IBM z/OS Connect プロファイルにある Swagger 文書を IBM® Rational® Integration Tester プロジェクトの同期ソースとしてセットアップできます。
-
Rational
Integration Tester の「アーキテクチャー・スクール」パースペクティブの「論理ビュー」を開きます。
-
論理ビューのツールバーを開き、「Web」>「Swagger 定義」をクリックします。
「新規ソースの同期の作成」ウィザードの「ソースの同期」ウィンドウが表示されます。
「タイプ」リストで、「Swagger 定義」を見つけます。
-
「ロケーション」フィールドの横にある「レジストリー (Registry)」をクリックします。
「サービス・レジストリーの参照」ウィンドウが表示されます。
-
「サービス・レジストリー URL」リストに、使用する IBM z/OS Connect のプロファイルが表示されていることを確認します。
-
オプションで、以下のステップも実行します。
- 「名前」フィールドで、インポートする Swagger 文書の完全な名前または名前の一部を入力します。ワイルドカードとしてアスタリスク (*) を使用できます。
- 選択した IBM z/OS Connect プロファイルにある Swagger 文書を完全な名前でのみ検索するには、「名前の完全一致」チェック・ボックスを選択します。
- 選択した IBM z/OS Connect プロファイルにある Swagger 文書を大/小文字の区別をして検索するには、「大/小文字の区別」チェック・ボックスを選択します。
-
インポートする Swagger 文書を検索するには、「REST API の検索」をクリックします。選択した検索パラメーターに応じて「サービス・レジストリーの参照」ウィンドウに検索結果が表示されます。
-
関連する IBM z/OS Connect プロファイルをダブルクリックします。選択した IBM z/OS Connect プロファイルに関連付けられた Swagger 文書が表示されます。
-
インポートする Swagger 文書を選択します。
-
「OK」をクリックして「サービス・レジストリーの参照」ウィンドウを閉じます。
選択した Swagger 文書が、「新規ソースの同期の作成 (Create a new Synchronization Source)」ウィンドウ内の「ソースの同期」ウィンドウの「構成」領域に表示されます。
-
「次へ」をクリックします。「新規ソースの同期の作成」ウィザードの「操作のための資産の生成 (Generate Assets for Operation)」ウィンドウが表示されます。操作のためのテストと仮想サービスを生成するには、「テストを作成」および「スタブの作成」をクリックします。資産の名前を変更することも、デフォルトの名前を引き続き使用することもできます。
-
「次へ」をクリックします。「新規同期ソースの作成」ウィザードの「操作のためのテストの作成 (Create Test for Operation)」ウィンドウが表示されます。
-
要求したテストごとに、以下の情報を入力します。
注: ウィンドウの下部にある「テスト作成の進行状況 (Test creation progress)」バーに、作成されるテストの数が表示されます。
-
入力メッセージのソース・オプションを選択します。
- スキーマからメッセージを生成する (Generate message from Schema)
- ソース文書のスキーマ情報を使用して、入力メッセージを生成します。
- メッセージを指定する (Specify a message)
- 独自のメッセージを作成します。テキスト・ボックスにメッセージを入力するか、コピー・アンド・ペースト・バッファーから貼り付けるか、「参照」ボタンをクリックしてメッセージの含まれているファイルを選択します。メッセージは、XML 形式や JSON 形式など、サポートされているいずれかのメッセージ形式で作成できます。
-
「オプションのスキーマ・フィールドを組み込む (Include optional schema fields)」を選択し、ソース文書に含まれているスキーマに基づくオプション・フィールドに入力をしてメッセージを完成させます。
-
出力メッセージのソース・オプションを選択します。
入力メッセージの場合と同じオプションが用意されていますが、異なる点として、出力メッセージを生成しないというオプションも用意されています。
-
「次へ」をクリックし、生成するテストごとにこの手順を繰り返します。
すべての選択したテストのソースを指定すると、「要約」ページに作成された同期項目、テスト、スタブの数が表示されます。
Rational Integration Tester バージョン 10.0.0 以降、「要約」ページに、同期化中に発生したすべての情報、警告、エラーの各メッセージが表示されます。
-
「終了」をクリックします。「テスト・ファクトリー」パースペクティブが表示されます。
Rational
Integration Tester は、選択した Swagger 文書をインポートして、プロジェクト論理モデルに同期ソースとして追加します。
テストおよびスタブが生成されたら、以下の手順を実行します。
- Web サーバーの物理トランスポートを構成します。詳しくは、物理 Web サーバー・リソースの作成を参照してください。
- 「スキーマ・ライブラリー」を開いて、選択した API のスキーマがインポートされたことを確認します。
- 生成されたテストおよびスタブに必要に応じて変更を行い、RESTful API またはアプリケーションに対してテストを開始します。