・サイド・インクルード・ファイルを 1 つだけ作成することを推奨します。

この「インクルード」ファイルには、どのようなタイプのページをレンダリングするかを決定し、そのページ・タイプに基づいて適切な Digital Analytics JavaScript コードをページに書き込むロジックが含まれます。

また、インクルード・ファイルには、何らかの理由で Digital Analytics コードのレンダリングを防止する必要がある場合に Digital Analytics JavaScript コードをオフにできるフラグ、さらにタグを Digital Analytics のテスト・サーバーに向けるかプロダクション・サーバーに向けるかを変更する自動化された方法を含めるようにします。

Digital Analytics のインクルード・ファイルは、グローバル・ヘッダー、グローバル・フッター、またはサイトで使用される他のグローバル・インクルード・ファイルに入れる必要があります。これにより、このインクルード・ファイルを使用するすべてのページにコードを即座に伝搬できるようになります。これらのグローバル・インクルード・ファイルにアクセスできることで、実装プロセスで多数のページを調整しなければならない状況を回避することができます。