中間メッセージ・イベントおよびメッセージ終了イベントを使用したメッセージの送信

プロセスの実行中に送信されるメッセージ・イベント、またはパスの最後にメッセージを送信する際のメッセージ終了イベントをモデル化するときは、中間メッセージ・イベントをプロセスに組み込みます。

例えば、外部サービスを呼び出したり、1 つ以上の別のプロセスの開始イベントで受信されるメッセージを送信したりできます。 メッセージ・イベントは、シーケンス・ラインで接続されたプロセス・フローに組み込むことができます。 中間メッセージ・イベントには入力シーケンス・フローと出力シーケンス・フローがありますが、メッセージ終了イベントには入力シーケンス・フローしかありません。
ヒント: プロセスにメッセージ・イベントを追加する際には、すべてのタイプのメッセージ・イベントに適用される「 メッセージ・イベントのモデル化 」の一般情報に注意する必要があります。

手順

  1. プロセスを開き、中間または終了イベントをパレットからダイアグラムにドラッグします。
  2. ダイアグラムで、新規イベントを選択します。
  3. 「プロパティー」 タブで、 「一般」をクリックします。 プロセス・フローに組み込まれる中間イベントのデフォルト実装は、メッセージです。 メッセージ終了イベントを作成している場合は、終了イベント・タイプとして「メッセージ」を選択します。
  4. 中間メッセージ・イベントを作成する場合は、ドロップダウン・リストで中間イベント・タイプとして 「メッセージ (送信)」 を選択します。 デフォルトでは、すべてのメッセージ終了イベントでメッセージ終了イベントが送信されています。
  5. 「イベント・プロパティー」 セクションで、以下のいずれかのアクションを実行します。
    • 既存の Undercover Agent を選択するには、「添付されたメッセージ UCA」フィールドの横にある「選択」をクリックします。
    • Undercover Agent を作成するには、「新規」をクリックします。 Undercover Agentを参照してください。
    重要: メッセージの送信側と受信側の両方が同じ Undercover Agent を使用する必要があります。 例えば、メッセージの送信側が別のプロセスのメッセージ終了イベントである場合は、受信側の中間イベントと送信側の他のプロセスのメッセージ終了イベントの両方で同じ Undercover Agent を選択してください。
    ヒント: Undercover Agent がメッセージ・トリガーとして機能するには、スケジュール・タイプが 「イベント時」 でなければなりません。 また、選択した Undercover Agent に添付されるサービスには、イベントからの情報の受け渡しと相関をできるようにするために 1 つ以上の入力変数が含まれている必要があります。
  6. 終了イベントを作成した場合は、入力マッピングを指定します。
    1. 「プロパティー」 タブで、 「データ・マッピング」をクリックします。
    2. 「入力」 セクションを開きます。
    3. 各入力変数をプロセス内のローカル変数にマップします。
      各変数を選択し、以下のいずれかのアクションを実行します。
      • 変数セレクター・アイコンをクリックして、各入力変数をプロセス内のローカル変数にマップします。
      • リテラル値またはローカル変数の名前を入力します。
      • 変数のデフォルト値を使用するには、「デフォルトを使用」をクリックします。 このチェック・ボックスを有効にすると、変数セレクター・アイコンが無効になります。