環境変数の設定

環境変数を設定して、デプロイ先の各環境で、ビジネス・アプリケーションで正しい値が使用されるようにします。

このタスクについて

作成する各アプリケーションとツールキットに、環境変数を含めることができます。 これらの環境変数を設定すると、デプロイ先がどのような環境であっても、あるいはその環境で実行時にどのような変更が行われる場合であっても、アプリケーションで正しい値が使用されます。 アプリケーションに、状況メッセージの表示を要求する実装が含まれているとします。 環境変数を使用することで、アプリケーションを実行する環境ごとに状況メッセージを設定できます。 また、管理者は、アプリケーションがインストールされた後に、Business Automation Navigator から環境変数の値を検証および調整できます。
注: 管理者は、 Business Automation Navigatorから アプリケーション・リソース および 環境変数 の値を検証および変更できます。

手順

  1. ビジネス・アプリケーションまたはツールキットを開きます。
  2. アプリケーション・プロジェクト設定をクリックし、 環境変数をクリックします。
  3. 「環境変数の追加」ボタン ボタンをクリックして変数を追加します。 他のアプリケーションやツールキットから変数をコピーするには、 「環境変数のインポート」ボタン ボタンをクリックします。 インポートすると、他のアプリケーションやツールキットからコピーまたは移動された成果物が参照する環境変数を素早く追加できます。
  4. 「名前」セルで <NEW VARBL> プレースホルダーをクリックし、新しい環境変数の名前を入力して、Enter キーを押します。 環境変数名は、有効な JavaScript ID でなければなりません。 文字または下線で始まっている必要があり、 文字、数字、または下線のみを含めることができます。
    ヒント: 複数の環境変数を使用してオブジェクトを作成できます。 環境変数名にドットが含まれている場合、ランタイムは暗黙の構造に基づいて JavaScript オブジェクトを作成しようとします。 したがって、 company.IDcompany.name を追加すると、 tw.env.company が ID と名前のプロパティーを持つ JavaScript オブジェクトとして作成されます。
  5. 新しく入力した変数の「値」セルをクリックし、必ずストリングで値を入力します。 その後で、Enter キーを押します。
  6. 現在のアプリケーションのスクリプトで複数の変数の 1 つを使用するには、前に tw.envが付いた変数名を使用できます。 変数名 tw.env を使用して、アプリケーションと従属ツールキットで定義されている環境変数にアクセスすることもできます。 アプリケーションとツールキットに同じ名前が定義されている場合は、アプリケーションに定義されている名前が使用されます。
  7. 環境変数を削除する場合は、変数のセルをクリックし、 Xをクリックします。

次のタスク

環境変数を作成すると、それをアクションで使用できます。 アプリケーションで環境変数を使用するには、そのアプリケーションに移動し、「変数」タブをクリックします。次に、「環境変数」をクリックし、作成した環境変数を追加します。