エンタープライズ・コンテンツ管理システムのイベント・ハンドラーの作成

エンタープライズ・コンテンツ管理 (ECM) サーバーで発生するコンテンツ・イベントに関する情報を取得するには、ECM システムにイベント・ハンドラーをインストールする必要があります。 イベント・ハンドラーは、適切な IBM BPM API を呼び出すことにより、 IBM® Business Automation Workflow システムにイベントを通知します。 これらのイベントは、 IBM Business Automation Workflow システム上のプロセスで受信できます。

このタスクについて

  • IBM FileNet® Content Managerを使用する場合、独自のイベント・ハンドラーを作成する必要はありません。実行する必要があるのは、 FileNet Content Managerで説明されているアクションのみです。
  • FileNet Content Manager を使用しない場合は、ECM システム用の独自のイベント・ハンドラーを作成する必要があります。 イベント・ハンドラーを実装して構成するために、ECM システムとそのフレームワークについてよく理解しておいてください。 また、ECM システムの具体的な要件を計画してください。
ヒント: イベントハンドラのソースファイルは FileNet Content Manager イベントハンドラのソースファイルは install_root\BPM\EventHandlers\ECM\FileNet\filenet-bpm-event-handler-51-src.jar にあります。 イベント・ハンドラ FileNet Content Manager イベントハンドラの概念を理解するには FileNet Content Manager参照してください。 外部リンクは新しいウィンドウまたはタブで開きます.

手順

  1. イベント・ハンドラーでサポートする必要がある ECM イベントを特定します。
    以下の表に、 Business Automation Workflowでサポートされる ECM イベントの Business Automation Workflow 名をリストします。
    表 1. Business Automation Workflow でサポートされる ECM イベント
    サポートされる ECM イベント イベントを適用できるオブジェクト・タイプ
    CheckedIn 文書
    CheckedOut 文書
    CheckOutCanceled 文書
    ClassChanged フォルダーまたは文書
    ClassifyCompleted 文書
    Created フォルダーまたは文書
    Deleted フォルダーまたは文書
    Filed フォルダー
    Frozen 文書
    Locked フォルダーまたは文書
    PublishCompleted 文書
    PublishRequested 文書
    SecurityUpdated フォルダーまたは文書
    StateChanged 文書
    Unfiled フォルダー
    Unlocked フォルダーまたは文書
    Updated フォルダーまたは文書
    VersionDemoted 文書
    VersionPromoted 文書
    ヒント: イベント・タイプについて詳しくは、REST API ECM イベント・リソース・リファレンスのトピックを参照してください。
  2. 通知が必要なイベントごとに、ECM システムで使用される、対応するイベント名を特定します。
  3. ECM イベント・ハンドラーが Business Automation Workflow システムに接続するために必要な情報を取得する方法を計画します。
    例えば、 FileNet Content Manager イベント・ハンドラー BPMEventHandlerは、 FileNet Content Managerに保管されているプロパティー・ファイルに定義されている接続情報をロードします。
  4. ECM システムでイベント通知を受け取り、それらを該当する Business Automation Workflow システムへの対応する呼び出しに変換するためのコードを計画します。
    例えば、 FileNet Content Manager イベント・ハンドラー BPMEventHandlerでは、 BPMEventType メソッドは、 FileNet Content Manager イベント・タイプを、対応する Business Automation Workflow イベント通知 API メソッド名に変換します。
  5. 要件および ECM システムで提供されるイベント処理フレームワークに応じて、イベント・ハンドラーを作成します。
    ご使用の ECM システムの資料を参照してください。
  6. ECM システムにイベント・ハンドラーをデプロイして構成します。
  7. 必要なイベントに対してイベント・ハンドラーが呼び出されていること、およびイベントが適切な Business Automation Workflow サーバーに送信されていることを確認してください。
  8. ECM システムからのイベント通知を受信する Business Automation Workflow プロセスを作成できることを確認します。 文書イベントとフォルダー・イベントのサブスクライブを実行します。