Java メソッド呼び出しの記録
Java™ メソッド呼び出しのレコーディングには、レコーディングする Java アプリケーション、そのアプリケーションにインストールされた Java 仮想化エージェント (該当する方) のインスタンス、および Rational® Integration Tester の Java メソッド・トランスポートを使用します。
- Rational Test Control Panel に付属する Java 仮想化エージェントを構成し、Rational Integration Tester に Java メソッド・トランスポートを作成します。
- レコーディングする Java アプリケーションに、Java 仮想化エージェントをインストールします。
- 論理 Java アプリケーション・リソースと物理 Java 仮想マシン (JVM) リソースを、Rational Integration Tester の「アーキテクチャー・スクール」パースペクティブに作成してバインドします。
Rational Integration Tester Java 仮想化テクノロジー、Java 仮想化エージェントを使用して、Java メソッド呼び出しをインターセプトしてレコーディングします。ミドルウェア・テクノロジーが使用可能でないかコストが高すぎて入手できない場合、あるいは特定のミドルウェア・テクノロジーが Rational Integration Tester 仮想化の他の機能でサポートされていない場合にも、この操作は役立ちます。
Rational Integration Tester Java 仮想化エージェントを使用した場合は、どのような Java メソッド呼び出しでもインターセプトしてレコーディングできます。 この場合は、大量のメッセージをインターセプトしてレコーディングする場合もあります。
Java メソッド呼び出しを記録する場合、テストのために Java アプリケーションのどの部分が必要か、またはどの部分は破棄できるのかを検出しなければならない場合があります。この情報を検出するには、論理 Java アプリケーション・リソースのフィルター設定値をさまざまな値にして、レコーディングされるイベントの量とメソッドのタイプを変えてみてください。 テスト対象の Java アプリケーションに精通していない場合は、論理 Java アプリケーション・リソースのフィルター設定値を削除または制限し、最初に多数のイベントを記録することから始めます。多数のイベントを記録した後、「レコーディング・スタジオ」パースペクティブの「イベント」ビューでそれらを分析することができます。 分析中、各呼び出しの目的を調べることができます。これは、論理 Java アプリケーション・リソースのフィルター設定値を調整するために役立ちます。
- レコーディングする Java アプリケーションが実行中であることを確認します。Java アプリケーションで、Java 仮想化エージェントのインスタンスが実行中であることを確認します。Rational Test Control Panel のインフラストラクチャー・ダッシュボードを使用して、エージェントをモニターできます。 エージェントが表示されない場合、エージェントの registration.xml ファイルを開いて、そのエージェントが登録されている Rational Test Control Panel インスタンスを検証します。
- 「レコーディング・スタジオ」パースペクティブで、Java メソッド・トランスポート用のイベント・モニターを作成します。
- 「レコード」をクリックします。Rational Integration Tester は、新しい記録規則を作成します。Rational Test Control Panel のインフラストラクチャー・ダッシュボードを使用して、記録規則を表示できます。
- Java アプリケーションを使用して、レコーディングされたイベントを生成します。