ログ測定アクション (オプション)
「ログ測定」アクションを利用すると、パフォーマンス・テストの実行時に、カスタム・データ (つまり、テスト・エンジンおよびプローブでは取得されないデータ) を定期的に記録することができます。 記録されたデータはデータベースに保管されて、パフォーマンス・グラフの生成に使用されます。 記録されるデータの各項目は、カウンターと呼ばれます。 これらのカウンターは、属性を使用して識別します。 それぞれのカウンター・セットと共に UTC タイム・スタンプも保管されます。
このアクションはいくつかのケースで役に立ちます。 まず、テスト対象システムのデータの記録に使用することで、カスタム・プローブとして機能します。 カスタム・プローブが必要になる可能性があるのは、IBM® DevOps Test Integrations and APIs (Test Integrations and APIs) プローブが対応していない情報が必要な場合です。例えば、独自のシステムに情報を照会するような場合です。
もう 1 つの使用法は、メッセージが複数のプロセスを経てから Test Integrations and APIs が応答を受け取るようなシステムのための使用法です。 こうしたケースでは、Test Integrations and APIs から最初のメッセージが送信されてから、最終的な応答を受け取るまでの全体の往復時間を測定するのではなく、応答を返すために 1 つのプロセスで要した時間を測定する必要がある場合があります。
以下の例では、Test Integrations and APIs がメッセージをキューにパブリッシュし、応答を待っています。 パフォーマンス・テストで通常収集されるデータを使用して、サービスA、B、およびCでメッセージの処理に要した時間を確認できます。 ただし、システムへの負荷を増加させてパフォーマンスの問題が生じた場合に、どのサービスで問題が生じたのかを特定することはできません。

例えば、遅延のほとんどがサービス B で発生している可能性が高いとします。 さらに調査するために、メッセージがシステムを通過する間の複数のタイム・スタンプをメッセージのフィールドに追加することができます。 時間3から時間2を減算すると、サービスB内で費やされた時間が得られます。 「ログ測定」アクションを利用すると、この情報が結果データベースに記録され、それをシステムへの負荷と合わせて分析することができます。