インスペクターの解説
インスペクターを使用して、反復型開発中にプロセス、サービス、およびタスクを実行およびデバッグすることができます。
プロセスまたはクライアント・サイド・ヒューマン・サービスを実行すると、インスペクターがダイアグラムの右側に開き、インスタンスに関する情報が表示されます。 プロセスを構成するタスク、アクティビティー、およびデータは、各セクションにグループ化されます。 これらのセクションを展開し、各タスクまたはアクティビティーで使用可能なアクションを表示できます。 タスクまたはアクティビティーをクリックして、その詳細を表示することができます。 インスペクターの上部には、インスタンスの状態に応じて使用可能なアクションのメニューもあります。 インスペクターの各セクション、セクションに表示される情報、および実行できるアクションについて、以下の表に示します。
セクション | 説明 |
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役職 | プロセスまたはサービスの名前、およびインスタンス ID。 例: Hiring Process:54 |
アクション | インスタンスで実行できるアクション。 例えば、プロセス・インスタンスの中断や終了などのアクションを選択できます。 |
詳細 | プロセス名、プロセス・アプリケーション名、その状況、およびプロセス・インスタンスが開始された時刻など、インスタンスに関する情報。 |
アクティビティー | プロセス内のアドホック・アクティビティー、および各アクティビティーに使用できるアクション。 アクティビティーを状況でフィルタリングできます。
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タスク | インスタンスを構成するタスク、および各タスクに使用できるアクション。 タスクをクリックすると、そのタスクに関する情報を表示できます。 |
場所 | タスクの場合、現在トークンを持っているステップと、そのトークンを待機しているすべての親プロセス。 |
データ | 選択したプロセス・インスタンス、アクティビティー、またはタスクに関連付けられたデータ。 データを編集して、その値を変更することができます。ただし、プロセス・インスタンスが完了または終了している場合や、タスクが閉じている場合を除きます。 これらの状態にあるインスタンスおよびタスクのデータは、編集できません。 例えば、問題のあるアクティビティーがあり、そのアクティビティーが特定の変数を更新していない場合は、それらの変数を編集して、フローがそのアクティビティーから移動する時点で変数に適切な値が設定された状態にすることができます。 注意JSONObject変数の値はJSON文字列として表示されます。 値を編集すると、変数のプロパティは新しいJSON文字列で完全に置き換えられる。
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タイマー | 現在アクティブなタイマー。 タイマーをトリガーして、タイマーから出るパスに沿って即時にフローを送信することができます。 例えば、review アクティビティーに、エスカレーション・パスに続く添付タイマー (境界イベント) が関連付けられているとします。 このタイマーをオーバーライドすると、フローは直ちにエスカレーション・パスに進みます。 遅延を作成するタイマーをオーバーライドすると、遅延が取り消されます。 |
メッセージ・イベント | 現在メッセージの受信を待機中のメッセージ・イベント。 |
リレーションシップ | 選択したインスタンスと他のインスタンスとのリレーションシップ。 各リレーションシップのタイプは、以下のいずれかです。
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