break コマンド (C および C++)
break コマンドを使用すると、論理的な終了地点以外の任意の
位置からループ (すなわち do、for、および while) または switch コマンドを停止および終了することができます。break コマンドは、ループ・コマンドの本文
または switch コマンドの本文に入れることができます。break キーワードは小文字でなければならず、省略することは
できません。
ループ・ステートメントでは、break コマンドはループを終了し、制御をループの外の次のコマンドに移します。ネストされたステートメントでは、break コマンドは取り込まれた
最小の do、for、switch、または while コマンド部分のみを終了します。
switch の本文では、break コマンドは、switch 本文の実行を終了し、switch 本文外の次のコマンドに制御を移します。
使用上の注意
breakコマンドは、記録されたステートメントをPLAYBACKコマンドを使用して再生する間は使用できません。
例
- 次の例では、
forコマンドの動作部にあるbreakコマンドを示します。配列stringのi番目のエレメントが'¥0'と等しい場合、breakコマンドによってforコマンドは終了します。for (i = 0; i < 5; i++) { if (string[i] == '¥0') break; length++; } - 次の
switchコマンドには、いくつかのcase文節 と 1 つのdefault文節が含まれます。文節ごとに、関数呼び出しおよびbreakコマンドが含まれています。breakコマンドは、switchの本文内で、後続のコマンドに制御権が移らないようにします。char key; key = '-'; AT LINE 15 switch (key) { case '+': add(); break; case '-': subtract(); break; default: printf("Invalid key\n"); break; }
