レコーディング・スタジオを使用したスタブの作成

レコーディング・スタジオを使用して、イベントを記録できるライブ・システムへのアクセス権がある場合に、メッセージ・ベースのスタブを作成します。

IBM® DevOps Test Integrations and APIs (Test Integrations and APIs) の「レコーディング・スタジオ」パースペクティブはイベント・モニターを提供します。これを使用して、環境のどの部分を記録するかを指定します。 例えば、システム・インフラストラクチャーの特定の部分に関連するイベントを記録したり、システム・インフラストラクチャーを使用する特定のサービスに関連するイベントを記録したりできます。

注:
レコーディング・スタジオの使用 (プロキシーを使用したイベントの記録を含む) の一般情報については、レコーディング・スタジオの使用を参照してください。

環境を記録するためには、その前に Test Integrations and APIs の「アーキテクチャー・スクール」パースペクティブ (論理ビューと物理ビュー) でモデル化する必要があります。 ただし、テクノロジーの多くで、モデル化する必要があるのは (Web サーバーや IBM WebSphere® MQ Queue Manager などの) トランスポートのみであるため、操作を定義する必要はありません。

イベントは、記録されている間に、「レコーディング・スタジオ」パースペクティブの「イベント・ビュー」に表示されます。 イベント・モニターを追加または削除することができるほか、「イベント・モニター」ウィンドウで別のモニターを選択して、「イベント・ビュー」に表示されるイベントをフィルターに掛けることができます。

注:
通常、イベントの記録はテスト対象システムの操作に干渉することはありません。 (すべてではないが) 多くのトランスポートでは引き続き、Test Integrations and APIs が使用されていなかった場合と同じ方法でイベントが処理されます。 唯一の違いは、Test Integrations and APIs を使用してイベントにアクセスできるようになる点です。

イベントの記録が完了したら、イベントを保存し、付属の「保存」ウィザードを使用することで、イベントを使用して次の表に概要を示す任意のリソース・タイプを作成できます。

リソース・タイプ 説明
単体テスト レコーディングされたイベント内のデータを、単体テストにハードコーディングできます。
統合テスト レコーディングされたイベント内のデータを、統合テストにハードコーディングできます。
スタブ レコーディングされたイベント内のデータを、常に同じ応答を返す基本スタブにハードコーディングできます。
トリガー イベントはトリガーの形式で再使用でき、これを使用してテスト対象システムを Test Integrations and APIs から直接シミュレートします。

さらに、応答で発生する内容を記録できます。 ただし、この応答はトリガーの作成時に発生した内容と必ずしも同じではなく、トリガーへの応答で記録されるイベントの検証を行うことはできません。

このため、イベントをテスト対象システムに送信して、GUI 層 (および迂回するシステムの他の層) を迂回し、さまざまな入力に対するシステムの反応を決定できます。

要件 後で使用するためにメッセージを保存できますが、使用方法は指定できません。

要求は、Test Integrations and APIs の「テスト・ファクトリー」パースペクティブで表示し、オプションで他の Test Integrations and APIs のリソースにインポートすることができる、サンプル・メッセージです。

操作 テスト対象システムの不完全なモデルがある場合、システム内のトランスポートからレコーディングされたイベントを使用して、システム・モデル内で新しい操作を作成できるようにすることができます。
重要:
操作名は、レコーディングされたイベントに含まれる情報に基づいて生成されます。 作成されるリソースによっては、リソース命名制約に従って、実際の値が変更されることがあります。
テスト・データ・セット レコーディングされたイベント内のデータは、コンマ区切り値 (CSV) ファイルや、テスト対象システムのデータ項目間の関係をマップするデータ・モデルなどのデータ・セットに入力できます。

次のトピックでは、「レコーディング・スタジオ」パースペクティブの使用方法について説明します。