QR コード

QR スキャナーで読み取られたときに特定の Web サイトに誘導する、2 次元のバーコード形式のグラフィック・イメージを作成します。

QR スキャナーは一般的に、カメラ対応スマートフォンに無料でダウンロードできます。 スキャナーを QR コードに合わせると、QR コード・ビューで構成された特定の Web サイトに自動的に誘導されます。

データ・バインディング

「一般」プロパティー・タブでビューのデータ・バインディングの設定や変更を行います。 QR コード・ビューは、デフォルト値が http://www.ibm.comに設定されている String 変数にバインドされます。

構成プロパティー

「構成」で、ビューの外観および動作プロパティーを設定または変更します。 「イベント」で、数式構成プロパティーを設定します。

画面サイズ
プロパティー名の横に画面サイズ・アイコン 画面サイズ・アイコン がある構成プロパティーは、画面サイズごとに異なる値を持つことができます。 値を設定しない場合、画面サイズはそのデフォルト値として次に大きい画面サイズの値を継承します。
テーマ定義
テーマ定義は、ビューの色およびスタイルを指定し、その外観を決定します。 ビューのルック・アンド・フィールをテーマ・エディターでプレビューできます。 テーマを参照してください。

以下の表に、QR コード・ビューの外観構成プロパティーを示します。

表 1. QR コードの外観構成プロパティー
外観構成プロパティー 説明 データ・タイプ
ラベルの配置 画面サイズ・アイコン ビューのラベルの位置を指定します。
  • 上部
  • 左側
注: 左側のラベルは、指定されたビューの幅を変更します。
String
ラベルの幅 大画面アイコン ラベルの幅です。 幅の単位は px (ピクセル)、% (パーセント)、または em で指定できます。 例えば、50px、20%、または 0.4em のようにします。 単位タイプが指定されていない場合は、px と見なされます。 String
画面サイズ・アイコン ビューの幅を、ピクセル単位、パーセント単位、または em 単位で指定します。 例えば、 50px20% 、または 0.4emなどです。 単位タイプが指定されていない場合は、px とみなされます。 String
高さ 画面サイズ・アイコン ビューの高さを指定します (px (ピクセル) または em 単位)。 単位タイプが指定されていない場合は、px とみなされます。 String
背景イメージの URL QR ビューの背景イメージの URL を指定します。 String
以下の表に、QR コード・ビューの動作構成プロパティーをリストします。
表 2. QR コードの動作構成プロパティー
動作構成プロパティー 説明 データ・タイプ
エラー補正レベル QR コードに使用するエラー補正レベルを指定します。 各エラー・コードにより、対象の環境で予想される QR コードの損傷度合い、そのために必要となるエラー補正の程度に応じて、異なる量のバックアップ・データが追加されます。
  • レベル L - 7% の損傷まで
  • レベル M - 15% の損傷まで
  • レベル Q - 25% の損傷まで
  • レベル H - 30% の損傷まで
String

イベント

「イベント」プロパティーで数式構成プロパティーおよびビューのイベント・ハンドラーの設定や変更を行います。 イベントをプログラムでトリガーするかユーザーがビューと対話したときにトリガーするように設定できます。 イベントの定義方法およびコーディング方法については、 ユーザー定義イベントを参照してください。
以下の表に、QR コード・ビューの数式構成プロパティーを示します。
表 3. QR コードの数式構成プロパティー
数式構成プロパティー 説明 データ・タイプ
QR コードの数式 QR コード値を計算するのに使用する数式または式を指定します。

数式について詳しくは、 数式を参照してください。

String
QR コード・ビューには、以下のタイプのイベント・ハンドラーがあります。
  • On load: QR コードのロード時にアクティブ化されます。 例:
    me.setQRCode("www.ibm.com")
  • On change: QR コード値が変更されたときにアクティブ化されます。 例:
    ${Text1}.setText(oldQRCode); ${Text2}.setText(newQRCode);

方法

QR コードに使用できるメソッドの詳細情報については、 QR コード JavaScript API を参照してください。

その他のリソース

Coach またはページの作成方法については、 Coach の作成を参照してください。
標準プロパティー (「一般」「構成」「位置決め」「可視性」、および 「HTML 属性」) について詳しくは、 「プロパティーの表示」を参照してください。