HTTP 要求の遅延を構成して、クライアント・サイド処理の遅延をエミュレートできます。 クライアント・サイド Javascript を使用するアプリケーション (Web 2.0 アプリケーションなど) では、クライアントで実行される処理によってしばしば大幅な遅延が発生します。 このクライアント・サイド処理を、HTTP テストでエミュレートすることができます。 HTTP テストの実行速度が早すぎると、予期しないページ応答時間の低下が報告され、テスト中のサーバーに過度に負荷がかかる可能性があります。
すべてのテストで応答時間から要求の遅延を除外するには、をクリックして、「応答時間から HTTP 要求遅延を除く (Remove HTTP request delays from response
times)」を選択します。特定のテストで応答時間から要求の遅延を除外するには、テスト・エディターで「HTTP オプション」を選択し、「応答時間から HTTP 要求遅延を除く (Remove HTTP request
delays from response times)」チェック・ボックスを選択します。
HTTP クライアントの遅延を構成するには、以下のようにします。
- テスト・ナビゲーターで、テストを参照し、ダブルクリックします。
テストが開きます。
- テストの名前をクリックします。
- 「HTTP オプション」をクリックします。
- 「HTTP オプション」ページで、「新規クライアント処理の遅延を使用可能にする」を選択します。
- 「テスト・コンテンツ」で、クライアント処理の遅延を有効にする要求を選択します。
- 「テスト・エレメント詳細」で、「拡張」タブをクリックします。
- 「クライアント処理の遅延」で、「要求」をクリックします。
テスト・エディター・ウィンドウが開き、テストのこれまでの要求がリストされます。
- 待機する要求を選択し、「OK」をクリックします。
- 「解放する場合」では、「最初の文字を受信したとき」または「最後の文字を受信したとき」を選択します。
- 「追加遅延」を追加する場合は、ミリ秒単位で入力してください。